エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)

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パフォーマンスの用語

ストレージ システムに関連するパフォーマンスの用語を次に示します。

用語 説明

アプリケーション

アプリケーションとは、SQLやExchangeなどのソフトウェア プログラムです。

CPU

CPUは、Central Pocessing Unit(中央処理装置)の略です。ストレージ システムの処理能力のうち使用中の割合を示します。

ホスト

ホストは、ストレージ システム上のボリュームにI/Oを送信するサーバーです。

IOPS

IOPSは、1秒あたりのI/O処理数です。

レイテンシ

レイテンシは、読み取りまた書き込みコマンドなどの要求を送信してから、ホストまたはストレージ システムから応答が返されるまでの時間です。

LUN

論理ユニット番号(LUN)はホストがボリュームへのアクセスに使用する番号で、アドレス スペースに割り当てられます。ボリュームはLUNの形式でホストに容量として提示されます。

各ホストには独自のLUNアドレス スペースがあります。そのため、同じLUNを複数のホストで使用して、異なるボリュームにアクセスできます。

MiB

MiBは、メビバイト(メガ バイナリー バイト)の略です。1MiBは220(1,048,576)バイトです。10を基数とするMBとは異なる単位です。1MBは1,024KiBです。

オブジェクト

オブジェクトとはストレージのあらゆる論理または物理コンポーネントです。

論理オブジェクトには、ボリューム グループ、プール、ボリュームがあります。物理オブジェクトには、ストレージ システム、システム コントローラー、ホスト、ドライブがあります。

プール

プールは、論理的にグループ化されたドライブの集まりです。プールを使用して、ホストからアクセスできるボリュームを作成できます(ボリュームはプールまたはボリューム グループから作成します)。

読み取り

読み取り(読み取り処理)は、ホストからストレージ システムにデータを要求する処理です。

ボリューム

ボリュームは、アプリケーション、データベース、およびファイルシステムがデータを格納するコンテナです。ホストがストレージ システムのストレージにアクセスするために作成される論理コンポーネントです。

ボリュームは、プールまたはボリューム グループの使用可能な容量から作成します。ボリュームごとに容量が定義されています。ボリュームが複数のドライブで構成される場合でも、ホスト側では1つの論理コンポーネントとして認識されます。

ボリューム名

ボリューム名は、ボリュームの作成時に割り当てられる文字列です。デフォルトの名前をそのまま使用することも、ボリュームに格納されたデータのタイプを表した名前を指定することもできます。

ボリューム グループ

ボリューム グループは、同じ特性を持つボリュームのコンテナです。ボリューム グループごとに容量とRAIDレベルが定義されています。ボリューム グループを使用して、ホストにアクセス可能なボリュームを1つ以上作成することができます(ボリュームはボリューム グループまたはプールから作成します)。

ワークロード

ワークロードは、アプリケーションをサポートするストレージ オブジェクトです。ワークロード(インスタンス)はアプリケーションごとに1つ以上定義できます。一部のアプリケーションについては、特性が似たボリュームで構成されるようにワークロードが設定されます。これらのボリューム特性は、ワークロードがサポートするアプリケーションのタイプに基づいて最適化されます。たとえば、Microsoft SQL Serverアプリケーションをサポートするワークロードを作成し、そのワークロード用のボリュームを作成すると、Microsoft SQL Serverをサポートするようにボリューム特性が最適化されます。

書き込み

書き込み(書き込み処理)は、ホストからストレージ システムに格納するデータを送信する処理です。

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