Active IQ Unified Manager 9.13

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[ボリューム / 健全性の詳細]ページ

[ボリューム / 健全性の詳細]ページでは、選択したボリュームについて、容量、ストレージ効率、設定、保護、アノテーション、生成されたイベントなどの情報を確認できます。また、そのボリュームに関連するオブジェクトやアラートに関する情報も参照できます。

アプリケーション管理者またはストレージ管理者のロールが必要です。

コマンド ボタン

選択したボリュームについて、各コマンド ボタンを使用して次のタスクを実行できます。

  • パフォーマンス ビューに切り替え

    [ボリューム / パフォーマンスの詳細]ページに移動できます。

  • 操作

    • アラートの追加

      選択したボリュームにアラートを追加できます。

    • しきい値の編集

      選択したボリュームのしきい値の設定を変更できます。

    • アノテーションの適用

      選択したボリュームをアノテートできます。

    • 保護

      選択したボリュームのSnapMirror関係またはSnapVault関係を作成できます。

    • 関係

      保護関係について次の処理を実行できます。

      • 編集

        [関係の編集]ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスで、既存の保護関係のSnapMirrorポリシー、スケジュール、および最大転送速度を変更できます。

      • 中止

        選択した関係の実行中の転送を中止します。必要に応じて、ベースライン転送以外の転送の再開チェックポイントを削除することもできます。ベースライン転送のチェックポイントは削除できません。

      • 休止

        選択した関係のスケジュールによる更新を一時的に無効にします。すでに実行中の転送は、関係を休止する前に完了しておく必要があります。

      • 解除

        ソース ボリュームとデスティネーション ボリュームの間の関係を解除し、デスティネーションを読み書き可能ボリュームに変更します。

      • 削除

        選択したソースとデスティネーションの間の関係を完全に削除します。ボリュームが破棄されるわけではなく、ボリューム上のSnapshotコピーは削除されません。この処理を元に戻すことはできません。

      • 再開

        休止中の関係のスケジュールによる転送を有効にします。スケジュールされた次回の転送時、再開チェックポイントがある場合はそこから再開されます。

      • 再同期

        以前に解除した関係を再同期できます。

      • 初期化 / 更新

        新しい保護関係の場合は最初のベースライン転送を実行し、すでに初期化された関係の場合は手動更新を実行できます。

      • 逆再同期

        以前に解除した保護関係を再確立できます。この処理では、ソースとデスティネーションの機能が入れ替わり、ソースが元のデスティネーションのコピーになります。ソースのコンテンツはデスティネーションのコンテンツで上書きされ、共通のSnapshotコピーのデータよりも新しいデータはすべて削除されます。

    • リストア

      ボリュームのデータを別のボリュームにリストアできます。 詳細については、「[ボリューム / 健全性の詳細]ページを使用したデータのリストア」を参照してください。

    [リストア]ボタンと関係処理のボタンは、同期保護関係にあるボリュームに対しては使用できません。

  • ボリュームを表示

    [健全性:すべてのボリューム]ビューに移動できます。

[容量]タブ

[容量]タブには、選択したボリュームについて、物理容量、論理容量、しきい値の設定、クォータの容量、ボリューム移動処理に関する情報などの詳細が表示されます。

  • 容量(物理)

    ボリュームの物理容量の詳細:

    • Snapshot オーバーフロー

      Snapshotコピーで使用されているデータ スペースが表示されます。

    • 使用済み

      ボリュームでデータに使用されているスペースが表示されます。

    • 警告

      ボリュームのスペースがほぼフルであることを示します。このしきい値を超えると、「スペースがほぼフル」イベントが生成されます。

    • エラー

      ボリュームのスペースがフルであることを示します。このしきい値を超えると、「スペースがフル」イベントが生成されます。

    • 使用不可

      「シンプロビジョニング ボリュームにスペース リスクあり」イベントが生成され、シンプロビジョニング ボリュームのスペースがアグリゲートの容量の問題が原因で確保できないことを示します。使用不可の容量は、シンプロビジョニング ボリュームの場合のみ表示されます。

    • [データ]グラフ

      ボリュームの合計データ容量と使用済みデータ容量が表示されます。

      自動拡張が有効になっている場合は、アグリゲートの使用可能なスペースも表示されます。このグラフには、ボリュームのデータに使用できる実質的なストレージ スペースとして、次のいずれかが表示されます。

      • 次の場合は実際のデータ容量:

        • 自動拡張が無効になっている。

        • ボリュームで自動拡張が有効になっており、最大サイズに達している。

        • シックプロビジョニング ボリュームで自動拡張が有効になっており、それ以上拡張できない。

      • 最大ボリューム サイズを考慮したボリュームのデータ容量(シンプロビジョニング ボリュームおよびシックプロビジョニング ボリュームでボリュームの最大サイズに対応するスペースがアグリゲートにある場合)

      • 次回の自動拡張のサイズを考慮したボリュームのデータ容量(シックプロビジョニング ボリュームで自動拡張の割合のしきい値に対応できる場合)

    • [Snapshot コピー]グラフ

      このグラフは、Snapshot使用容量またはSnapshotリザーブが0でない場合にのみ表示されます。

    どちらのグラフにも、Snapshot使用容量がSnapshotリザーブを超えている場合には超過分の使用容量が表示されます。

  • 論理容量

    ボリュームの論理容量が表示されます。論理容量はディスクに格納されているデータの実際のサイズで、ONTAPのStorage Efficiencyテクノロジによる削減を適用する前のサイズです。

    • 論理容量のレポート

      ボリュームで論理容量のレポートが設定されているかどうかが表示されます。「有効」、「無効」、「該当なし」のいずれかになります。古いバージョンのONTAPのボリュームや論理容量のレポートがサポートされていないボリュームについては、「該当なし」と表示されます。

    • 使用済み

      ボリュームでデータに使用されている論理容量の量と合計データ容量に対する使用済みの論理容量の割合が表示されます。

    • 論理容量の適用

      シンプロビジョニング ボリュームに対して論理容量の適用が設定されているかどうかが表示されます。[有効]に設定されている場合、ボリュームの使用済み論理サイズが現在設定されている物理ボリューム サイズを超えることはできません。

  • 自動拡張

    スペースが不足したときにボリュームが自動で拡張されるかどうか。

  • スペース ギャランティ

    FlexVolがアグリゲートから空きブロックを削除するタイミングを制御する設定が表示されます。削除されたブロックは、ボリューム内のファイルへの書き込み用に確保されます。スペース ギャランティの設定は次のいずれかです。

    • なし

      ボリュームにスペース ギャランティが設定されていません。

    • ファイル

      データが書き込まれていないファイル(LUNなど)のフルサイズが確保されます。

    • ボリューム

      ボリュームのフルサイズが確保されます。

    • 一部

      FlexCacheボリュームのサイズに基づいてスペースが確保されます。FlexCacheボリュームのサイズが100MB以上の場合は、最小スペース ギャランティはデフォルトで100MBに設定されます。FlexCacheボリュームのサイズが100MB未満の場合は、最小スペース ギャランティはFlexCacheボリュームのサイズに設定されます。FlexCacheボリュームのサイズがあとで拡張されても、最小スペース ギャランティはそのままです。

    ボリュームのタイプが「データ キャッシュ」の場合、スペース ギャランティは「一部」です。

  • 詳細(物理)

    ボリュームの物理仕様が表示されます。

  • 合計容量

    ボリュームの合計物理容量が表示されます。

  • データ容量

    ボリュームで使用されている物理容量(使用済み容量)とボリュームで使用可能な残りの物理容量(空き容量)が表示されます。それぞれについて、物理容量全体に対する割合の値も表示されます。

    シンプロビジョニング ボリュームについて「シンプロビジョニング ボリュームにスペース リスクあり」イベントが生成された場合は、ボリュームで使用されているスペース(使用済み容量)と、ボリュームの使用可能なスペースのうちアグリゲートの容量の問題が原因で使用できないスペース(使用不可の容量)が表示されます。

  • Snapshot リザーブ

    ボリュームでSnapshotコピーに使用されているスペース(使用済み容量)とSnapshotコピーに使用可能なスペース(空き容量)が表示されます。それぞれについて、Snapshotリザーブ全体に対する割合の値も表示されます。

    シンプロビジョニング ボリュームについて「シンプロビジョニング ボリュームにスペース リスクあり」イベントが生成された場合は、ボリュームでSnapshotコピーに使用されているスペース(使用済み容量)と、ボリュームでSnapshotコピーに使用可能なスペースのうちアグリゲートの容量の問題が原因で使用できないスペース(使用不可の容量)が表示されます。

  • ボリュームのしきい値

    ボリュームの容量に関する次のしきい値が表示されます。

    • ほぼフルのしきい値

      ボリュームがほぼフルであるとみなす割合を示します。

    • フルのしきい値

      ボリュームがフルであるとみなす割合を示します。

  • その他の詳細

    • 自動拡張時の最大サイズ

      ボリュームを自動で拡張できる最大サイズが表示されます。デフォルト値は、作成時のボリューム サイズの120%です。このフィールドは、ボリュームで自動拡張が有効になっている場合にのみ表示されます。

    • qtree クォータ コミット容量

      クォータでリザーブされているスペースが表示されます。

    • qtree クォータ オーバーコミット容量

      「ボリュームの qtree クォータがオーバーコミット」イベントが生成される基準となるスペースの使用量が表示されます。

    • フラクショナル リザーブ

      オーバーライト リザーブのサイズを制御します。フラクショナル リザーブのデフォルト設定は100であり、必要なリザーブ スペースが実際に100%リザーブされ、オブジェクトの上書きが完全に保証されます。フラクショナル リザーブが100%未満の場合、そのボリューム内のすべてのスペース リザーブ ファイル用にリザーブされるスペースがその割合まで縮小されます。

    • Snapshot の日次増加率

      選択したボリューム内のSnapshotコピーの24時間ごとの変化(割合またはKB、MB、GBなど)が表示されます。

    • Snapshot のフルまでの日数

      ボリューム内のSnapshotコピー用にリザーブされたスペースが、指定のしきい値に達するまでの推定日数が表示されます。

      [Snapshot のフルまでの日数]フィールドには、ボリューム内のSnapshotコピーの増加率がゼロまたは負の場合やデータが不十分で増加率を計算できない場合は「該当なし」と表示されます。

    • Snapshot の自動削除

      アグリゲートのスペース不足が原因でボリュームへの書き込みが失敗する場合にSnapshotコピーを自動で削除するかどうかを示します。

    • Snapshot コピー

      ボリューム内のSnapshotコピーに関する情報が表示されます。

      ボリューム内のSnapshotコピーの数がリンクとして表示されます。リンクをクリックすると、[ボリューム上の Snapshot コピー]ダイアログ ボックスが開き、Snapshotコピーの詳細が表示されます。

      Snapshotコピー数の更新は約1時間ごとですが、Snapshotコピーのリストはアイコンをクリックした時点で更新されます。そのため、トポロジーに表示されるSnapshotコピー数とアイコンをクリックしたときにリストに表示されるSnapshotコピーの数は一致しないことがあります。

  • ボリューム移動

    ボリュームで実行された現在または前回のボリューム移動処理のステータスが表示されます。ボリューム移動処理の現在実行中のフェーズ、ソース アグリゲート、デスティネーション アグリゲート、開始時刻、終了時刻、推定終了時刻などの詳細も表示されます。

    選択したボリュームで実行されたボリューム移動処理の数も表示されます。[ボリューム移動履歴]リンクをクリックすると、ボリューム移動処理の詳細を確認できます。

[設定]タブ

[設定]タブには、選択したボリュームについて、エクスポート ポリシー、RAIDタイプ、容量やストレージ効率化の関連機能に関する詳細が表示されます。

  • 概要

    • フルネーム

      ボリュームの完全な名前が表示されます。

    • アグリゲート

      ボリュームが配置されているアグリゲートの名前、またはFlexGroupボリュームが配置されているアグリゲートの数が表示されます。

    • 階層化ポリシー

      ボリュームがFabricPool対応アグリゲートに導入されている場合に、ボリュームに対して設定されている階層化ポリシーが表示されます。「なし」、「Snapshot のみ」、「バックアップ」、「自動」、「すべて」のいずれかになります。

    • Storage VM

      ボリュームが含まれているSVMの名前が表示されます。

    • ジャンクション パス

      パスのステータス(アクティブまたは非アクティブ)が表示されます。ボリュームのマウント先のSVMのパスも表示されます。[履歴]リンクをクリックすると、変更された最新の5件のジャンクション パスを確認できます。

    • エクスポート ポリシー

      ボリューム用に作成されたエクスポート ポリシーの名前が表示されます。リンクをクリックすると、そのエクスポート ルールについて、SVMに属するボリュームで有効になっている認証プロトコルやアクセス権限などの詳細を確認できます。

    • 形式

      ボリュームの形式が表示されます。「FlexVol」または「FlexGroup」のいずれかです。

    • タイプ

      選択したボリュームのタイプが表示されます。「読み取り / 書き込み」、「負荷共有」、「データ保護」、「データ キャッシュ」、「一時」のいずれかです。

    • RAID タイプ

      選択したボリュームのRAIDタイプが表示されます。「RAID0」、「RAID4」、「RAID-DP」、「RAID-TEC」のいずれかです。

      FlexGroupボリュームの場合、構成ボリュームを異なるタイプのアグリゲートに配置できるため、RAIDタイプが複数表示されることがあります。

    • SnapLock タイプ

      ボリュームが含まれているアグリゲートのSnapLockタイプが表示されます。

    • SnapLock 有効期限

      SnapLockボリュームの有効期限が表示されます。

  • 容量

    • シンプロビジョニング

      ボリュームにシンプロビジョニングが設定されているかどうかが表示されます。

    • 自動拡張

      アグリゲート内でフレキシブル ボリュームが自動的に拡張されるかどうかが表示されます。

    • Snapshot の自動削除

      アグリゲートのスペース不足が原因でボリュームへの書き込みが失敗する場合にSnapshotコピーを自動で削除するかどうかを示します。

    • クォータ

      ボリュームに対してクォータが有効になっているかどうかを示します。

  • 効率化

    • 圧縮

      圧縮が有効か無効かを示します。

    • 重複排除

      重複排除が有効か無効かを示します。

    • 重複排除モード

      ボリュームで手動、スケジュール、またはポリシーベースのいずれの重複排除処理が有効になっているかを示します。モードがスケジュールに設定されている場合は処理のスケジュールが表示され、モードがポリシーに設定されている場合はポリシーの名前が表示されます。

    • 重複排除タイプ

      ボリュームで実行されている重複排除処理のタイプを示します。SnapVault関係が確立されたボリュームには「SnapVault」と表示されます。それ以外のボリュームには「標準」と表示されます。

    • ストレージ効率化ポリシー

      このボリュームに対してUnified Managerから割り当てられているストレージ効率化ポリシーの名前を示します。このポリシーを使用して、圧縮と重複排除の設定を制御できます。

  • 保護

    • Snapshot コピー

      Snapshotコピーの自動作成が有効か無効かを示します。

[保護]タブ

[保護]タブには、選択したボリュームの保護に関する詳細について、遅延の情報、関係のタイプ、関係のトポロジーなどの情報が表示されます。

  • 概要

    選択したボリュームの保護関係(SnapMirror、SnapVault、またはStorage VM DR)のプロパティが表示されます。他の関係タイプについては、[関係タイプ]プロパティのみが表示されます。プライマリー ボリュームを選択した場合は、管理対象とローカルのSnapshotコピー ポリシーのみが表示されます。SnapMirror関係およびSnapVault関係について表示されるプロパティは次のとおりです。

    • ソース ボリューム

      選択したボリュームがデスティネーションの場合、選択したボリュームのソースの名前が表示されます。

    • 遅延ステータス

      保護関係の更新または転送の遅延ステータスが表示されます。「エラー」、「警告」、「重大」のいずれかです。

      同期関係については、遅延ステータスは適用されません。

    • 遅延時間

      ミラーのデータがソースより遅延している時間が表示されます。

    • 前回の更新成功日時

      保護の更新に最後に成功した日時が表示されます。

      同期関係については、前回の更新成功日時は適用されません。

    • ストレージ サービス メンバー

      ボリュームがストレージ サービスに属しており管理されているかどうか(「はい」または「いいえ」)が表示されます。

    • バージョンに依存しないレプリケーション

      「はい」、「はい(バックアップ オプションあり)」、「なし」のいずれかが表示されます。「はい」の場合は、ソース ボリュームとデスティネーション ボリュームで異なるバージョンのONTAPソフトウェアを実行している場合でもSnapMirrorレプリケーションが可能です。「はい(バックアップ オプションあり)」の場合は、SnapMirror保護の実装で複数のバージョンのバックアップ コピーをデスティネーションに保持できます。「なし」の場合は、バージョンに依存しないレプリケーションが有効になっていません。

    • 関係機能

      保護関係に使用できるONTAPの機能を示します。

    • 保護サービス

      関係が保護パートナー アプリケーションで管理されている場合、保護サービスの名前が表示されます。

    • 関係タイプ

      関係タイプ(非同期ミラー、非同期バックアップ、非同期ミラー バックアップ、StrictSync、およびSync)が表示されます。

    • 関係の状態

      SnapMirror関係またはSnapVault関係の状態が表示されます。「未初期化」、「SnapMirror 済み」、「切断」のいずれかです。ソース ボリュームを選択した場合は、関係の状態は適用されず表示されません。

    • 転送ステータス

      保護関係の転送ステータスが表示されます。転送ステータスは、次のいずれかです。

      • 中止中

        SnapMirror転送が有効になっていますが、転送を中止する処理(チェックポイントの削除など)を実行中です。

      • 確認中

        デスティネーション ボリュームの診断チェックを実行中で、実行中の転送はありません。

      • 最終処理中

        SnapMirror転送が有効になっています。現在SnapVault増分転送の転送後のフェーズです。

      • アイドル

        転送が有効になっていますが、実行中の転送はありません。

      • 同期

        同期関係にある2つのボリュームのデータが同期されています。

      • 非同期

        デスティネーション ボリュームのデータがソース ボリュームと同期されていません。

      • 準備中

        SnapMirror転送が有効になっています。現在SnapVault増分転送の転送前のフェーズです。

      • キューに格納

        SnapMirror転送が有効になっています。実行中の転送はありません。

      • 休止

        SnapMirror転送が無効になっています。転送中ではありません。

      • 休止中

        SnapMirror転送を実行中です。増分転送が無効になっています。

      • 転送中

        SnapMirror転送が有効になっており、転送を実行中です。

      • 移行中

        ソース ボリュームからデスティネーション ボリュームへの非同期のデータ転送が完了し、同期処理への移行が開始されています。

      • 待機中

        SnapMirror転送は開始されていますが、一部の関連タスクのキュー登録を待っています。

    • 最大転送速度

      関係の最大転送速度が表示されます。最大転送速度は、1秒あたりのキロバイト数(Kbps)、1秒あたりのメガバイト数(Mbps)、1秒あたりのギガバイト数(Gbps)、1秒あたりのテラバイト数(Tbps)のいずれかで示されます。関係間のベースライン転送に制限がない場合は「無制限」と表示されます。

    • SnapMirror ポリシー

      ボリュームの保護ポリシーが表示されます。「DPDefault」はデフォルトの非同期ミラー保護ポリシー、「XDPDefault」はデフォルトの非同期バックアップ ポリシー、「DPSyncDefault」はデフォルトの非同期ミラー バックアップ ポリシーを示します。「StrictSync」はデフォルトの厳密な同期保護ポリシー、「Sync」はデフォルトの同期ポリシーです。ポリシーの名前をクリックすると、そのポリシーに関連付けられた詳細について次の情報を確認できます。

      • 転送の優先順位

      • アクセス時間を無視するかどうかの設定

      • 最大試行回数

      • コメント

      • SnapMirrorラベル

      • 保持設定

      • 実際のSnapshotコピー

      • Snapshotコピーの保持

      • 保持の警告のしきい値

      • 保持期間が設定されていないSnapshotコピー ソースがデータ保護(DP)ボリュームであるSnapVaultカスケード関係では、「sm_created」ルールのみが適用されます。

    • スケジュールの更新

      関係に割り当てられているSnapMirrorスケジュールが表示されます。情報アイコンにカーソルを合わせるとスケジュールの詳細が表示されます。

    • ローカル Snapshot ポリシー

      ボリュームのSnapshotコピー ポリシーが表示されます。「デフォルト」、「なし」、またはカスタム ポリシーの名前のいずれかです。

    • 保護方法

      選択したボリュームで使用されている保護のタイプが表示されます。たとえば、ボリュームが整合性グループ関係とSnapMirrorボリューム関係で保護されている場合、このフィールドには「SnapMirror」と「整合性グループ」の両方が表示されます。また、このフィールドには、統合された関係ステータスを表示する[関係]ページへのリンクもあります。このリンクは、構成関係にのみ表示されます。

    • 整合性グループ

      SnapMirror Business Continuity(SM-BC)関係で保護されているボリュームは、この列に整合性グループが表示されます。

  • 表示

    選択したボリュームの保護トポロジーが表示されます。トポロジーには、選択したボリュームに関連付けられているすべてのボリュームが図で示されます。選択したボリュームはダークグレーの線で囲んで示され、トポロジー内のボリュームをつなぐ線は保護関係のタイプを示しています。トポロジー内の関係の方向は左から右で、各関係の左側がソースで右側がデスティネーションです。

    太線の二重線は非同期ミラー関係、太線の一重線は非同期バックアップ関係、細線の二重線は非同期ミラー バックアップ関係、太線と細線の二重線は同期関係です。下の表に、同期関係がStrictSyncであるかSyncであるかが示されます。

    ボリュームを右クリックすると、表示されたメニューからボリュームを保護したりデータをリストアしたりできます。関係を右クリックすると、関係を編集、中止、休止、解除、削除、再開するメニューが表示されます。

    このメニューは、以下に該当する場合は表示されません。

    • RBACの設定で休止操作が許可されていない場合:オペレータの権限しかない場合など

    • ボリュームが同期保護関係にある場合

    • ボリュームIDが不明な場合:クラスタ間関係が確立されているがデスティネーション クラスタが検出されていない場合など トポロジー内の別のボリュームをクリックすると、そのボリュームの情報が表示されます。ボリュームの左上に表示される疑問符(Icon for HA state – unknown)は、そのボリュームが見つからないか、まだ検出されていないことを示しています。容量情報が見つからないことを示している場合もあります。疑問符にカーソルを合わせると、推奨される対応策などの追加情報が表示されます。

    トポロジーがいくつかある一般的なトポロジー テンプレートのいずれかに一致している場合、ボリュームの容量、遅延、Snapshotコピー、および前回成功したデータ転送に関する情報が表示されます。いずれのテンプレートにも一致していない場合は、ボリュームの遅延と前回成功したデータ転送に関する情報がトポロジーの下の関係テーブルに表示されます。その場合、選択したボリュームの行が強調表示され、トポロジー ビューには、選択したボリュームとそのソース ボリュームの間の関係が太線と青色の点で示されます。

トポロジー ビューには次の情報が表示されます。

  • 容量

    ボリュームで使用されている合計容量が表示されます。トポロジー内のボリュームにカーソルを合わせると、そのボリュームに設定されている警告と重大のしきい値が[現在のしきい値設定]ダイアログ ボックスに表示されます。[現在のしきい値設定]ダイアログボックスで[しきい値の編集]リンクをクリックして、しきい値設定を編集することもできます。[容量]チェック ボックスをオフにすると、トポロジー内のすべてのボリュームについてのすべての容量情報が非表示になります。

  • 遅延

    受信保護関係の遅延時間と遅延ステータスが表示されます。[遅延]チェック ボックスをオフにすると、トポロジー内のすべてのボリュームについてのすべての遅延情報が非表示になります。[遅延]チェック ボックスがグレー表示の場合は、選択したボリュームとすべての関連ボリュームについての遅延情報がトポロジーの下の関係テーブルに表示されます。

  • Snapshot

    ボリュームで使用できるSnapshotコピーの数が表示されます。[Snapshot]チェック ボックスをオフにすると、トポロジー内のすべてのボリュームについてSnapshotコピー情報がすべて非表示になります。Snapshotコピーのアイコン(Icon for the list of Snapshot copies associated with a volume)をクリックすると、ボリュームのSnapshotコピーのリストが表示されます。アイコンの横に表示されるSnapshotコピー数の更新は約1時間ごとですが、Snapshotコピーのリストはアイコンをクリックした時点で更新されます。そのため、トポロジーに表示されるSnapshotコピー数とアイコンをクリックしたときにリストに表示されるSnapshotコピーの数は一致しないことがあります。

  • 前回成功した転送

    前回成功したデータ転送の量、所要時間、日時が表示されます。[前回成功した転送]チェック ボックスがグレー表示の場合は、選択したボリュームとすべての関連ボリュームについて、前回成功した転送の情報がトポロジーの下の関係テーブルに表示されます。

    • 履歴

      選択したボリュームについてのSnapMirrorおよびSnapVaultの受信保護関係の履歴がグラフで表示されます。表示されるのは、受信関係の遅延時間、転送時間、および転送サイズの3種類の履歴グラフです。履歴情報はデスティネーション ボリュームを選択した場合にのみ表示されます。プライマリー ボリュームを選択した場合、空のグラフと「データが見つかりません」というメッセージが表示されます。ボリュームが整合性グループ関係およびSnapMirror同期関係で保護されている場合、転送時間と転送サイズの情報は表示されません。

    [履歴]ペインの上部にあるドロップダウン リストからグラフの種類を選択することができます。1週間、1カ月、または1年のいずれかの期間を選択して、その期間の詳細を表示することも可能です。履歴グラフは傾向を確認するのに役立ちます。たとえば、毎日または毎週同じ時間に大量のデータが転送されていたり、遅延警告や遅延エラーのしきい値を継続的に超過していれば、それに応じた措置を講じることができます。また、[エクスポート]ボタンをクリックすると、表示しているグラフのCSV形式のレポートを作成できます。

保護の履歴グラフには次の情報が表示されます。

  • 関係 - 遅延時間

    縦軸(y軸)には時間(秒数、分数、または時間数)が、横軸(x軸)には選択した期間(日数、月数、または年数)が表示されます。y軸の最大値はx軸の期間における最大遅延時間を示しています。オレンジ色の線は遅延エラーのしきい値、黄色の線は遅延警告のしきい値を示しています。これらの線にカーソルを合わせると、しきい値の設定が表示されます。青色の線は遅延時間を示しています。グラフの特定のポイントにカーソルを合わせると、その時点の詳細を確認できます。

  • 関係 - 転送時間

    縦軸(y軸)には時間(秒数、分数、または時間数)が、横軸(x軸)には選択した期間(日数、月数、または年数)が表示されます。y軸の最大値はx軸の期間における最大転送時間を示しています。グラフの特定のポイントにカーソルを合わせると、その時点の詳細を確認できます。

    このグラフは、同期保護関係にあるボリュームについては表示されません。

  • 関係 - 転送サイズ

    縦軸(y軸)には転送サイズ(バイト、KB、MB)が、横軸(x軸)には選択した期間(日数、月数、または年数)が表示されます。y軸の最大値はx軸の期間における最大転送サイズを示しています。グラフの特定のポイントにカーソルを合わせると、その時点の詳細を確認できます。

    このグラフは、同期保護関係にあるボリュームについては表示されません。

[履歴]領域

[履歴]領域には、選択したボリュームの容量とスペース リザベーションに関する情報がグラフで表示されます。また、[エクスポート]ボタンをクリックすると、表示しているグラフのCSV形式のレポートを作成できます。

一定の期間にわたってデータやボリュームの状態に変化がない場合、空のグラフと「データが見つかりません」というメッセージが表示されます。

[履歴]ペインの上部にあるドロップダウン リストからグラフの種類を選択することができます。1週間、1カ月、または1年のいずれかの期間を選択して、その期間の詳細を表示することも可能です。履歴グラフは傾向を確認するのに役立ちます。たとえば、ボリュームの使用量が継続的に「ほぼフル」のしきい値を超えていれば、それに応じた措置を講じることができます。

履歴グラフには次の情報が表示されます。

  • ボリューム - 使用済み容量

    折れ線グラフの形式で、ボリュームの使用容量(バイト、KB、MBなど)とボリュームの容量の使用履歴に基づく使用状況が縦軸(y軸)に表示されます。横軸(x軸)は期間です。期間は、1週間、1カ月、または1年のいずれかを選択できます。グラフの特定のポイントにカーソルを合わせると、その時点の詳細を確認できます。対応する凡例をクリックして、グラフの線の表示と非表示を切り替えることが可能です。たとえば、凡例で[ボリューム - 使用済み容量]をクリックすると、ボリュームの使用済み容量を示す線が非表示になります。

  • ボリューム - 使用容量と総容量

    折れ線グラフの形式で、ボリュームの容量の使用履歴に基づく使用状況と使用済み容量、合計容量、および重複排除や圧縮によるスペース削減量(バイト、KB、MBなど)が縦軸(y軸)に表示されます。横軸(x軸)は期間です。期間は、1週間、1カ月、または1年のいずれかを選択できます。グラフの特定のポイントにカーソルを合わせると、その時点の詳細を確認できます。対応する凡例をクリックして、グラフの線の表示と非表示を切り替えることが可能です。たとえば、凡例で[トレンド - 使用済み容量]をクリックすると、使用済み容量の推移を示す線が非表示になります。

  • ボリューム - 使用済み容量(%)

    折れ線グラフの形式で、ボリュームの使用率(%)とボリュームの容量の使用履歴に基づく使用状況が縦軸(y軸)に表示されます。横軸(x軸)は期間です。期間は、1週間、1カ月、または1年のいずれかを選択できます。グラフの特定のポイントにカーソルを合わせると、その時点の詳細を確認できます。対応する凡例をクリックして、グラフの線の表示と非表示を切り替えることが可能です。たとえば、凡例で[ボリューム - 使用済み容量]をクリックすると、ボリュームの使用済み容量を示す線が非表示になります。

  • Snapshot - 使用容量(%)

    面積グラフの形式で、SnapshotリザーブとSnapshotの警告しきい値、およびSnapshotコピーに使用されている容量の割合(%)が縦軸(y軸)に表示されます。Snapshotオーバーフローは別の色で示されます。横軸(x軸)は期間です。期間は、1週間、1カ月、または1年のいずれかを選択できます。グラフの特定のポイントにカーソルを合わせると、その時点の詳細を確認できます。対応する凡例をクリックして、グラフの線の表示と非表示を切り替えることが可能です。たとえば、凡例で[Snapshot リザーブ]をクリックすると、Snapshotリザーブを示す線が非表示になります。

[イベント]リスト

[イベント]リストには、新規のイベントと応答済みのイベントに関する詳細が表示されます。

  • 重大度

    イベントの重大度が表示されます。

  • イベント

    イベントの名前が表示されます。

  • トリガー日時

    イベントが生成されてからの経過時間が表示されます。1週間を過ぎたイベントには、生成時のタイムスタンプが表示されます。

[関連するアノテーション]ペイン

[関連するアノテーション]ペインでは、選択したボリュームに関連付けられているアノテーションの詳細を確認できます。これには、ボリュームに適用されているアノテーションの名前と値などの情報が含まれます。[関連するアノテーション]ペインから、手動のアノテーションを削除することもできます。

[関連デバイス]ペイン

[関連デバイス]ペインでは、ボリュームに関連するSVM、アグリゲート、qtree、LUN、およびSnapshotコピーを確認し、それらの情報に移動できます。

  • Storage Virtual Machine

    選択したボリュームが含まれるSVMの容量と健全性ステータスが表示されます。

  • アグリゲート

    選択したボリュームが含まれるアグリゲートの容量と健全性ステータスが表示されます。FlexGroupボリュームの場合は、FlexGroupを構成するアグリゲートの数が表示されます。

  • アグリゲート内のボリューム

    選択したボリュームの親アグリゲートに属するすべてのボリュームの数と容量が表示されます。最も高い重大度レベルに基づいて、ボリュームの健全性ステータスも表示されます。たとえば、アグリゲートに10個のボリュームがあり、5つのステータスが「警告」で残りの5つが「重大」の場合、ステータスは「重大」と表示されます。このコンポーネントは、FlexGroupボリュームに対しては表示されません。

  • qtree

    選択したボリュームに含まれるqtreeの数と、クォータが適用されたqtreeの容量が表示されます。クォータが適用されたqtreeの容量はボリュームのデータ容量に対する割合で示されます。最も高い重大度レベルに基づいて、qtreeの健全性ステータスも表示されます。たとえば、ボリュームに10個のqtreeがあり、5つのステータスが「警告」で残りの5つが「重大」の場合、ステータスは「重大」と表示されます。

  • NFS 共有

    ボリュームに関連付けられているNFS共有の数とステータスが表示されます。

  • SMB 共有

    SMB/CIFS共有の数とステータスが表示されます。

  • LUN

    選択したボリューム内のすべてのLUNの総数と合計サイズが表示されます。最も高い重大度レベルに基づいて、LUNの健全性ステータスも表示されます。

  • ユーザー クォータとグループ クォータ

    ボリュームとそのqtreeに関連付けられているユーザーおよびユーザー グループ クォータの数とステータスが表示されます。

  • FlexClone ボリューム

    選択したボリュームのすべてのクローン ボリュームの数と容量が表示されます。選択したボリュームにクローン ボリュームが含まれている場合にのみ表示されます。

  • 親ボリューム

    選択したFlexCloneボリュームの親ボリュームの名前と容量が表示されます。選択したボリュームがFlexCloneボリュームの場合にのみ表示されます。

[関連するグループ]ペイン

[関連するグループ]ペインでは、選択したボリュームに関連付けられているグループのリストを確認できます。

[関連するアラート]ペイン

[関連するアラート]ペインでは、選択したボリュームに対して作成されたアラートのリストを確認できます。[アラートの追加]リンクをクリックしてアラートを追加したり、アラート名をクリックして既存のアラートを編集したりすることもできます。

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