SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)

失効した証明書は信頼しないようにしてください。証明書が失効する理由はいくつかあります。たとえば、認証局（CA）から証明書が適切に発行されていない、秘密鍵が不正に使用された、特定されたエンティティがポリシーの要件を満たしていない、などの場合です。

SANtricity System ManagerでOCSPサーバーへの接続を確立すると、ストレージ システムは、外部キー管理サーバー（EKMS）、Lightweight Directory Access Protocol over SSL（LDAPS）サーバー、またはsyslogサーバーに接続するたびに失効チェックを行います。ストレージ システムは、これらのサーバーの証明書の検証を試行して、証明書が失効していないことを確認します。確認後、サーバーは証明書に対して「good」、「revoked」、「unknown」のいずれかの値を返します。証明書が失効している場合や、システムがOCSPサーバーにアクセスできない場合は、接続が拒否されます。