エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)

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ボリューム グループにボリュームの作成に十分な空き容量があるにもかかわらず、容量の過剰割り当てエラーが表示されるのはなぜですか?

選択したボリューム グループに1つまたは複数の空き容量領域がある可能性があります。空き容量領域は、ボリュームを削除するか、ボリュームの作成時に使用可能なすべての空き容量を使用しなかった場合に発生する空き容量です。

1つ以上の空き容量領域があるボリューム グループでボリュームを作成する場合、ボリュームの容量はそのボリューム グループ内の最も大きい空き容量領域以内に制限されます。たとえば、ボリューム グループに合計15GiBの空き容量があり、最も大きい空き容量領域が10GiBであるとすると、作成できるボリュームのサイズは最大10GiBです。

ボリューム グループに空き容量領域がある場合は、ボリューム グループのグラフに既存の空き容量領域の数を示すリンクが表示されます。リンクを選択すると各領域の容量が表示されます。

空き容量を統合すると、追加ボリュームを作成する際にボリューム グループ内の空き容量を最大限使用できるようになります。次のいずれかの方法を使用して、選択したボリューム グループの既存の空き容量を統合できます。

  • ボリューム グループで1つ以上の空き容量領域が検出されると、[ホーム] ページの [通知] 領域に、推奨事項として [空き容量の統合] が表示されます。[空き容量の統合] リンクをクリックするとダイアログ ボックスが開きます。

  • [プールとボリューム グループ]>[一般的でないタスク]>[ボリューム グループの空き容量を統合]を選択してダイアログ ボックスを開くこともできます。

最も大きい空き容量領域ではなく、特定の空き容量領域を使用する場合は、コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用します。

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