SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)
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Snapshotボリュームの管理
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非同期ミラー整合性グループの管理
非同期に関するFAQ
選択したミラーリング機能にアクセスできない場合、どのような理由が考えられますか?
ミラー整合性グループを作成するときは、どのような点に注意する必要がありますか?
非同期ミラーリング - ミラー ペアを作成するときは、どのような点に注意する必要がありますか?
ミラー ペア ボリュームでリザーブ容量を増やすときは、どのような点に注意する必要がありますか?
リザーブ容量を要求した量で増やせない場合、どのような理由が考えられますか?
表に「該当なし」と表示される場合、どのような理由が考えられますか?
プールおよびボリューム グループが一部表示されないのはなぜですか?
非同期ミラーリング - ボリュームが一部表示されないのはなぜですか?
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SAMLを設定および有効にするときは、どのような点に注意する必要がありますか?
認証のためにSecurity Assertion Markup Language(SAML)の機能を設定して有効にする前に、次の要件を満たしていることを確認し、SAMLの制限事項を理解しておきます。
要件
作業を開始する前に、次の点を確認します。
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ネットワークにアイデンティティー プロバイダー(IdP)を設定しておきます。IdPは、ユーザーにクレデンシャルを要求して認証されたユーザーかどうかを確認するための外部システムです。IdPの保守は社内のセキュリティ チームが行います。
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IdP管理者が、IdPシステムでユーザー属性とユーザー グループを設定しておく必要があります。
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IdP管理者が、認証時に名前IDを返す機能がIdPでサポートされていることを確認しておく必要があります。
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IdPサーバーとコントローラーのクロックを同期しておきます(NTPサーバーを使用するかコントローラーのクロックの設定を調整します)。
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IdPのメタデータ ファイルをIdPシステムからダウンロードし、SANtricity System Managerへのアクセスに使用するローカル システムで使用できるようにしておきます。
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ストレージ システムの各コントローラーのIPアドレスまたはドメイン名を確認しておきます。
制限事項
上記の要件に加えて、次の制限事項を理解しておきます。
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SAMLを有効にした場合、ユーザー インターフェイスで無効にしたり、IdP設定を編集したりすることはできません。SAMLの設定を無効にしたり編集したりする必要がある場合は、弊社のサポートにお問い合わせください。最後の設定手順でSAMLを有効にする前に、SSOログインをテストすることを推奨します(SSOログイン テストはSAMLが有効になる前にシステムでも実行されます)。
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あとでSAMLを無効にすると、以前の設定(ローカル ユーザー ロール、ディレクトリー サービス、またはその両方)が自動的にリストアされます。
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現在ユーザー認証にディレクトリー サービスが設定されている場合は、SAMLによって上書きされます。
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SAMLを設定すると、次のクライアントがストレージ システム リソースにアクセスできなくなります。
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コマンドライン インターフェイス(CLI)
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ソフトウェア開発キット(SDK)クライアント
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インバンド クライアント
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HTTPベーシック認証REST APIクライアント
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標準のREST APIエンドポイントを使用したログイン
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