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ファイル共有ボリュームのプロビジョニング

[ワークロードのプロビジョニング]ページでは、既存のクラスタとStorage Virtual Machine(Storage VM)に、CIFS / SMBプロトコルとNFSプロトコルをサポートするファイル共有ボリュームを作成できます。

要件

  • Storage VMに、ファイル共有ボリュームをプロビジョニングするためのスペースが必要です。

  • SMBサービスとNFSサービスのどちらかまたは両方がStorage VMで有効になっている必要があります。

  • ワークロードにパフォーマンス サービス レベル(PSL)とストレージ効率化ポリシー(SEP)を選択して割り当てるためには、ワークロードを作成する前にポリシーを作成しておく必要があります。

手順
  1. [ワークロードのプロビジョニング]ページで、作成するワークロードの名前を追加し、使用可能なクラスタのリストからクラスタを選択します。

  2. 選択したクラスタで使用可能なStorage VMが[Storage VM]フィールドに表示されます。リストから必要なStorage VMを選択します。

    Storage VMでサポートされているSMBサービスとNFSサービスに基づいて、[ホスト情報]セクションの[NAS]オプションが有効になります。

  3. [ストレージと最適化]セクションで、ストレージ容量とPSL、さらにオプションでSEPをワークロードに割り当てます。

    SEPの仕様がLUNに割り当てられ、ワークロードの作成時にPSLの定義がワークロードに割り当てられます。

  4. ワークロードに割り当てたPSLを適用するには、[パフォーマンス制限を適用]チェック ボックスをオンにします。

    ワークロードにPSLを割り当てると、ワークロードが作成されるアグリゲートがポリシーに定義されているパフォーマンスと容量の目標を満たすことが保証されます。たとえば、ワークロードに「最高レベルのパフォーマンス」PSLが割り当てられている場合、そのワークロードをプロビジョニングするアグリゲートは、「最高レベルのパフォーマンス」ポリシーに設定されたパフォーマンスと容量をサポートできる(SSDストレージ)ことが必要となります。

    このチェック ボックスをオンにしないと、PSLはワークロードに適用されず、ダッシュボードにはワークロードのステータスが「未割り当て」と表示されます。

  5. [NAS]オプションを選択します。

    [NAS]オプションが有効にならない場合は、選択したStorage VMでSMB、NFS、またはその両方がサポートされているかどうかを確認してください。

    Storage VMでSMBサービスとNFSサービスの両方が有効になっている場合は、[NFS で共有]チェック ボックスと[SMB で共有]チェック ボックスをオンにして、NFSプロトコルとSMBプロトコルの両方をサポートするファイル共有を作成できます。SMB共有とCIFS共有のどちらかを作成する場合は、該当するチェック ボックスのみをオンにします。

  6. NFSファイル共有ボリュームの場合は、ファイル共有ボリュームにアクセスするホストまたはネットワークのIPアドレスを指定します。複数のホストの値をカンマで区切って入力できます。

    ホストのIPアドレスを追加すると、ホストの詳細がStorage VMと一致しているかどうかがチェックされ、指定したホストのエクスポート ポリシーが作成されるか、または既存のポリシーがある場合はそのポリシーが使用されます。同じホストに対して複数のNFS共有を作成した場合は、そのホストで使用可能な一致するルールを含むエクスポート ポリシーがすべてのファイル共有で使用されます。APIを使用してNFS共有をプロビジョニングする場合は、個々のポリシーのルールを指定したり、特定のポリシー キーを指定してポリシーを再利用したりすることができます。

  7. SMB共有の場合は、アクセスを許可するユーザーまたはユーザー グループを指定し、必要な権限を割り当てます。ユーザー グループごとに、新しいアクセス制御リスト(ACL)がファイル共有の作成時に生成されます。

  8. [保存]をクリックします。

    ワークロードがストレージ ワークロードのリストに追加されます。

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