Active IQ Unified Manager 9.13

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Unified Managerの一般的な健全性関連のワークフローとタスク

Unified Managerに関連する一般的な管理ワークフローと管理タスクには、監視対象のストレージ クラスタの選択、データの可用性 / 容量 / 保護に悪影響を及ぼす状態の診断、消失したデータのリストア、ボリュームの設定と管理、診断データのバンドルと富士通のサポートへの送信(必要時)などがあります。

Unified Managerでは、ストレージ管理者がダッシュボードを表示して管理対象ストレージ クラスタの全体的な容量、可用性、保護の状態の健全性を評価できるほか、発生の可能性がある具体的な問題を突き止めて確認し、診断を行い、解決のための割り当てを行うことができます。

管理対象ストレージ オブジェクトのストレージ容量やデータ可用性に影響する、クラスタ、Storage Virtual Machine(SVM)、ボリューム、またはFlexGroupボリュームに関連した最も重要な問題が、[ダッシュボード]ページのシステムの健全性グラフおよびイベントに表示されます。重要な問題が特定されると、このページに適切なトラブルシューティング ワークフローをサポートするためのリンクが表示されます。

関連する管理ツール(OnCommand Workflow Automation(WFA)など)が含まれているワークフローにUnified Managerを組み込んで、ストレージ リソースを直接設定できるようにすることもできます。

このドキュメントでは、次の管理タスクに関連する一般的なワークフローについて説明します。

  • 可用性の問題の診断と管理

    ハードウェア障害やストレージ リソース構成の問題に起因するデータ可用性イベントが[ダッシュボード]ページに表示された場合、ストレージ管理者は、埋め込まれたリンクに従って、該当するストレージ リソースに関する接続情報を確認し、トラブルシューティングのアドバイスを参照し、他の管理者に問題の解決を割り振ることができます。

  • パフォーマンス インシデントの設定と監視

    管理者は、監視対象のストレージ システム リソースのパフォーマンスを監視し、管理することができます。詳細については、「Active IQ Unified Managerによるパフォーマンス監視の概要」を参照してください。

  • ボリューム容量の問題の診断と管理

    [ダッシュボード]ページにボリューム ストレージ容量の問題が表示された場合、ストレージ管理者はリンク先を参照して該当するボリュームのストレージ容量に関連する現在と過去の傾向を確認し、トラブルシューティングのアドバイスを参照して、他の管理者に問題の解決を割り振ることができます。

  • 保護関係の設定、監視、問題の診断

    保護関係を作成して設定したあと、ストレージ管理者は、保護関係に関連する潜在的な問題、保護関係の現在の状態、該当する関係に対して成功した現在と過去の保護ジョブの情報、およびトラブルシューティングのアドバイスを確認できます。詳細については、「保護関係の作成、監視、およびトラブルシューティング」を参照してください。

  • バックアップ ファイルの作成とバックアップ ファイルからのデータのリストア

  • ストレージ オブジェクトへのアノテーションの関連付け

    ストレージ管理者は、ストレージ オブジェクトにアノテーションを関連付けることで、ストレージ オブジェクトに関連するイベントをフィルタリングして表示できます。これにより、イベントに関連する問題に優先順位を付けて解決することが可能となります。

  • Unified Managerで収集された健全性、容量、パフォーマンスの情報をREST APIで表示して、クラスタの管理に利用できます。詳細については、「Active IQ Unified Manager REST APIでの作業の開始」を参照してください。

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