Active IQ Unified Manager 9.13

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クラスタとStorage VMのセキュリティ ステータスの表示

Active IQ Unified Managerでは、環境内のストレージ オブジェクトのセキュリティ ステータスをインターフェイスのさまざまなポイントで確認できます。定義したパラメーターに基づいて情報とレポートを収集および分析し、監視対象のクラスタおよびStorage VMについて、不審な挙動や不正なシステム変更を検出することができます。

セキュリティに関する推奨事項については、『ETERNUS Software ONTAP 9 セキュリティ設定ガイド』を参照してください。

[セキュリティ]ページでのオブジェクト レベルのセキュリティ ステータスの表示

システム管理者は、[セキュリティ]ページを使用して、ONTAPクラスタおよびStorage VMのセキュリティ強度をデータセンター レベルおよびサイト レベルで可視化できます。サポートされるオブジェクトは、クラスタ、Storage VM、およびボリュームです。次の手順を実行します。

手順
  1. 左側のナビゲーション ペインで、[ダッシュボード]をクリックします。

  2. セキュリティ ステータスをすべての監視対象クラスタについて表示するか、単一のクラスタについて表示するかに応じて、[すべてのクラスタ]を選択するか、ドロップダウン メニューからクラスタを選択します。

  3. [セキュリティ]パネルで右矢印をクリックします。[セキュリティ]ページが表示されます。

棒グラフ、数、および[レポートを表示]リンクをクリックすると、ボリューム、クラスタ、またはStorage VMのページが表示され、必要に応じて詳細を確認したりレポートを生成したりできます。

[セキュリティ]ページには、次のパネルが表示されます。

  • クラスタ準拠状況:データセンター内のすべてのクラスタのセキュリティ ステータス(準拠しているクラスタとしていないクラスタの数)

  • Storage VM 準拠状況:データセンター内のすべてのStorage VMのセキュリティ ステータス(準拠しているStorage VMとしていないStorage VMの数)

  • ボリューム暗号化:環境内のすべてのボリュームの暗号化ステータス(暗号化されているボリュームとされていないボリュームの数)

  • ボリューム ランサムウェア対策ステータス:環境内のすべてのボリュームのセキュリティ ステータス(ランサムウェア対策が有効になっているボリュームと無効になっているボリュームの数)

  • クラスタ認証と証明書:SAML、Active Directory、または証明書によるローカル認証など、各認証方式を使用するクラスタの数。証明書の有効期限が切れているか60日以内に切れるクラスタの数も表示されます。

[クラスタ]ページでのすべてのクラスタのセキュリティの詳細表示

[クラスタ / セキュリティの詳細]ページで、クラスタ レベルのセキュリティ コンプライアンス ステータスを確認できます。

手順
  1. 左側のナビゲーション ペインで、[ストレージ] > [クラスタ]をクリックします。

  2. [表示] > [セキュリティ] > [すべてのクラスタ]を選択します。

グローバルFIPS、Telnet、安全でないSSH設定、ログイン バナー、ネットワーク タイム プロトコル、AutoSupport HTTPS転送、クラスタの証明書の有効期限のステータスなど、デフォルトのセキュリティ パラメーターが表示されます。

kabob icon [その他のオプション]ボタンをクリックして、Unified Managerの[セキュリティ]ページまたはONTAP System Managerでセキュリティの詳細を確認することもできます。ONTAP System Managerで詳細を確認するには、有効なクレデンシャルが必要です。

クラスタの証明書の有効期限が切れている場合は、[クラスタ証明書の有効期間]の下の[expired]をクリックし、ONTAP System Manager(9.10.1以降)から更新することができます。ONTAP System Managerのインスタンスがリリース9.10.1より前の場合、[expired]をクリックすることはできません。

[Storage VM]ページでのすべてのクラスタのセキュリティの詳細の表示

[Storage VM / セキュリティの詳細]ページで、Storage VMレベルのセキュリティ コンプライアンス ステータスを確認できます。

手順
  1. 左側のナビゲーション ペインで、[ストレージ] > [Storage VM]をクリックします。

  2. [表示] > [セキュリティ] > [すべての Storage VM]を選択します。クラスタとセキュリティ パラメーターのリストが表示されます。

Storage VMのセキュリティ コンプライアンスのデフォルトのビューで、Storage VM、クラスタ、ログイン バナー、監査ログ、安全でないSSH設定などのセキュリティ パラメーターを確認できます。

kabob icon [その他のオプション]ボタンをクリックして、Unified Managerの[セキュリティ]ページまたはONTAP System Managerでセキュリティの詳細を確認することもできます。ONTAP System Managerで詳細を確認するには、有効なクレデンシャルが必要です。

ボリュームおよびStorage VMのランサムウェア対策セキュリティの詳細については、「すべてのボリュームおよびStorage VMのランサムウェア対策ステータスの表示」を参照してください。

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