エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

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Storage VMの関連付けの概要

Storage Virtual Machine(Storage VM)の関連付けは、ソースStorage VMからデスティネーションStorage VMへのマッピングであり、リソースの選択やセカンダリー ボリュームのプロビジョニングのためにパートナー アプリケーションで使用されます。

デスティネーションStorage VMがセカンダリー デスティネーションと3次デスティネーションのどちらであるかに関係なく、関連付けはソースStorage VMとデスティネーションStorage VMの間で作成されます。セカンダリー デスティネーションStorage VMをソースとして使用して、3次デスティネーションStorage VMとの関連付けを作成することはできません。

アプリケーション管理者またはストレージ管理者は、[保護] > [Storage VM の関連付け]ページで、環境内のStorage VMの関連付けを確認できます。

SVMを関連付ける方法は次の3とおりです。

  • すべてのStorage VMを関連付ける:すべてのプライマリー ソースStorage VMと1つ以上のデスティネーションSVMの間で関連付けを作成できます。つまり、現時点で保護を必要とする既存のすべてのSVMおよび今後作成される任意のSVMが指定したデスティネーションSVMに関連付けられます。たとえば、異なる場所にある複数のソースのアプリケーションを1箇所にある1つ以上のデスティネーションSVMにバックアップできます。

  • 特定のStorage VMを関連付ける:特定のソースStorage VMと1つ以上の特定のデスティネーションSVMの間で関連付けを作成できます。たとえば、データを互いに分離する必要のある多数のクライアントにストレージ サービスを提供する場合は、このオプションを選択して、特定のソースStorage VMを、対象のクライアントにのみ割り当てられる特定のデスティネーションStorage VMに関連付けることができます。

  • 外部のStorage VMに関連付ける:ソースStorage VMとデスティネーションStorage VMの外部のフレキシブル ボリュームの間で関連付けを作成できます。

Storage VMの関連付けの作成

Storage Virtual Machineの関連付けの作成ウィザードでは、パートナーの保護アプリケーションがソースStorage VMをデスティネーションStorage VMに関連付けて、SnapMirror関係とSnapVault関係で使用することができます。パートナー アプリケーションは、デスティネーション ボリュームの最初のプロビジョニングの際にこれらの関連付けを使用して、選択するリソースを特定します。

要件

  • 関連付けるStorage VMがすでに存在している必要があります。

  • アプリケーション管理者またはストレージ管理者のロールが必要です。

あらゆるソースStorage VMと関係タイプについて、各デスティネーション クラスタでデスティネーションStorage VMを1つだけ選択できます。

削除や作成の機能を使用した関連付けの変更は、以降のプロビジョニング処理にのみ反映されます。既存のデスティネーション ボリュームは移動されません。

手順
  1. 左側のナビゲーション ペインで、[保護] > [Storage VM の関連付け]をクリックします。

  2. [Storage VM の関連付け]ページの[作成]をクリックします。

    Storage Virtual Machine の関連付けの作成ウィザードが起動します。

  3. 次のいずれかのソースを選択します。

    • すべて

      すべてのプライマリーStorage VMソースと1つ以上のデスティネーションStorage VMの間で関連付けを作成する場合に、このオプションを選択します。つまり、現時点で保護を必要とする既存のすべてのStorage VMおよび今後作成されるすべてのStorage VMが指定したデスティネーションStorage VMに関連付けられます。たとえば、異なる場所にある複数のソースのアプリケーションを1箇所にある1つ以上のデスティネーションStorage VMにバックアップできます。

    • 単一

      1つ以上のデスティネーションStorage VMに関連付ける特定のソースStorage VMを選択する場合に、このオプションを選択します。たとえば、データを互いに分離する必要のある多数のクライアントにストレージ サービスを提供する場合は、このオプションを選択して、特定のStorage VMソースを、対象のクライアントにのみ割り当てられる特定のStorage VMデスティネーションに関連付けます。

    • なし(外部)

      ソースStorage VMとデスティネーションStorage VMの外部のフレキシブル ボリュームの間で関連付けを作成する場合に、このオプションを選択します。

  4. 作成する保護関係タイプとして、次のうちの1つまたは両方を選択します。

    • SnapMirror

    • SnapVault

  5. [次へ]をクリックします。

  6. 1つ以上のStorage VMの保護デスティネーションを選択します。

  7. [完了]をクリックします。

Storage VMの関連付けの削除

パートナー アプリケーションに対するStorage VMの関連付けを削除して、ソースとデスティネーションのStorage VM間のセカンダリー プロビジョニング関係を削除することができます。この処理は、たとえば、デスティネーションStorage VMがフルになり、Storage VMの保護の関連付けを新たに作成する場合などに行います。

要件

アプリケーション管理者またはストレージ管理者のロールが必要です。

[削除]ボタンは、Storage VMの関連付けを少なくとも1つ選択するまでは無効な状態になります。関連付けの削除と追加による変更は、以降のプロビジョニング処理にのみ反映されます。既存のデスティネーション ボリュームが移動されることはありません。

手順
  1. 左側のナビゲーション ペインで、[保護] > [Storage VM の関連付け]をクリックします。

  2. Storage VMの関連付けを1つ以上選択します。

    [削除]ボタンが有効になります。

  3. [削除]をクリックします。

    警告のダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [はい]をクリックして処理を続行します。

    選択したStorage VMの関連付けがリストから削除されます。

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