エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

Active IQ Unified Manager 9.14

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[ボリューム / 健全性の詳細]ページでのSnapMirror保護関係の作成

データ レプリケーションを有効にしてデータを保護するために、[ボリューム / 健全性の詳細]ページを使用してSnapMirror関係を作成することができます。SnapMirrorレプリケーションを使用すると、ソースでデータ損失が発生した場合にデスティネーション ボリュームからデータをリストアできます。

要件

  • アプリケーション管理者またはストレージ管理者のロールが必要です。

  • Workflow Automationのセットアップが完了している必要があります。

[保護]メニューは、以下に該当する場合は表示されません。

  • この処理がRBACの設定で許可されていない場合:オペレータの権限しかない場合など

  • ボリュームIDが不明な場合:クラスタ間関係が確立されているがデスティネーション クラスタが検出されていない場合など

保護ジョブは、10件までであれば、パフォーマンスに影響を及ぼすことなく同時に実行できます。11~30件のジョブを同時に実行すると、パフォーマンスが低下することがあります。30件を超えるジョブを同時に実行することは推奨されません。

手順
  1. [ボリューム / 健全性の詳細]ページの[保護]タブで、保護するボリュームの名前をトポロジー ビューで右クリックします。

  2. メニューから[保護] > [SnapMirror]を選択します。

    [保護設定]ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [SnapMirror]をクリックして[SnapMirror]タブを表示し、デスティネーションの情報を設定します。

  4. [詳細]をクリックしてスペース ギャランティを必要に応じて設定し、[適用]をクリックします。

  5. [保護設定]ダイアログ ボックスの[デスティネーション情報]領域と[関係設定]領域に必要な情報を入力します。

  6. [適用]をクリックします。

    [ボリューム / 健全性の詳細]ページに戻ります。

  7. [ボリューム / 健全性の詳細]ページの上部にある保護設定ジョブのリンクをクリックします。

    ジョブのタスクと詳細が[ジョブの詳細]ページに表示されます。

  8. [ジョブの詳細]ページで、[更新]をクリックして保護設定ジョブに関連付けられているタスクのリストと詳細を更新し、ジョブがいつ完了するかを確認します。

  9. ジョブのタスクが完了したら、ブラウザーの[戻る]をクリックして[ボリューム / 健全性の詳細]ページに戻ります。

    新しい関係が[ボリューム / 健全性の詳細]ページのトポロジー ビューに表示されます。

設定で指定したデスティネーションSVMと詳細設定で有効にしたオプションに応じて、次のいずれかのSnapMirror関係が作成されます。

  • ソース ボリュームと同じかそれよりも新しいバージョンのONTAPで実行されているデスティネーションSVMを指定した場合、デフォルトではブロック レプリケーション ベースのSnapMirror関係が作成されます。

  • ソース ボリュームと同じかそれよりも新しいバージョンのONTAPで実行されているデスティネーションSVMを指定し、詳細設定でバージョンに依存しないレプリケーションを有効にした場合、バージョンに依存しないレプリケーションに対応したSnapMirror関係が作成されます。

  • ONTAPの以前のバージョン、またはソース ボリュームよりも新しいバージョンで実行されているデスティネーションSVMを指定した場合、以前のバージョンでバージョンに依存しないレプリケーションがサポートされていれば、バージョンに依存しないレプリケーションに対応したSnapMirror関係が自動で作成されます。

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