エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

Active IQ Unified Manager 9.14

to English version

APIを使用したイベントとアラートの管理

management-serverカテゴリーのeventsalerts、およびscriptsの各APIを使用して、Active IQ Unified Manager環境のアラートに関連付けられているイベント、アラート、およびスクリプトを管理できます。

イベントの表示と変更

Unified Managerは、監視 / 管理対象のクラスタに対してONTAPで生成されたイベントを受信します。これらのAPIを使用して、クラスタに対して生成されたイベントを確認し、解決および更新することができます。

/management-server/events APIのGETメソッドを実行すると、データセンター内のイベントを履歴データも含めて照会できます。名前、影響レベル、影響領域、重大度、状態、リソース名、リソース タイプなどの組み込みフィルターを使用して、特定のイベントを表示できます。リソース タイプと領域のパラメーターを指定するとイベントが発生したストレージ オブジェクトに関する情報が返され、影響領域を指定すると可用性、容量、構成、セキュリティ、保護、パフォーマンスなど、イベントが発生した問題に関する情報が返されます。

このAPIのPATCH処理を実行すると、イベントの解決ワークフローを有効にすることができます。イベントを自分または別のユーザーに割り当てたり、イベントの受信確認を行ったりできます。リソースに対して手順を実行してイベントの原因となった問題を解決したら、このAPIを使用してイベントを解決済みとしてマークできます。

イベントの詳細については、「イベントの管理」を参照してください。

カテゴリー HTTP動詞 パス 説明

management-server

GET

/management-server/events /management-server/events/{key}

Get ALLメソッドを実行すると、データセンター内のすべてのイベントの詳細が返されます。特定のキーを使用してイベントの詳細を取得すると、特定のイベントの詳細を表示し、リソースに対して後続の一連の処理を実行できます。応答にはそのイベントの詳細のみが含まれます。

management-server

PATCH

management-server/events/{key}

このAPIを使用して、イベントを割り当てたり、状態を確認済みや解決済みに変更したりできます。このメソッドを使用して、自分または別のユーザーにイベントを割り当てることもできます。これは同期処理です。

アラートの管理

イベントは自動かつ継続的に生成されます。Unified Managerは、イベントが特定のフィルター条件を満たしている場合にのみアラートを生成します。アラートを生成するイベントは選択することができます。/management-server/alerts APIを使用すると、特定のイベントまたは特定の重大度タイプのイベントが発生したときに自動的に通知を送信するよう、アラートを設定できます。

アラートの詳細については、「アラートの管理」を参照してください。

カテゴリー HTTP動詞 パス 説明

management-server

GET

/management-server/alerts /management-server/alerts/{key}

環境内の既存のアラートをすべて照会するか、アラート キーを使用して特定のアラートを照会します。環境内で生成されたアラートについて、その説明、対処法、通知の送信先EメールID、イベント、重大度などの情報を確認できます。

management-server

POST

/management-server/alerts

このメソッドを使用して、特定のイベントに対するアラートを追加できます。アラートの名前、物理または論理リソース、アラートの対象となるイベント、アラートを有効にするか、およびSNMPトラップを発行するかを指定する必要があります。そのほかにも、対処法、通知先のEメールID、スクリプトの詳細(アラート スクリプトを追加する場合)などを追加できます。

management-server

PATCH、 DELETE

management-server/events/{key}

これらのメソッドを使用して、特定のアラートを変更および削除できます。説明、名前、アラートの有効化と無効化など、さまざまな属性を変更できます。 不要になったアラートを削除できます。

アラートの追加でリソースを選択する際、リソースとしてクラスタを選択してもそのクラスタ内のストレージ オブジェクトは自動的には選択されません。たとえば、すべてのクラスタのすべての重大イベントを対象とするアラートを作成した場合、受信するのはクラスタの重大イベントに対するアラートのみです。ノードやアグリゲートなどの重大イベントに対するアラートは受信しません。

スクリプトの管理

/management-server/scripts APIを使用してアラートをスクリプトに関連付けて、アラートがトリガーされたときにスクリプトが実行されるようにすることもできます。 Unified Managerで複数のストレージ オブジェクトを自動的に変更または更新するスクリプトを作成することができます。スクリプトはアラートに関連付けられます。イベントでアラートがトリガーされるとスクリプトが実行されます。カスタム スクリプトをアップロードし、アラートが生成されたときの動作をテストできます。Unified Managerでイベントに対するアラートが発生したときにスクリプトが実行されるように、スクリプトにアラートを関連付けることができます。

スクリプトの詳細については、「スクリプトの管理」を参照してください。

カテゴリー HTTP動詞 パス 説明

management-server

GET

/management-server/scripts

このAPIを使用して、環境内の既存のスクリプトをすべて照会できます。特定のスクリプトのみを表示するには、標準のフィルターを使用して処理順に並べ替えてください。

management-server

POST

/management-server/scripts

このAPIを使用して、スクリプトの説明を追加したり、アラートに関連付けられたスクリプト ファイルをアップロードしたりできます。

Top of Page