SnapCenter Software 5 マニュアル ( CA08871-403 )
クイック スタート ガイド - SnapCenter Plug-in for SQL Serverのインストール
SnapCenter ServerとSnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverのインストール手順を1つにまとめています。
設置を準備
ドメインとワークグループの要件
SnapCenter Serverは、ドメインまたはワークグループに属するシステムにインストールできます。
Active Directoryドメインを使用している場合は、ローカル管理者の権限があるドメイン ユーザーを使用してください。ドメイン ユーザーは、Windowsホストのローカルの管理者グループのメンバーである必要があります。
ワークグループを使用している場合は、ローカル管理者の権限があるローカル アカウントを使用してください。
ライセンス要件
インストールするライセンスのタイプは環境によって異なります。
ライセンス | インストール先 | ||
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SnapCenter Standard(コントローラー ベース) |
ETERNUS AX seriesまたはETERNUS HX seriesコントローラーで必要 SnapCenter Standardライセンスはコントローラー ベースのライセンスでPremium Bundleに含まれています。SnapManager Suiteライセンスには、SnapCenter Standardライセンスの使用権も付随しています。 ETERNUS AX seriesまたはETERNUS HX seriesにSnapCenterの試用版をインストールしたい場合は、営業担当者に連絡してPremium Bundleの評価ライセンスを入手してください。 |
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SnapCenter Standard(容量ベース) |
Cloud Volumes ONTAPで必要 Cloud Volumes ONTAPを使用している場合、 SnapCenterの管理対象データに応じて容量ベースのライセンスをTB単位で購入する必要があります。 SnapCenterには容量ベースのSnapCenter Standard試用版ライセンスが付随しており、100TBを90日間使用できます。その他の詳細については、営業担当者にお問い合わせください。 |
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SnapMirrorまたはSnapVault |
ONTAP SnapCenterでレプリケーションを有効にする場合、SnapMirrorまたはSnapVaultどちらかのライセンスが必要です。 |
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その他のライセンス(オプション) |
「SnapCenterライセンス」を参照してください。 |
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SnapCenter Standardライセンス(オプション) |
セカンダリー デスティネーション
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ホストとポートの要件
ONTAPとアプリケーション プラグインの最小要件については、弊社のサポートにお問い合わせください。
ホスト | 最小要件 |
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オペレーティング システム(64ビット) |
弊社のサポートにお問い合わせください。 |
CPU |
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RAM |
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ハード ドライブ スペース |
サーバー ホスト:
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サードパーティ ライブラリー |
SnapCenter Serverホストとプラグイン ホストに必要:
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ブラウザー |
Chrome、Internet Explorer、Microsoft Edge |
ポート タイプ | デフォルト ポート |
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SnapCenterポート |
8146(HTTPS)、双方向、カスタマイズ可能、URL:https://server:8146 |
SnapCenter SMCoreの通信ポート |
8145(HTTPS)、双方向、カスタマイズ可能 |
リポジトリ データベース |
3306(HTTPS)、双方向 |
Windowsプラグイン ホスト |
135、445(TCP) ポート135および445に加えて、Microsoftが指定した動的ポート範囲も開かれている必要があります。リモート インストール処理では、Windows Management Instrumentation(WMI)サービスを使用してこのポート範囲を動的に検索します。 サポートされる動的ポート範囲については、「Windowsのサービス概要およびネットワーク ポート要件」を参照してください。 |
SnapCenter Plug-in for Windows |
8145(HTTPS)、双方向、カスタマイズ可能 |
ONTAPクラスタまたはSVM通信ポート |
443(HTTPS)、双方向 / 80(HTTP)、双方向 このポートは、SnapCenter Serverホストとプラグイン ホスト、SVMまたはONTAP Clusterとの間の通信に使用されます。 |
SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverの要件
ローカル管理者権限があり、リモート ホストに対するローカルのログイン アクセス許可があるユーザーが必要です。クラスタ ノードを管理する場合は、クラスタ内のすべてのノードに対する管理者権限があるユーザーが必要です。
SQL Serverに対するsysadminアクセス許可があるユーザーが必要です。プラグインはMicrosoft VDI Frameworkを使用しますが、これにはsysadminアクセスが必要です。
SnapCenter Serverのインストール
手順 1:SnapCenter Serverをダウンロードしてインストールする
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富士通ダウンロードサイト、またはSupportDesk-WebからSnapCenter Serverインストール パッケージをダウンロードし、exeファイルをダブルクリックします。
インストールを開始すると、すべての事前確認が実行されます。最小要件を満たしていない場合は、対応するエラーまたは警告メッセージが表示されます。警告メッセージは無視してインストールを続行できますが、エラーは修正する必要があります。
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SnapCenter Serverのインストールに必要な入力済みの値を確認し、必要に応じて変更します。
MySQL Serverリポジトリ データベースのパスワードを指定する必要はありません。SnapCenter Serverのインストール時には、パスワードが自動生成されます。
インストール先のパスを変更する場合、「%」は使用できません。パスに「%」が含まれているとインストールは失敗します。 -
[Install Now]をクリックします。
手順 2:SnapCenterにログインする
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ホスト デスクトップ上のショートカットまたはインストールで提示されたURL(SnapCenter Serverがインストールされているデフォルト ポートが8146の場合https://server:8146)からSnapCenterを起動します。
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クレデンシャルを入力します。
組み込みのドメイン管理者のユーザー名は、NetBIOS\<username>、<username>@<domain>、<DomainFQDN>\<username>のいずれかの形式で指定します。
組み込みのローカル管理者のユーザー名は、<username>の形式で指定します。
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[Sign in]をクリックします。
手順 3:コントローラー ベースのSnapCenter Standardライセンスを追加する
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ONTAPコマンドラインを使用してコントローラーにログインし、次を入力します。
system license add -license-code <license_key>
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ライセンスを確認します。
license show
手順 4:容量ベースのSnapCenter Standardライセンスを追加する
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SnapCenter GUIの左側のペインで、[Settings] > [Software]をクリックし、[License]セクションで+をクリックします。
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ライセンス ファイルの場所を参照し、[Open]をクリックする。
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ウィザードの[Notifications]ページで、容量しきい値にデフォルトの90%を使用します。
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[完了]をクリックします。
手順 5:ストレージ システム接続をセットアップする
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左側のペインで[ストレージシステム] > [新規]をクリックします。
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[Add Storage System]ページで次の手順を実行します。
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ストレージ システムの名前またはIPアドレスを入力します。
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ストレージ システムへのアクセスに使用するクレデンシャルを入力します。
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イベント管理システム(EMS)およびAutoSupportを有効にするチェックボックスをオンにします。
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プラットフォーム、プロトコル、ポート、タイムアウトに設定されているデフォルト値を変更する場合は、[その他のオプション]をクリックします。
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[保存]をクリックします。
Plug-in for Microsoft SQL Serverをインストールする
手順 1:Plug-in for Microsoft SQL ServerをインストールするためにRun Asクレデンシャルを設定する
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左側のペインで[設定] > [クレデンシャル] > [新規]をクリックします。
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クレデンシャルを入力します。
組み込みのドメイン管理者のユーザー名は、NetBIOS\<username>、<username>@<domain>、<DomainFQDN>\<username>のいずれかの形式で指定します。
組み込みのローカル管理者のユーザー名は、<username>の形式で指定します。
手順 2:ホストを追加してPlug-in for Microsoft SQL Serverをインストールする
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SnapCenter GUIの左側のペインで[ホスト] > [管理対象ホスト] > [追加]をクリックします。
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ウィザードの[ホスト]ページで次の操作を実行します。
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ホスト タイプ:Windowsホスト タイプを選択します。
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ホスト名:SQLホストを使用するか、専用のWindowsホストのFQDNを指定します。
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クレデンシャル:作成したホストの有効なクレデンシャル名を選択するか、新しいクレデンシャルを作成します。
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[インストールするプラグインを選択]セクションで[Microsoft SQL Server]を選択します。
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[その他のオプション]をクリックして、次の項目を指定します。
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Port:デフォルトのポート番号をそのまま使用するか、ポート番号を指定します。
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Installation Path:デフォルトのパスはC:\Program Files\Fujitsu\SnapCenterです。 必要に応じて変更できます。
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クラスタ内のすべてのホストを追加する:WSFCでSQLを使用している場合は、このチェック ボックスをオンにします。
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インストール前のチェックをスキップする:プラグインを手動でインストール済みで、プラグインをインストールするための要件をホストが満たしているかを検証しない場合は、このチェック ボックスをオンにします。
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[保存]をクリックします。