このページでどの設定を有効または無効にするかで、クラスタとStorage VMのUnified Managerでの全体的なコンプライアンスステータスが決まります。選択に基づいて、対応する列が[クラスタ]インベントリページの[セキュリティ：すべてのクラスタ]ビューおよび[Storage VM]インベントリページの[セキュリティ：すべての Storage VM]ビューに表示されます。

これらの設定を編集できるのは、管理者ロールのユーザーだけです。

ONTAPクラスタ、Storage VM、およびボリュームのセキュリティ条件は、『ETERNUS Software ONTAP 9 セキュリティ設定ガイド』に定義されている推奨事項に照らして評価されます。ダッシュボードの[セキュリティ]パネル、および[セキュリティ]ページに、クラスタ、Storage VM、およびボリュームのデフォルトのセキュリティコンプライアンスステータスが表示されます。また、セキュリティ違反があるクラスタとStorage VMに対してセキュリティイベントが生成され、管理操作を実行できるようになります。

セキュリティ設定のカスタマイズ

ONTAP環境に応じてコンプライアンス監視の設定をカスタマイズするには、次の手順を実行します。

手順

[全般] > [機能設定] > [セキュリティダッシュボード] > [カスタマイズ]をクリックします。[セキュリティダッシュボード設定をカスタマイズ]ポップアップが表示されます。

有効または無効にしたセキュリティコンプライアンスパラメーターは、[クラスタ]ページと[Storage VM]ページのデフォルトのセキュリティビュー、レポート、およびスケジュール済みレポートに直接影響します。これらのページからExcelレポートをアップロードしたあとにセキュリティパラメーターを変更した場合、ダウンロードしたExcelレポートに誤った情報が含まれることがあります。

ONTAPクラスタのカスタム設定を有効または無効にするには、[クラスタ]で目的の全般設定を選択します。クラスタコンプライアンスをカスタマイズするためのオプションについては、「クラスタコンプライアンスのカテゴリー」を参照してください。
Storage VMのカスタム設定を有効または無効にするには、[Storage VM]で目的の全般設定を選択します。Storage VMコンプライアンスをカスタマイズするためのオプションについては、「Storage VMコンプライアンスのカテゴリー」を参照してください。

AutoSupportおよび認証の設定のカスタマイズ

[AutoSupport 設定]セクションで、ONTAPからのAutoSupportメッセージの送信にHTTPS転送を使用するかどうかを指定できます。

[認証設定]セクションで、デフォルトのONTAP管理者ユーザーにUnified Managerのアラートを通知するように設定できます。