エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SANtricity 11 マニュアル (CA08872-010)

to English version

証明書失効チェックの有効化

失効した証明書の自動チェックを有効にして、Online Certificate Status Protocol(OCSP)サーバーがユーザーによるセキュアーでない接続をブロックするようにすることができます。

開始する前に
  • Security Adminの権限を含むユーザー プロファイルでログインする必要があります。そうしないと、証明書関連の機能は表示されません。

  • 両方のコントローラーにDNSサーバーが設定されている必要があります。これにより、OCSPサーバーの完全修飾ドメイン名が使用可能になります。このタスクは [ハードウェア] ページから実行できます。

  • 独自のOCSPサーバーを指定する場合は、そのサーバーのURLを確認しておく必要があります。

タスク概要

自動失効チェックは、CAが発行した証明書に問題がある場合や、秘密鍵が漏えいした場合に役立ちます。

このタスクでは、OCSPサーバーを設定するか、証明書ファイルに指定されているサーバーを使用することができます。OCSPサーバーは、スケジュールされた失効日よりも前にCAによって失効された証明書があるかどうかを判断し、証明書が失効している場合は、ユーザーによるサイトへのアクセスをブロックします。

手順
  1. [設定]>[証明書]を選択します。

  2. [信頼済み] タブを選択します。

    [キー管理] タブから失効チェックを有効にすることもできます。

  3. [一般的でないタスク] をクリックして、ドロップダウン メニューから [失効チェックの有効化] を選択します。

  4. [失効チェックを有効にする] を選択すると、チェックボックスにチェックマークが表示され、ダイアログ ボックスに追加のフィールドが表示されます。

  5. 必要に応じて、[OCSP レスポンダのアドレス] フィールドに、応答側のOCSPサーバーのURLを入力できます。アドレスを入力しない場合は、証明書ファイルで指定されているOCSPサーバーのURLが使用されます。

  6. [アドレスのテスト] をクリックして、指定したURLにアクセスできることを確認します。

  7. [保存] をクリックします。

結果

証明書が失効しているサーバーにストレージ システムが接続しようとすると、接続は拒否され、イベントがログに記録されます。

Top of Page