Active IQ Unified Manager 9.13

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クラスタ検出プロセスの仕組み

クラスタをUnified Managerに追加すると、サーバーによってクラスタ オブジェクトが検出され、サーバーのデータベースに追加されます。検出プロセスの仕組みを理解しておくと、使用するクラスタとそのオブジェクトを管理する際に役立ちます。

クラスタ構成情報を収集する監視間隔は15分です。たとえば、クラスタを追加したあとに、クラスタ オブジェクトがUnified ManagerのUIに表示されるまでに15分かかります。この時間は、クラスタに変更を加えた場合も同様です。たとえば、クラスタ内のSVMに2つの新しいボリュームを追加した場合、それらの新しいオブジェクトがUIに表示されるのは次回のポーリング間隔のあとであるため、最大で15分後になります。

次の図は検出プロセスを示しています。

How the discovery process works

新しいクラスタのオブジェクトがすべて検出されると、Unified Managerは過去15日間のパフォーマンス データの収集を開始します。これらの統計は、データの継続性収集機能を使用して収集されます。この機能では、クラスタが追加された直後から2週間分のクラスタのパフォーマンス情報を入手できます。データの継続性収集サイクルが完了すると、リアルタイムのクラスタ パフォーマンス データが収集されます(デフォルトでは5分間隔)。

15日分のパフォーマンス データを収集するとCPUに負荷がかかるため、新しいクラスタを複数追加する場合は、データの継続性収集のポーリングが同時に多数のクラスタで実行されないように、時間差をつけて追加するようにしてください。

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