エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)

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メール サーバーとアラートの受信者の設定

Eメール アラートを設定するには、メール サーバー アドレスとアラート受信者のEメール アドレスを指定する必要があります。Eメール アドレスは20個まで指定できます。

開始する前に
  • メール サーバーのアドレスを確認しておく必要があります。アドレスには、IPv4アドレス、IPv6アドレス、または完全修飾ドメイン名を使用できます。

    完全修飾ドメイン名を使用するには、両方のコントローラーにDNSサーバーを設定する必要があります。DNSサーバーは [ハードウェア] ページで設定できます。

  • アラート送信者として使用するEメール アドレスを確認しておく必要があります。このアドレスは、アラート メッセージの「送信元」フィールドに表示されます。SMTPプロトコルでは送信者アドレスが必要です。ない場合はエラーになります。

  • アラート受信者のEメール アドレスを確認しておく必要があります。通常、受信者には、ネットワーク管理者やストレージ管理者のアドレスを指定します。Eメール アドレスは20個まで入力できます。

タスク概要

このタスクでは、メール サーバーを設定し、送信者と受信者のEメール アドレスを入力し、入力したすべてのEメール アドレスを [アラート] ページからテストする方法について説明します。

Eメール アラートは初期セットアップウィザードから設定することもできます。

手順
  1. [設定]>[アラート]を選択します。

  2. [E メール] タブを選択します。

    Eメール サーバーがまだ設定されていない場合は、[E メール] タブに「メール サーバの設定」と表示されます。

  3. [メール サーバの設定] を選択します。

    [メール サーバの設定] ダイアログ ボックスが開きます。

  4. メール サーバーの情報を入力し、[保存] をクリックします。

    • メール サーバーのアドレス
      メール サーバーの完全修飾ドメイン名、IPv4アドレス、またはIPv6アドレスを入力します。

      完全修飾ドメイン名を使用するには、両方のコントローラーにDNSサーバーを設定する必要があります。DNSサーバーは [ハードウェア] ページで設定できます。

    • E メール送信者のアドレス
      Eメールの送信者として使用する有効なEメール アドレスを入力します。このアドレスは、Eメール メッセージの「送信元」フィールドに表示されます。

    • 暗号化
      メッセージを暗号化する場合は、暗号化タイプとして [SMTPS] または [STARTTLS] のいずれかを選択し、使用するポート番号を選択します。暗号化しない場合は、[なし] を選択します。

    • ユーザー名とパスワード
      必要に応じて、送信者および送信元メール サーバーの認証に使用するユーザー名とパスワードを入力します。

    • E メールに連絡先情報を含める
      アラート メッセージに送信元の連絡先情報を含める場合は、このオプションを選択して名前と電話番号を入力します。

      [保存] をクリックすると、[アラート] ページの [E メール] タブにEメール アドレスが表示されます。

  5. [E メールの追加] を選択します。

    [E メールの追加] ダイアログ ボックスが開きます。

  6. アラート受信者のEメール アドレスを1つ以上入力し、[追加] をクリックします。

    入力したEメール アドレスが [アラート] ページに表示されます。

  7. Eメール アドレスが有効であることを確認するには、[すべての E メールをテスト] をクリックして受信者にテスト メッセージを送信します。

結果

Eメール アラートを設定すると、アラート対象のイベントが発生するたびにイベント モニターから指定した受信者にEメール メッセージが送信されます。

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