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ストレージ効率化ポリシーの管理

ストレージ効率化ポリシー(SEP)を使用して、ワークロードのストレージ効率化を定義することができます。ワークロードの作成時または編集時にSEPをワークロードに割り当てることができます。

ストレージ効率化では、ストレージ利用率を高めてストレージ コストを削減するシンプロビジョニング、重複排除、データ圧縮などのテクノロジも使用されます。SEPを作成する一方で、このようなスペース削減テクノロジを個別に、または組み合わせて使用することにより、ストレージ効率を最大限に高めることができます。ポリシーをストレージ ワークロードに関連付けると、指定されたポリシー設定がストレージ ワークロードに割り当てられます。Unified Managerでは、システム定義とユーザー定義のSEPを割り当てて、データセンターのストレージ リソースを最適化できます。

Unified Managerには、システム定義のSEPが2つ(「高」および「低」)用意されています。これらのSEPはデータセンターのほとんどのストレージ ワークロードに当てはまりますが、システム定義のSEPが要件に合わない場合は独自のポリシーを作成できます。

システム定義のSEP、またはワークロードに現在割り当てられているSEPは変更できません。ワークロードに割り当てられているSEP、または他に使用可能なSEPがない場合、そのSEPは削除できません。

[ストレージ効率化ポリシー]ページには使用可能なSEPが表示され、カスタマイズしたSEPを追加、編集、削除することができます。このページに表示される情報は次のとおりです。

フィールド 説明

名前

SEPの名前。

タイプ

システム定義のポリシーかユーザー定義のポリシーか。

スペース リザベーション

ボリュームがシンプロビジョニングされているか、シックプロビジョニングされているか。

重複排除

ワークロードで重複排除が有効になっているかどうか:

  • インライン:ワークロードへの書き込み中に重複排除が実行されます。

  • バックグラウンド:ワークロードで重複排除が実行されます。

  • 無効:ワークロードで重複排除が無効になっています。

圧縮

ワークロードでデータ圧縮が有効になっているかどうか:

  • インライン:ワークロードへの書き込み中にデータ圧縮が実行されます。

  • バックグラウンド:ワークロードでデータ圧縮が実行されます。

  • 無効:ワークロードでデータ圧縮が無効になっています。

ワークロード

SEPが割り当てられているストレージ ワークロードの数

カスタムのストレージ効率化ポリシー作成に関するガイドライン

既存のSEPがストレージ ワークロードのポリシー要件を満たさない場合、カスタムのSEPを作成できます。ただし、なるべくシステム定義のSEPを使用し、必要な場合にのみカスタムのSEPを作成することを推奨します。

ワークロードに割り当てられているSEPは、[すべてのワークロード]ページおよび[ボリューム / 健全性の詳細]ページで確認できます。ダッシュボードの[容量]パネルおよび[容量:すべてのクラスタ]ビューでは、これらのストレージ効率化に基づくクラスタレベルのデータ削減率(Snapshotコピーを含まない)を確認できます。

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