エフサステクノロジーズ株式会社

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Active IQ Unified Manager 9.14

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ディザスタ リカバリーのデスティネーション ボリュームのアラート生成対象からの除外

ボリュームのアラートを設定するときは、[アラート]ダイアログ ボックスでボリュームまたはボリューム グループを識別する文字列を指定できます。ただし、SVMのディザスタ リカバリーを設定している場合は、ソース ボリュームとデスティネーション ボリュームの名前が同じであるため、両方のボリュームについてアラートを受け取ることになります。

要件

アプリケーション管理者またはストレージ管理者のロールが必要です。

ディザスタ リカバリーのデスティネーション ボリュームに対するアラートを無効にするには、デスティネーションSVMの名前を含むボリュームを除外します。これは、ボリューム イベントの識別子にSVM名とボリューム名の両方が「<svm_name>:/<volume_name>」の形式で含まれていることを利用した方法です。

ここでは、プライマリーSVM「vs1」にあるボリューム「vol1」に対するアラートを作成し、SVM「vs1-dr」にある同じ名前のボリュームはアラート生成の対象から除外する例を示します。

[アラートを追加]ダイアログ ボックスで、次の手順を実行します。

手順
  1. [名前]をクリックし、アラートの名前と説明を入力します。

  2. [リソース]をクリックし、[含める]タブを選択します。

    1. ドロップダウンリストから[ボリューム]を選択し、[名前に次の文字を含む]フィールドに「vol1」と入力して、名前に「vol1」を含むボリュームを表示します。

    2. [使用可能なリソース]領域で[<<名前に次の文字を含むすべてのボリューム 'vol1'>>]を選択し、[選択したリソース]領域に移します。

  3. [除外する]タブを選択して[ボリューム]を選択し、[名前に次の文字を含む]フィールドに「vs1-dr」と入力して[追加]をクリックします。

    これにより、SVM「vs1-dr」にあるボリューム「vol1」がアラートの生成対象から除外されます。

  4. [イベント]をクリックし、ボリュームに適用するイベントを選択します。

  5. [操作]をクリックし、アラートEメールを受信するユーザーの名前を[アラートを通知するユーザー]フィールドで選択します。

  6. SNMPトラップの発行やスクリプトの実行など、このページの他のオプションを設定し、[保存]をクリックします。

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