SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)
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ミラー整合性グループを作成するときは、どのような点に注意する必要がありますか?
非同期ミラーリング - ミラー ペアを作成するときは、どのような点に注意する必要がありますか?
ミラー ペア ボリュームでリザーブ容量を増やすときは、どのような点に注意する必要がありますか?
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非同期ミラーリング - ボリュームが一部表示されないのはなぜですか?
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キャッシュのフラッシュとは何ですか?
キャッシュ内の書き込み前のデータの量が一定のレベルに達すると、コントローラーはキャッシュされたデータを定期的にドライブに書き込みます。この書き込みプロセスは「フラッシュ」と呼ばれます。
コントローラーは、デマンドベースと経過時間ベースの2つのアルゴリズムを使用してキャッシュをフラッシュします。デマンドベースのアルゴリズムは、キャッシュされたデータの量がキャッシュ フラッシュしきい値を上回った場合に使用されます。デフォルトでは、キャッシュの80%が使用中になるとフラッシュが開始されます。
SANtricity System Managerでは、" デマンド キャッシュ フラッシュの開始
" しきい値を環境で使用されるI/Oタイプに最適な値に設定できます。書き込み処理がメインの環境では、" デマンド キャッシュ フラッシュの開始
"の割合を高く設定して、なるべく多くの新しい書き込み要求をキャッシュで処理できるようにして、ドライブへの送信を回避する必要があります。割合を高く設定すると、キャッシュ フラッシュの回数が減ってキャッシュに残るデータ量が増えるため、キャッシュ ヒットの可能性が高まります。
I/Oが不規則な(データ バーストが発生する)環境では、キャッシュ フラッシュを低く設定して、データ バースト間でキャッシュが頻繁にフラッシュされるようにします。さまざまな負荷を処理する多様なI/O環境や、負荷のタイプが不明な環境では、このしきい値を中間の50%に設定します。80%未満に設定した場合、ホスト読み取りに必要なデータがキャッシュにないためにパフォーマンスが低下する可能性があります。また、割合を低くすると、キャッシュ レベルを維持するために必要なドライブへの書き込み回数が増えて、システム オーバーヘッドが増大します。
経過時間ベースのアルゴリズムでは、書き込みデータがドライブにフラッシュされるまでのキャッシュでの保持期間を指定します。キャッシュ フラッシュしきい値に達しない間は、経過時間ベースのアルゴリズムが使用されます。デフォルトは10秒ですが、カウントされるのはアクティブでない期間のみです。SANtricity System Managerではフラッシュのタイミングを変更できません。代わりに、コマンドライン インターフェイス(CLI)で Set Storage System コマンドを使用する必要があります。
データが失われる可能性
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