エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

Active IQ Unified Manager 9.14

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プロトコルとポートの要件

これらのポートとプロトコルを使用して、Unified Managerサーバーは管理対象のストレージ システム、サーバー、その他のコンポーネントと通信します。

Unified Managerサーバーへの接続

通常の環境では、Unified Manager Web UIへの接続に常にデフォルトのポートが使用されるため、ポート番号を指定する必要はありません。たとえば、Unified Managerは常にデフォルトのポートで実行されるため、「https://<host>:443」の代わりに「https://<host>」と入力できます。

Unified Managerサーバーでは、次のインターフェイスにアクセスする際に特定のプロトコルを使用します。

インターフェイス プロトコル ポート 説明

Unified Manager Web UI

HTTP

80

Unified Manager Web UIへのアクセスに使用され、自動的にセキュアー ポート443にリダイレクトされます。

Unified Manager Web UIおよびAPIを使用するプログラム

HTTPS

443

Unified Manager Web UIへのセキュアーなアクセスとAPI呼び出しに使用されます。API呼び出しはHTTPSでしか実行できません。

メンテナンス コンソール

SSH / SFTP

22

メンテナンス コンソールにアクセスしてサポート バンドルを取得する際に使用されます。

Linuxコマンドライン

SSH / SFTP

22

Red Hat Enterprise LinuxまたはCentOSのコマンドラインにアクセスしてサポート バンドルを取得する際に使用されます。

syslog

UDP

514

ONTAPシステムからのサブスクリプションベースのEMSメッセージにアクセスし、メッセージに基づいてイベントを作成する際に使用されます。

REST

HTTPS

9443

認証されたONTAPシステムからのREST APIベースのリアルタイムのEMSイベントにアクセスする際に使用されます。

VMware vSphereシステムにUnified Managerをインストールしている間、MySQLのデフォルト ポートである3306へのアクセスはlocalhostのみに制限されます。アップグレード シナリオでは以前の設定が維持されるため、このことによる影響はありません。この設定は変更可能で、メンテナンス コンソールのControl access to MySQL port 3306オプションを使用して他のホストから接続を確立することができます。詳細については、「その他のメニュー オプション」を参照してください。HTTP通信とHTTPS通信に使用されるポート(ポート80と443)は、Unified Managerメンテナンス コンソールを使用して変更できます。詳細については、「メンテナンス コンソールのメニュー」を参照してください。

Unified Managerサーバーからの接続

ファイアウォールの設定で、Unified Managerサーバーと管理対象のストレージ システム、サーバー、その他のコンポーネントの間の通信に使用するポートを開いておく必要があります。ポートが開いていない場合、通信は失敗します。

環境に応じて、Unified Managerサーバーから特定の接続先への接続に使用するポートとプロトコルを変更することもできます。

Unified Managerサーバーは、次のプロトコルとポートを使用して、管理対象のストレージ システム、サーバー、その他のコンポーネントに接続します。

接続先 プロトコル ポート 説明

ストレージ システム

HTTPS

443/TCP

ストレージ システムの監視と管理に使用されます。

このポート、または他のポートを使用してVMware vCenter ServerやESXiサーバーに接続する場合は、ポートが使用可能で、セキュアーなサイト内で接続できることを確認してください。

ストレージ システム

NDMP

10000/TCP

特定のSnapshotリストア処理に使用されます。

AutoSupportサーバー

HTTPS

443

AutoSupport情報の送信に使用されます。この機能を実行するにはインターネット アクセスが必要です。

認証サーバー

LDAP

389

認証要求、およびユーザーとグループの検索要求に使用されます。

LDAPS

636

セキュアーなLDAP通信に使用されます。

メール サーバー

SMTP

25

アラート通知Eメールの送信に使用されます。

SNMPトラップの送信元

SNMPv1またはSNMPv3

162/UDP

アラート通知SNMPトラップの送信に使用されます。

外部データ プロバイダーのサーバー

TCP

2003

外部のデータ プロバイダー(Graphiteなど)へのパフォーマンス データの送信に使用されます。

NTPサーバー

NTP

123/UDP

Unified Managerサーバーの時間を外部のNTPタイム サーバーと同期するために使用されます(VMwareシステムのみ)。

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