エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)

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リモート ストレージ システムのIPアドレスを更新するのはどのような場合ですか?

リモート ストレージ システムのIPアドレスを更新するのは、iSCSIポートのIPアドレスが変わったために、ローカル ストレージ システムがリモート ストレージ システムと通信できない場合です。

iSCSI接続と非同期ミラー関係を確立する際、ローカルおよびリモート両方のストレージ システムは、リモート ストレージ システムのIPアドレスを非同期ミラーリング構成に保存します。iSCSIポートのIPアドレスが変わると、そのポートを使用しようとしているリモート ストレージ システムで通信エラーが発生します。

IPアドレスが変わったストレージ システムは、iSCSI接続を介してミラーリングするように設定されたミラー整合性グループに関連付けられている各リモート ストレージ システムにメッセージを送信します。このメッセージを受け取ったストレージ システムは、リモート ターゲットのIPアドレスを自動的に更新します。

IPアドレスが変わったストレージ システムがシステム間メッセージをリモート ストレージ システムに送信できない場合、接続の問題を知らせるアラートが表示されます。その場合は、[リモート IP アドレスの更新]オプションを使用して、ローカル ストレージ システムとの接続を再確立してください。

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