エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)

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パフォーマンス グラフとガイドライン

[パフォーマンス] ページに表示されるデータのグラフや表を使用すると、いくつかの主要領域におけるストレージ システムのパフォーマンスを評価できます。

パフォーマンス機能を使用すると、以下のタスクを実行できます。

  • パフォーマンス データをほぼリアルタイムで表示し、ストレージ システムに問題が発生しているかどうかを判断する。

  • パフォーマンス データをエクスポートしてストレージ システムの履歴を確認し、問題の発生時期や原因を特定する。

  • 表示するオブジェクト、パフォーマンス指標、期間を選択する。

  • 指標を比較する。

パフォーマンス データは、次の2つの形式で表示できます。

  • リアルタイムのグラフ
    パフォーマンス データをほぼリアルタイムでグラフに出力します。

  • ほぼリアルタイムの表(テーブルビュー)
    パフォーマンス データをほぼリアルタイムで表にリストします。 パフォーマンス データを save storageArray performanceStats コマンドを使用し、カンマ区切りのcsv形式で保存することができます。詳細については、ストレージ システムのパフォーマンス統計の保存を参照してください。

パフォーマンス データ形式の特徴

形式 サンプリング間隔 表示される期間 表示されるオブジェクトの最大数 データの保存

リアルタイムのグラフ、ライブ

リアルタイムのグラフ、履歴

10秒(ライブ)

5分(履歴)

表示されるデータ ポイントは選択した期間によって異なる

デフォルトは1時間。

選択肢:

  • 5分

  • 1時間

  • 8時間

  • 1日

  • 7日

  • 30日

5

×

ほぼリアルタイムの表(テーブルビュー)

10秒~1時間

最新の値

無制限

○ (csv形式)

パフォーマンス データの表示に関するガイドライン

  • パフォーマンス データの収集は常にオンです。オフにするオプションはありません。

  • ストレージ システムがサンプリング間隔で照会され、データが更新されます。

  • グラフ データでは、期間を5分に設定すると10秒ごとのサンプリングで5分間の平均が算出されます。その他すべての期間は5分ごとのサンプリングで、選択した期間の平均が算出されます。

  • グラフ表示のパフォーマンス データはリアルタイムで更新されます。表形式のパフォーマンス データはほぼリアルタイムで更新されます。

  • データの収集中に監視対象のオブジェクトが変わると、選択した期間全体をカバーするデータ ポイントがオブジェクトに存在しない場合があります。たとえば、ボリュームが作成、削除、割り当て、割り当て解除されるとボリューム セットが変わる場合があり、また、ドライブが追加、削除されたり、障害が発生する可能性もあります。

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