エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)

to English version

グラフィカルなパフォーマンス データの表示

論理オブジェクト、物理オブジェクト、アプリケーション、およびワークロードのパフォーマンス グラフ データを表示できます。

タスク概要

パフォーマンス グラフには、履歴データおよびキャプチャー中のライブ データが表示されます。「ライブ更新」というラベルの付いたグラフ上の縦線は、履歴データとライブ データを区別するものです。

[ホーム]ページ ビュー

*[ホーム]* ページには、ストレージ システム レベルのパフォーマンスを示すグラフがあります。このビューから限定された指標を選択するか、または *[パフォーマンスの詳細を表示]* をクリックして使用可能なすべての指標を選択できます。

詳細表示

詳細なパフォーマンス ビューでは、3つのタブからそれぞれグラフを使用できます。

  • 論理ビュー
    ボリューム グループおよびプール別にグループ化された論理オブジェクトのパフォーマンス データが表示されます。論理オブジェクトには、ボリューム グループ、プール、ボリュームがあります。

  • 物理ビュー
    コントローラー、ホスト チャネル、ドライブ チャネル、およびドライブのパフォーマンス データが表示されます。

  • アプリケーションとワークロード ビュー
    アプリケーション タイプおよび定義済みのワークロード別にグループ化された論理オブジェクト(ボリューム)のリストが表示されます。

手順
  1. [ホーム] を選択します。

  2. システムレベルのビューを選択するには、[IOPS][MiB/秒]、または [CPU] のいずれかのボタンをクリックします。

  3. 詳細を表示するには、[パフォーマンスの詳細を表示] をクリックします。

  4. [論理ビュー] タブ、[物理ビュー] タブ、または [アプリケーションとワークロード ビュー] タブを選択します。

    オブジェクト タイプに応じて異なるグラフが各タブに表示されます。

    ビューのタブ 各オブジェクト タイプについて表示されるパフォーマンス データ

    論理ビュー

    • ストレージ システム:IOPS、MiB/秒

    • プール:レイテンシ、IOPS、MiB/秒

    • ボリューム グループ:レイテンシ、IOPS、MiB/秒

    • ボリューム:レイテンシ、IOPS、MiB/秒

    物理ビュー

    • コントローラー:IOPS、MiB/秒、CPU、ヘッドルーム

    • ホスト チャネル:レイテンシ、IOPS、MiB/秒、ヘッドルーム

    • ドライブ チャネル:レイテンシ、IOPS、MiB/秒

    • ドライブ:レイテンシ、IOPS、MiB/秒

    アプリケーションとワークロード ビュー

    • ストレージ システム:IOPS、MiB/秒

    • アプリケーション:レイテンシ、IOPS、MiB/秒

    • ワークロード:レイテンシ、IOPS、MiB/秒

    • ボリューム:レイテンシ、IOPS、MiB/秒

  5. オプションを使用して、必要なオブジェクトと情報を表示します。

    オプション
    オブジェクトを表示するためのオプション 説明

    ドロワーを展開してオブジェクトのリストを表示する。

    ナビゲーション ドロワーには、プール、ボリューム グループ、ドライブなどのストレージ オブジェクトが含まれています。

    ドロワーをクリックすると、ドロワー内のオブジェクトのリストが表示されます。

    表示するオブジェクトを選択する。

    各オブジェクトの左側にあるチェック ボックスをオンにして、表示するパフォーマンス データを選択します。

    フィルターを使用して、オブジェクト名または名前の一部を検索する。

    [フィルタ]ボックスに、オブジェクトの名前または名前の一部を入力して、それらのオブジェクトだけをドロワーに表示します。

    オブジェクトを選択してから [グラフの表示を更新] をクリックする。

    ドロワーからオブジェクトを選択したら、[グラフの表示を更新] を選択して、選択した項目のグラフィカルなデータを表示します。

    グラフの表示と非表示を切り替える。

    グラフの表示と非表示を切り替えるには、グラフのタイトルを選択します。

  6. 必要に応じて、パフォーマンス データを表示するための追加のオプションを使用します。

    その他のオプション
    オプション 説明

    期間

    表示する期間(5分、1時間、8時間、1日、7日、30日)を選択します。デフォルトは1時間です。

    30日間のパフォーマンス データをロードするには数分かかることがあります。データのロード中は、Web ページから移動したり閉じたりしないでください。また、ブラウザーをリフレッシュしないでください。

    データ ポイントの詳細

    グラフにカーソルを合わせると、特定のデータ ポイントの指標が表示されます。

    スクロール バー

    グラフの下にあるスクロール バーを使用すると、前後の期間を表示できます。

    ズーム バー

    グラフの下にあるズーム バー ハンドルをドラッグすると、期間の表示を縮小できます。ズーム バーを広げるほど、グラフの粒度が低下します。

    グラフをリセットするには、いずれかの期間のオプションを選択します。

    ドラッグ アンド ドロップ

    グラフ上で、カーソルをある時点から別の時点にドラッグすると、特定の期間を拡大表示できます。

    グラフをリセットするには、いずれかの期間のオプションを選択します。