エフサステクノロジーズ株式会社

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SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)

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NTPサーバー アドレスの設定

ネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバーへの接続を設定すると、コントローラーがNTPサーバーを定期的に照会して内部のクロックを更新できるようになります。

開始する前に
  • ネットワークにNTPサーバーをインストールし、設定する必要があります。

  • プライマリーNTPサーバーとオプションのバックアップNTPサーバーのアドレスを確認しておく必要があります。これらのアドレスには、完全修飾ドメイン名、IPv4アドレス、またはIPv6アドレスを使用できます。

NTPサーバーのドメイン名を1つ以上入力した場合は、NTPサーバー アドレスを解決できるようにDNSサーバーも設定する必要があります。DNSサーバーの設定が必要となるのは、NTPを設定してドメイン名を指定したコントローラーだけです。

タスク概要

NTPを設定すると、ストレージ システムがSimple Network Time Protocol(SNTP)を使用してコントローラーのクロックを外部ホストと自動的に同期できるようになります。コントローラーは設定されたNTPサーバーを定期的に照会し、その結果を使用して内部のクロックを更新します。一方のコントローラーだけでNTPが有効になっている場合、代替コントローラーのクロックはNTPが有効なコントローラーと定期的に同期されます。どちらのコントローラーでもNTPが有効になっていない場合は、定期的にコントローラー間で相互にクロックが同期されます。

両方のコントローラーでNTPを設定する必要はありませんが、設定しておくことで、ハードウェア障害や通信障害が発生した場合にストレージ システムの同期度が向上します。

手順
  1. [ハードウェア] を選択します。

  2. 図にドライブが表示された場合は、[シェルフ背面を表示] をクリックします。

    図の表示が切り替わり、ドライブではなくコントローラーが表示されます。

  3. 設定するコントローラーをクリックします。

    コントローラーのコンテキスト メニューが表示されます。

  4. [NTP サーバーの設定] を選択します。

    [ネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバーの設定] ダイアログ ボックスが開きます。

  5. [コントローラで NTP を有効にする]A または B)を選択します。

    ダイアログ ボックスにその他のオプションが表示されます。

  6. 次のいずれかのオプションを選択します。

    • NTP サーバー アドレスを DHCP サーバーから自動的に取得する
      検出されたNTPサーバー アドレスが表示されます。

      静的なNTPアドレスを使用するようにストレージ システムが設定されている場合、NTPサーバーは表示されません。

    • NTP サーバー アドレスを手動で指定する
      プライマリーNTPサーバーのアドレスとバックアップNTPサーバーのアドレスを入力します。バックアップ サーバーはオプションです(アドレス フィールドはラジオ ボタンを選択すると表示されます)。サーバー アドレスには、完全修飾ドメイン名、IPv4アドレス、またはIPv6アドレスを指定できます。

  7. オプション: バックアップNTPサーバーのサーバー情報および認証クレデンシャルを入力します。

  8. [保存] をクリックします。

結果

コントローラー設定の [DNS / NTP] タブに、NTPサーバー設定が表示されます。

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