エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)

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イベント ログを使用したイベントの表示

ストレージ システムで発生したイベントの履歴レコードを提供するイベント ログを表示できます。

手順
  1. [サポート]>[イベント ログ]を選択します。

    [イベント ログ] ページが表示されます。

    ページの詳細
    項目 説明

    [すべて表示]フィールド

    すべてのイベントを表示するか、重大 / 警告イベントだけを表示するかを切り替えます。

    [フィルタ]フィールド

    イベントをフィルターします。たとえば、特定のコンポーネントに関連するイベントや特定のイベントだけを表示する場合に役立ちます。

    [列を選択]アイコン

    表示する他の列を選択できます。他の列には、イベントに関する追加情報が表示されます。

    チェック ボックス

    保存するイベントを選択できます。テーブルのヘッダーにあるチェック ボックスをオンにすると、すべてのイベントが選択されます。

    [日付 / 時刻]列

    コントローラー クロックに準じたイベントの日付と時刻のタイムスタンプ。

    イベント ログでは、最初にシーケンス番号に基づいてイベントをソートします。通常、このシーケンスは日付と時刻に対応します。ただし、ストレージ システム内の2つのコントローラー クロックは同期されない可能性があります。この場合、イベント ログに表示されるイベントと日時に不整合が生じる可能性があります。

    [優先度]列

    優先度の値は次のとおりです。

    • 重大
      ストレージ システムに問題があります。ただし、迅速に対処することで、データにアクセスできなくなる状況を回避できる可能性があります。重大イベントはアラート通知に使用されます。すべての重大イベントは、SNMPトラップを使用してネットワーク管理クライアントに送信されます。または、設定したEメール受信者に送信されます。

    • 警告
      別のエラーからのリカバリーのために、ストレージ システムのパフォーマンスや機能を低下させるエラーが発生しました。

    • 情報
      ストレージ システムに関連する、重大度の低い情報です。

    [コンポーネント タイプ]列

    イベントの影響を受けるコンポーネント。ハードウェア(ドライブ、コントローラーなど)またはソフトウェア(コントローラー ファームウェア)のどちらかです。

    [コンポーネントの場所]列

    ストレージ システム内のコンポーネントの物理的な場所。

    [説明]列

    イベントの説明。


    Drive write failure - retries exhausted

    [シーケンス番号]列

    ストレージ システムに関する特定のログ エントリを一意に識別する64ビットの番号。この番号は、新しいイベント ログ エントリが生成されるたびに1ずつ増えます。この情報を表示するには、[列を選択] アイコンをクリックします。

    [イベント タイプ]列

    ログに記録される各タイプのイベントを識別する4桁の数字。この情報を表示するには、[列を選択] アイコンをクリックします。

    [イベント固有のコード]列

    この情報は富士通のサポートが使用します。この情報を表示するには、[列を選択] アイコンをクリックします。

    [イベント カテゴリ]列

    • 障害
      ストレージ システム内のコンポーネントで障害(ドライブ障害、バッテリ障害など)が発生しました。

    • 状態変更
      状態が変化したストレージ システムの要素(最適ステータスに移行したボリューム、オフライン ステータスに移行したコントローラーなど)。

    • 内部
      ユーザーの操作を必要としないコントローラーの内部処理(コントローラーがstart-of-dayを完了した場合など)。

    • コマンド
      ストレージ システムに対して実行されたコマンド(ホット スペアが割り当てられた場合など)。

    • エラー
      ストレージ システムでエラー状態が検出されました(コントローラーがキャッシュを同期およびパージできない場合や、ストレージ システムで冗長性エラーが検出された場合など)。

    • 全般
      他のカテゴリーに属していないイベント。 この情報を表示するには、[列を選択]アイコンをクリックします。

    [ログ元]列

    イベントをログに記録するコントローラーの名前。この情報を表示するには、[列を選択]アイコンをクリックします。

  2. ストレージ システムから新しいイベントを取得するには、[リフレッシュ]をクリックします。

    イベントがログに記録されて [イベント ログ] ページに表示されるまでに数分かかることがあります。

  3. イベント ログをファイルに保存するには、次の手順を実行します。

    1. 保存する各イベントの横にあるチェック ボックスをオンにします。

    2. [保存] をクリックします。

      ブラウザーのダウンロード フォルダーに、major-event-log-timestamp.log という名前でファイルが保存されます。

  4. イベント ログからイベントをクリアするには、次の手順を実行します。

    イベント ログに約8,000個のイベントが格納されると、1つのイベントが新しいイベントに置き換えられます。イベントを保持する場合は、そのイベントを保存してイベント ログからクリアできます。

    1. 最初に、イベント ログを保存します。

    2. [すべてクリア] をクリックし、処理を実行することを確認します。

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