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クラウド階層へのデータの移動が必要なFabricPoolアグリゲート上のボリュームを特定するレポートの作成

現在FabricPoolアグリゲートにあってクラウド階層に関する推奨事項があり、さらに大量のコールド データがあるボリュームのリストを記載したレポートを作成できます。このレポートを使用して、特定のボリュームの階層化ポリシーを「自動」または「すべて」に変更して、より多くのコールド データをクラウド階層にオフロードする必要があるかどうかを判断できます。

要件

  • アプリケーション管理者またはストレージ管理者のロールが必要です。

  • FabricPoolアグリゲートを設定しておく必要があります。また、それらのアグリゲート上にボリュームが必要です。

次の手順を実行して、必要な列を正しい順序で表示するカスタム ビューを作成し、そのビューのレポートを生成するようにスケジュール設定します。

手順
  1. 左側のナビゲーション ペインで、[ストレージ] > [ボリューム]をクリックします。

  2. [表示]メニューで、[パフォーマンス] > [すべてのボリューム]を選択します。

  3. ディスク タイプ」列がビューに表示されていることを確認します。

    他の列を追加または削除して、レポートにとって重要なビューを作成します。

  4. ディスク タイプ」列を「クラウドの推奨事項」列の近くにドラッグ アンド ドロップします。

  5. フィルター アイコンをクリックして次の3つのフィルターを追加し、[フィルタを適用]をクリックします。

    • ディスク タイプにFabricPoolが含まれる

    • クラウドに関する推奨事項に階層が含まれる

    • コールド データが10GBを超える

      filter cold data 2

  6. [コールド データ]列の上部をクリックして、コールド データの量が最も多いボリュームがビューの先頭に表示されるようにします。

  7. ビューの内容を表す名前でビューを保存します(例:「Vols change tiering policy」)。report vol cold data

  8. インベントリ ページの[スケジュール済みレポート]ボタンをクリックします。

  9. 新しいレポートのスケジュールを定義できるように、[スケジュールを追加]をクリックして[レポート スケジュール]ページに新しい行を追加します。

  10. レポート スケジュールの名前を入力し、他のレポート フィールドに情報を入力して、行の末尾にあるチェック マーク(blue check)をクリックします。

    テスト レポートがすぐに送信されます。以降、指定した頻度でレポートが生成され、リスト内の受信者にEメールで送信されます。

レポートに表示された結果を基に、ONTAP System ManagerまたはONTAP CLIを使用して、特定のボリュームの階層化ポリシーを「自動」または「すべて」に変更し、より多くのコールド データをクラウド階層にオフロードできます。

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