エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)

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複数のストレージ システムの検出

複数のシステムの検出では、管理サーバーが配置されているサブネット全体からすべてのストレージ システムを検出し、検出されたシステムを管理ドメインに自動的に追加します。

開始する前に
  • Security Adminの権限を含むユーザー プロファイルでログインする必要があります。

  • ストレージ システムのセットアップが完了し、正しく設定されている必要があります。

  • ストレージ システムのパスワードがSystem Managerの [アクセス管理] タイルで設定されている必要があります。

  • 信頼されていない証明書を解決するには、認証局(CA)の信頼された証明書ファイルがローカル システム上にある必要があります。

システムの検出は複数の手順で構成されます。

手順 1:ネットワーク アドレスの入力

ローカルのサブネットワーク全体から検索するには、ネットワーク アドレスの範囲を入力します。到達できたストレージ システムが [追加 / 検出] ページに表示され、管理ドメインに追加できます。

何らかの理由で検出処理を中止する場合は、[検出の中止] をクリックします。

手順
  1. [管理] ページで、[追加 / 検出] を選択します。

    [追加 / 検出] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [ネットワーク アドレス範囲に含まれるすべてのストレージ システムを検出] ラジオ ボタンを選択します。

  3. ローカル サブネットワーク全体から検索する開始ネットワーク アドレスと終了ネットワーク アドレスを入力し、[検出の開始] をクリックします。

    検出プロセスが開始されます。この検出プロセスが完了するまでに数分かかることがあります。ストレージ システムが検出された順に [追加 / 検出] ページの表に表示されていきます。

    管理可能なシステムが検出されない場合は、ストレージ システムがネットワークに適切に接続されていて、割り当てられたアドレスが範囲内にあることを確認してください。[新しい検出パラメータ] をクリックして [追加 / 検出] ページに戻ります。

  4. 検出されたストレージ システムのリストを確認します。

  5. 管理ドメインに追加するストレージ システムの横にあるチェックボックスを選択し、[次へ] をクリックします。

    管理ドメインに追加する各システムについて、Unified Managerでクレデンシャルのチェックが実行されます。そのシステムに関連付けられている自己署名証明書や信頼されていない証明書の解決が必要になる場合があります。

  6. [次へ] をクリックしてウィザードの次の手順に進みます。

手順 2:検出時の自己署名証明書の解決

検出プロセスでは、ストレージ システムに信頼できるソースからの証明書があるかどうかが確認されます。

手順
  1. 次のいずれかを実行します。

    • 検出されたストレージ システムへの接続を信頼する場合は、ウィザードの次のカードに進みます。自己署名証明書は信頼済みとしてマークされ、ストレージ システムはUnified Managerに追加されます。

    • ストレージ システムへの接続を信頼できない場合は、[キャンセル] を選択し、ストレージ システムのセキュリティ証明書の方針を確認してからUnified Managerにストレージ システムを追加してください。

  2. [次へ] をクリックしてウィザードの次の手順に進みます。

手順 3:検出時の信頼されていない証明書の解決

信頼されていない証明書の問題は、ストレージ システムからUnified Managerへのセキュアーな接続を確立しようとしたときに、接続が安全であることが確認できないと発生します。システムの検出時に信頼されていない証明書を解決するには、信頼できる第三者機関が発行した認証局(CA)証明書(CA署名証明書)をインポートします。

信頼された追加のCA証明書のインストールが必要になる可能性があるのは、次のいずれかに該当する場合です。

  • ストレージ システムを新たに追加した。

  • 一方または両方の証明書の期限が切れている。

  • 一方または両方の証明書が失効している。

  • 一方または両方の証明書のルート証明書または中間証明書がない。

手順
  1. 信頼されていない証明書を解決するストレージ システムの横にあるチェックボックスを選択し、[インポート]ボタンを選択します。

    信頼された証明書ファイルをインポートするためのダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [参照] をクリックし、ストレージ システムの証明書ファイルを選択します。

    ダイアログ ボックスにファイル名が表示されます。

  3. [インポート] をクリックします。

    ファイルがアップロードされて検証されます。

    信頼されていない証明書の問題が未解決のストレージ システムはUnified Managerに追加されません。

  4. [次へ] をクリックしてウィザードの次の手順に進みます。

ステップ 4:パスワードの入力

管理ドメインにストレージ システムを追加するときは、ストレージ システムのパスワードを入力する必要があります。

手順
  1. Unified Managerに追加する各ストレージ システムのパスワードを入力します。

  2. オプション: ストレージ システムをグループに関連付けます。ドロップダウン リストから、選択したストレージ システムを関連付けるグループを選択します。

  3. [完了] をクリックします。

終了後の操作

ストレージ システムが管理ドメインに追加され、指定した場合は選択したグループに関連付けられます。

指定したストレージ システムへの接続がUnified Managerで確立されるまでに数分かかることがあります。

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