Active IQ Unified Manager 9.14
[ダッシュボード]ページ
[ダッシュボード]ページには、監視しているクラスタの容量、パフォーマンス、セキュリティの健全性の概要が表示される「パネル」があります。また、このページには、Unified Managerが特定のイベントを解決するために実行できる修正が表示される[管理操作]パネルがあります。
ほとんどのパネルには、そのカテゴリーのアクティブ イベントの数および過去24時間に追加された新しいイベントの数が表示されます。この情報から、イベントを解決するために詳細な分析が必要なクラスタを決定できます。イベントをクリックすると、上位のイベントが表示され、そのカテゴリーのアクティブなイベントだけを表示する[イベント管理]インベントリ ページへのリンクが表示されます。
ダッシュボードの上部で、すべての監視対象クラスタの情報を表示するか([すべてのクラスタ])、特定のクラスタの情報を表示するかを選択できます。最初にすべてのクラスタのステータスを表示してから、詳細情報を確認する場合は個々のクラスタにドリルダウンできます。
次のパネルの一部は、設定に応じてダッシュボードに表示されます。 |
[管理操作]パネル
問題によっては、Unified Managerの詳細な診断の結果、単一の解決策が提示されることがあります。その場合は、このパネルにその解決策と[修正]ボタンまたは[すべて修正]ボタンが表示されます。問題はUnified Managerから直接解決できます。ONTAP System ManagerやONTAP CLIを使用する必要はありません。すべての問題を表示するには、次のボタンをクリックします: 詳細については、「ONTAPの問題または機能をUnified Managerから直接管理」を参照してください。
[容量]パネル
すべてのクラスタを表示している場合、このパネルには、各クラスタの使用済み物理容量(Storage Efficiencyによる削減効果の適用後)と使用可能な物理容量(Storage Efficiencyによって実現可能な削減効果を含まない)、ディスクがフルになるまでの予測日数、およびONTAPのStorage Efficiency設定に基づくデータ削減率(Snapshotコピーを含まない)が表示されます。また、設定されているクラウド階層の使用済み容量も表示されます。棒グラフをクリックすると、そのクラスタの[アグリゲート]インベントリ ページが表示されます。「フルまでの日数」というテキストをクリックすると容量の残り日数が最も少ないアグリゲートを示すメッセージが表示され、そのアグリゲート名をクリックすると詳細が表示されます。
単一のクラスタを表示している場合、このパネルには、ローカル階層上の各データ アグリゲート(ディスク タイプ別にソート)およびクラウド階層について、使用済み物理容量と使用可能な物理容量が表示されます。ディスク タイプの棒グラフをクリックすると、そのディスク タイプを使用しているボリュームの[ボリューム]インベントリ ページが表示されます。
[パフォーマンス容量]パネル
すべてのクラスタを表示している場合、このパネルには、各クラスタのパフォーマンス容量(過去1時間の平均)と、パフォーマンス容量が上限に達するまでの日数(日次増加率に基づく)が表示されます。棒グラフをクリックすると、そのクラスタの[ノード]インベントリ ページが表示されます。[ノード]インベントリ ページには、過去72時間の平均パフォーマンス容量が表示されます。「フルまでの日数」というテキストをクリックするとパフォーマンス容量の残り日数が最も少ないノードを示すメッセージが表示され、そのノード名をクリックすると詳細が表示されます。
単一のクラスタを表示している場合、このパネルには、そのクラスタの使用済みパフォーマンス容量(%)、合計IOPS、合計スループット(MBps)、およびこれらの3つの指標が上限に達するまでの想定日数が表示されます。
[ワークロード IOPS]パネル
単一のクラスタを表示している場合、このパネルには、特定のIOPS範囲で実行中のワークロードの総数が表示され、グラフにカーソルを合わせると各ディスク タイプの数が示されます。
[ワークロード パフォーマンス]パネル
このパネルには、各パフォーマンス サービス レベル(PSL)ポリシーが割り当ているワークロードのうち、準拠しているワークロードと準拠していないワークロードの総数が表示されます。また、PSLが割り当てられていないアグリゲートの数も表示されます。棒グラフをクリックすると、そのポリシーが割り当てられ、準拠しているワークロードが[ワークロード]ページに表示されます。棒グラフ上の数をクリックすると、そのポリシーが割り当てられていて、準拠しているワークロードと準拠していないワークロードが表示されます。
[セキュリティ]パネル
[セキュリティ]パネルには、現在のビューに応じてすべてのクラスタまたは単一のクラスタのセキュリティ ステータスの概要が表示されます。このパネルには次の情報が表示されます。
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過去24時間に受信したセキュリティ イベントのリスト。イベントをクリックすると、詳細が[イベントの詳細]ページに表示されます。
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クラスタのセキュリティ ステータス(準拠しているクラスタとしていないクラスタの数)
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Storage VMのセキュリティ ステータス(準拠しているStorage VMとしていないStorage VMの数)
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ボリューム暗号化ステータス(暗号化されているボリュームとされていないボリュームの数)
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ボリュームのランサムウェア対策ステータス(ランサムウェア対策が有効なボリュームと無効なボリュームの数)
準拠しているクラスタとしていないクラスタ、Storage VM、暗号化されているボリュームとされていないボリューム、およびボリュームのランサムウェア対策ステータスの棒グラフをクリックすると、該当するページに移動して該当するクラスタ、Storage VM、ボリュームのセキュリティの詳細が表示されます。
準拠の有無は『ETERNUS Software ONTAP 9 セキュリティ設定ガイド』に基づきます。パネル上部の右矢印をクリックすると、[セキュリティ]ページにすべてのクラスタのセキュリティの詳細が表示されます。詳細については、「クラスタとStorage VMの詳細なセキュリティ ステータスの表示」を参照してください。
[データ保護]パネル
このパネルには、データセンター内の単一またはすべてのクラスタのデータ保護の概要が表示されます。ONTAPで過去24時間に生成されたデータ保護イベントとMetroClusterイベントの総数、およびアクティブなイベントの数が表示されます。これらの各イベントのリンクをクリックすると、[イベントの詳細]ページが表示されます。[すべて表示]リンクをクリックすると、アクティブなすべての保護イベントが[イベント管理]インベントリ ページに表示されます。このパネルには次の情報が表示されます。
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Snapshotコピーで保護されているデータセンター内の1つまたはすべてのクラスタのボリューム数。
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SnapMirror関係で保護されているデータセンター内の1つまたはすべてのクラスタのボリューム数。SnapMirror関係については、ソース クラスタのボリューム数がカウントされます。
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MetroCluster over IP構成で保護されているデータセンター内のクラスタの数または全クラスタ。
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SnapMirror目標復旧時点(RPO)遅延のあるボリューム関係の数(遅延ステータスに基づく)。
カーソルを合わせると、それぞれの数と凡例を確認できます。パネル上部の右矢印をクリックすると、[データ保護]ページに単一またはすべてのクラスタの詳細が表示されます。また、次の操作を行うこともできます。
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Snapshotコピーで保護されていないボリュームおよびされているボリュームの棒グラフをクリックすると、[ボリューム]ページに移動して詳細を確認できます。
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MetroCluster構成で保護されているクラスタまたはされていないクラスタの棒グラフをクリックすると、[クラスタ]ページに移動して詳細を確認できます。
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すべての関係の棒グラフをクリックすると、ソース クラスタに基づいてフィルターされた詳細が[関係]ページに表示されます。
詳細については、「ボリュームの保護ステータスの表示」を参照してください。
[使用状況]パネル
すべてのクラスタを表示している場合、IOPS、スループット(MBps)、または使用済み物理容量が大きい順にクラスタを表示できます。
単一のクラスタを表示している場合は、IOPS、スループット(MBps)、または使用済み論理容量が大きい順にワークロードを表示できます。
関連情報