Active IQ Unified Manager 9.13

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[リモート認証]ページ

[リモート認証]ページでは、Unified Manager Web UIにログインするリモート ユーザーを認証できるように、Unified Managerと認証サーバーの通信を設定することができます。

アプリケーション管理者またはストレージ管理者のロールが必要です。

[リモート認証を有効化する]チェックボックスをオンにすると、認証サーバーを使用したリモート認証を有効にすることができます。

  • 認証サービス

    Active DirectoryやOpenLDAPなどのディレクトリー サービス プロバイダーでユーザーを認証するように管理サーバーを設定するか、または独自の認証メカニズムを指定できます。認証サービスは、リモート認証を有効にした場合にのみ指定できます。

    • Active Directory

      • 管理者名

        認証サーバーの管理者の名前を指定します。

      • パスワード

        認証サーバーにアクセスするためのパスワードを指定します。

      • ベース識別名

        認証サーバーでのリモート ユーザーの場所を指定します。たとえば、認証サーバーのドメイン名がou@domain.comである場合のベース識別名は、cn=ou,dc=domain,dc=comです。

      • ネストされたグループの検索を無効化

        ネストされたグループの検索を有効にするか無効にするかを指定します。デフォルトでは、このオプションは無効になっています。Active Directoryを使用する場合は、ネストされたグループのサポートを無効にすることで認証を高速化できます。

      • セキュアーな接続を使用

        認証サーバーとの通信に使用される認証サービスを指定します。

    • OpenLDAP

      • バインド識別名

        認証サーバーでリモート ユーザーを検出する際にベース識別名とともに使用されるバインド識別名を指定します。

      • バインド パスワード

        認証サーバーにアクセスするためのパスワードを指定します。

      • ベース識別名

        認証サーバーでのリモート ユーザーの場所を指定します。たとえば、認証サーバーのドメイン名がou@domain.comである場合のベース識別名は、cn=ou,dc=domain,dc=comです。

      • セキュアーな接続を使用

        LDAP認証サーバーとの通信に使用されるセキュアーなLDAPを指定します。

    • その他

      • バインド識別名

        設定した認証サーバーでリモート ユーザーを検出する際にベース識別名とともに使用されるバインド識別名を指定します。

      • バインド パスワード

        認証サーバーにアクセスするためのパスワードを指定します。

      • ベース識別名

        認証サーバーでのリモート ユーザーの場所を指定します。たとえば、認証サーバーのドメイン名がou@domain.comである場合のベース識別名は、cn=ou,dc=domain,dc=comです。

      • プロトコル バージョン

        認証サーバーでサポートされるLightweight Directory Access Protocol(LDAP)のバージョンを指定します。プロトコル バージョンを自動検出するか、またはバージョン2か3に設定するかを指定できます。

      • ユーザー名属性

        管理サーバーによって認証されるユーザー ログイン名を含む認証サーバー内の属性の名前を指定します。

      • グループ メンバーシップ属性

        ユーザーの認証サーバーで指定されている属性と値に基づいて管理サーバーのグループ メンバーシップをリモート ユーザーに割り当てる値を指定します。

      • UGID

        リモート ユーザーがGroupOfUniqueNamesオブジェクトのメンバーとして認証サーバーに含まれている場合は、このオプションを使用して、GroupOfUniqueNamesオブジェクトで指定されている属性を基に管理サーバーのグループ メンバーシップをリモート ユーザーに割り当てることができます。

      • ネストされたグループの検索を無効化

        ネストされたグループの検索を有効にするか無効にするかを指定します。デフォルトでは、このオプションは無効になっています。Active Directoryを使用する場合は、ネストされたグループのサポートを無効にすることで認証を高速化できます。

      • メンバー

        認証サーバーがグループの個々のメンバーに関する情報を格納するために使用する属性の名前を指定します。

      • ユーザー オブジェクト クラス

        リモート認証サーバー内のユーザーのオブジェクト クラスを指定します。

      • グループ オブジェクト クラス

        リモート認証サーバー内のすべてのグループのオブジェクト クラスを指定します。

        [メンバー][ユーザー オブジェクト クラス]、および[グループ オブジェクト クラス]属性に入力する値は、Active Directory、OpenLDAP、およびLDAPの設定で追加した値と同じにする必要があります。そうしないと、認証が失敗する可能性があります。
      • セキュアーな接続を使用

        認証サーバーとの通信に使用される認証サービスを指定します。

    認証サービスを変更する場合は、既存の認証サーバーをすべて削除してから新しい認証サーバーを追加するようにしてください。

[認証サーバー]領域

[認証サーバー]領域には、管理サーバーがリモート ユーザーの検出と認証を行うために通信する認証サーバーが表示されます。リモートのユーザーまたはグループのクレデンシャルは、認証サーバーで管理されます。

  • コマンド ボタン

    認証サーバーの追加、編集、削除を行うことができます。

    • 追加

      認証サーバーを追加できます。

      追加する認証サーバーがハイアベイラビリティ ペアを構成している(同じデータベースを使用している)場合は、パートナーの認証サーバーも追加できます。これにより、どちらかの認証サーバーが到達不能になったときに、管理サーバーはパートナーと通信できます。

    • 編集

      選択した認証サーバーの設定を編集できます。

    • 削除

      選択した認証サーバーを削除します。

  • 名前または IP アドレス

    管理サーバーでユーザーの認証に使用される認証サーバーのホスト名またはIPアドレスが表示されます。

  • ポート

    認証サーバーのポート番号が表示されます。

  • 認証をテスト

    このボタンでは、リモートのユーザーまたはグループを認証することで認証サーバーの設定を検証します。

    テストの際にユーザー名のみを指定すると、管理サーバーは認証サーバーでリモート ユーザーを検索しますが、ユーザーの認証は行いません。ユーザー名とパスワードを指定すると、管理サーバーはリモート ユーザーの検索と認証を行います。

    リモート認証が無効になっている場合は、認証をテストできません。

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