Active IQ Unified Manager 9.13
Linuxソフトウェアとインストールの要件
Unified ManagerをインストールするLinuxシステムには、特定のバージョンのオペレーティング システムとサポート ソフトウェアが必要です。
オペレーティング システム ソフトウェア
Linuxシステムに、次のバージョンのオペレーティング システムとサポート ソフトウェアがインストールされている必要があります。
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x86_64アーキテクチャーに基づくRed Hat Enterprise Linuxバージョン7.xおよび8.x。
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x86_64アーキテクチャーに基づくCentOSバージョン7.x。CentOS Streamはサポートされていません。
サポートされているRed Hat Enterprise LinuxおよびCentOSのバージョンの最新のリストについては、富士通サポートにお問い合わせください。
サードパーティ製ソフトウェア
Unified ManagerはWildFly Webサーバーに導入されます。WildFly 19.0.0はUnified Managerにバンドルされ、設定済みです。
以下のサードパーティ パッケージが必要ですが、Unified Managerには含まれていません。以降のセクションの記載どおりにリポジトリを設定している場合、これらのパッケージはyum
インストーラによって自動的にインストールされます。
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MySQL Community Editionバージョン8.0.32(MySQLリポジトリから入手)。
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OpenJDKバージョン11.0.18(Red Hat Extra Enterprise Linux Serverリポジトリから入手)
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Python 3.6.x
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p7zipバージョン16.02以降(Red Hat Extra Packages for Enterprise Linuxリポジトリから入手)
サードパーティ製ソフトウェアをアップグレードする前に、Unified Managerの実行中のインスタンスをシャットダウンする必要があります。サードパーティ製ソフトウェアのインストールが完了したら、Unified Managerを再起動できます。 |
ユーザー認証の要件
LinuxシステムへのUnified Managerのインストールは、rootユーザーに加え、sudo
コマンドを使用すればroot以外のユーザーも実行できます。
インストールの要件
Red Hat Enterprise LinuxまたはCentOSとその関連リポジトリをシステムにインストールする際のベストプラクティスは次のとおりです。別の方法でインストールまたは設定されたシステム、またはオフプレミス(クラウド)に導入されたシステムでは、追加の手順が必要になる場合があります。また、Unified Managerが適切に実行されない可能性があります。
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Red Hatのベストプラクティスに従ってRed Hat Enterprise LinuxまたはCentOSをインストールし、「
Server with GUI
」ベース環境を選択してデフォルトのオプションを選択する必要があります。 -
Red Hat Enterprise LinuxまたはCentOSへのUnified Managerのインストール中にインストール プログラムが必要なすべてのソフトウェアにアクセスしてインストールできるように、システムには該当するリポジトリへのアクセスが必要です。
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yum
インストーラがRed Hat Enterprise Linuxリポジトリから依存するソフトウェアを検出できるようにするには、Red Hat Enterprise Linuxのインストール時またはインストール後に有効なRed Hatサブスクリプションを使用してシステムを登録しておく必要があります。Red Hat Subscription Managerについては、Red Hatのドキュメントを参照してください。
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必要なサードパーティ ユーティリティーがシステムに正しくインストールされるように、Extra Packages for Enterprise Linux(EPEL)リポジトリを有効にする必要があります。
システムでEPELリポジトリが設定されていない場合は、リポジトリを手動でダウンロードして設定する必要があります。
「EPELリポジトリの手動設定」を参照してください。
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正しいバージョンのMySQLがインストールされていない場合は、システムにMySQLソフトウェアが正しくインストールされるようにMySQLリポジトリを有効にする必要があります。
システムでMySQLリポジトリが設定されていない場合は、リポジトリを手動でダウンロードして設定する必要があります。
「MySQLリポジトリの手動設定」を参照してください。
システムがインターネットに接続されておらず、インターネットに接続されたシステムからリポジトリがミラーリングされていない場合は、インストール手順に従ってシステムに必要な外部ソフトウェアを確認してください。必要なソフトウェアを特定したら、インターネットに接続されたシステムにそのソフトウェアをダウンロードし、Unified Managerをインストールするシステムに.rpm
ファイルをコピーします。アーティファクトとパッケージをダウンロードするには、yum install
コマンドを使用する必要があります。2つのシステムで同じバージョンのオペレーティング システムを実行していること、および該当するRed Hat Enterprise LinuxバージョンまたはCentOSバージョンのサブスクリプション ライセンスがあることを確認してください。
必要なサードパーティ製ソフトウェアは、ここに記載されたリポジトリ以外からはインストールしないでください。Red Hatリポジトリからインストールされるソフトウェアは、Red Hat Enterprise Linux用に特別に設計されたものであり、Red Hatのベストプラクティス(ディレクトリーのレイアウトや権限など)に準拠しています。他の場所から入手したソフトウェアはこれらのガイドラインに従っているとはかぎらないため、Unified Managerのインストールに失敗したり、将来のアップグレードで問題が発生したりする可能性があります。 |
ポート443の要件
Red Hat Enterprise LinuxおよびCentOSの汎用イメージは、ポート443への外部アクセスをブロックする場合があります。そのため、Unified Managerのインストール後に管理者Web UIに接続できなくなることがあります。次のコマンドを実行すると、汎用的なRed Hat Enterprise LinuxまたはCentOSシステムのすべての外部ユーザーおよびアプリケーションがポート443にアクセスできるようになります。
# firewall-cmd --zone=public --add-port=443/tcp --permanent; firewall-cmd --reload
「Server with GUI
」ベース環境を使用してRed Hat Enterprise LinuxおよびCentOSをインストールする必要があります。このベース環境は、Unified Managerのインストール手順で使用されるコマンドを提供します。他のベース環境では、インストールを検証または完了するために追加のコマンドのインストールが必要になる場合があります。システムでfirewall-cmd
を使用できない場合は、次のコマンドを実行してこのコマンドをインストールする必要があります。
# sudo yum install firewalld
コマンドを実行する前に、会社のセキュリティ ポリシーに違反しないか(別の方法が必要でないか)をIT部門の担当者に確認してください。
CentOSおよびRed HatシステムではTransparent Huge Pages(THP)を無効にします。有効にすると、特定のプロセスがメモリーを大量に消費して終了した場合にUnified Managerがシャットダウンする可能性があります。 |