SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)

論理構成の設定を変更する処理がストレージ システムで行われていないことを確認してください。このような処理の例としては、ボリュームの作成または削除、コントローラー ファームウェアのダウンロード、ホット スペア ドライブの割り当てまたは変更、ボリューム グループへの容量（ドライブ）の追加などがあります。

ストレージ システムの構成を保存すると、ストレージ システムの設定、ボリュームの構成、ホストの構成、またはストレージ システムに対するホストとボリュームの割り当てを含むコマンドライン インターフェイス（CLI）スクリプトが生成されます。生成されたこのCLIスクリプトを使用して、ハードウェア構成がまったく同じ別のストレージ システムに構成をレプリケートできます。

ただし、ディザスタ リカバリーにはこのCLIスクリプトを使用しないでください。システムをリストアするには、代わりに、手動で作成する構成データベースのバックアップ ファイルを使用するか、富士通のサポートに問い合わせて最新のAutoSupportデータからこのデータを取得してください。

この処理では以下の設定は保存されません。

保存したストレージ システムの構成を別のストレージ システムにロードするには、SANtricityコマンドライン インターフェイス（SMcli）で -f オプションを指定して .cfg ファイルを適用します。