エフサステクノロジーズ株式会社

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SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)

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自動ロード バランシングの設定

自動ロード バランシング機能によって、ホストからの受信I/Oトラフィックが動的に管理され、両方のコントローラーに分散されます。この機能はデフォルトで有効になっていますが、SANtricity System Managerから無効にすることもできます。

タスク概要

自動ロード バランシングを有効にすると、次の機能が実行されます。

  • コントローラーのリソース利用率が自動的に監視されて負荷が分散されます。

  • ボリュームのコントローラー所有権が必要に応じて自動的に調整され、ホストとストレージ システムの間のI/O帯域幅が最適化されます。

自動ロード バランシングは、ストレージ システムの状況に応じて無効にすることもできます。たとえば次のような場合です。

  • 特定のボリュームのコントローラー所有権については、ワークロードを分散するために自動的に変更されないようにしたい。

  • 高度に調整された環境で、コントローラー間の負荷分散が特定の要件を満たすように意図的に設定されている。

手順
  1. [設定]>[システム]を選択します。

  2. [その他の設定] まで下にスクロールして、[自動ロード バランシングの有効化 / 無効化] をクリックします。

    この機能が現在有効か無効かを示すテキストがこのオプションの下に表示されます。

    確認のダイアログ ボックスが開きます。

  3. [はい] をクリックして続行し、操作を確定します。

    このオプションを選択すると、機能の有効と無効を切り替えることができます。

    この機能を無効から有効に切り替えた場合は、ホスト接続のレポート機能も自動的に有効になります。

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