SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)
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SnapshotイメージとSnapshotボリュームの作成ワークフロー
ベース ボリューム、リザーブ容量、およびSnapshotグループ
SnapshotおよびSnapshotオブジェクトの作成
Snapshotイメージの管理
ベース ボリュームのSnapshotイメージのロールバックの開始
Snapshotボリュームの管理
ミラーリング
非同期ミラー整合性グループの管理
非同期に関するFAQ
選択したミラーリング機能にアクセスできない場合、どのような理由が考えられますか?
ミラー整合性グループを作成するときは、どのような点に注意する必要がありますか?
非同期ミラーリング - ミラー ペアを作成するときは、どのような点に注意する必要がありますか?
ミラー ペア ボリュームでリザーブ容量を増やすときは、どのような点に注意する必要がありますか?
リザーブ容量を要求した量で増やせない場合、どのような理由が考えられますか?
表に「該当なし」と表示される場合、どのような理由が考えられますか?
プールおよびボリューム グループが一部表示されないのはなぜですか?
非同期ミラーリング - ボリュームが一部表示されないのはなぜですか?
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システム設定
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アップグレードの管理
SnapshotスケジュールとSnapshot整合性グループ
Snapshotイメージの収集スケジュールを使用し、Snapshot整合性グループを使用して複数のベース ボリュームを管理します。
ベース ボリュームのSnapshot処理を簡単に管理するために、次の機能を使用できます。
-
Snapshotスケジュール
1個のベース ボリュームのSnapshotを自動的に作成します。 -
Snapshot整合性グループ
複数のベース ボリュームを1つのエンティティとして管理します。
Snapshotスケジュール
ベース ボリュームのSnapshotを自動的に作成する場合は、スケジュールを作成できます。たとえば、毎月第1土曜日の午前0時にSnapshotイメージを作成するスケジュールを定義できます。任意の日時を指定することもできます。1つのスケジュールにつき最大32個のSnapshotに達すると、スケジュールされたSnapshotを一時停止して追加のリザーブ容量を作成したり、Snapshotを削除したりできます。Snapshotを手動で削除することも、削除プロセスを自動化することもできます。Snapshotイメージが削除されたら、追加のリザーブ容量を再利用できます。
Snapshot整合性グループ
複数のボリュームで同時にSnapshotイメージが作成されるようにする場合は、Snapshot整合性グループを作成します。Snapshotイメージの操作がSnapshot整合性グループに対してまとめて実行されます。たとえば、タイムスタンプが同じすべてのボリュームの同期されたSnapshotのスケジュールを設定できます。Snapshot整合性グループは、複数のボリュームにまたがるアプリケーションに最適です(あるボリュームにログを格納して別のボリュームにデータベース ファイルを格納するデータベース アプリケーションなど)。
Snapshot整合性グループに含まれるボリュームはメンバー ボリュームと呼ばれます。整合性グループにボリュームを追加する場合は、そのメンバー ボリュームに対応する新しいリザーブ容量がSANtricity System Managerによって自動的に作成されます。各メンバー ボリュームのSnapshotイメージを自動的に作成するスケジュールを定義できます。
1 リザーブ容量、2 メンバー ボリューム、3 整合性グループのSnapshotイメージ