Active IQ Unified Manager 9.13

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ノード リソース過剰使用パフォーマンス イベントへの対処

1つのノードが運用効率の上限を超えて稼働していて、ワークロードのレイテンシに影響を及ぼしている可能性がある場合、Unified Managerでノード リソース過剰使用警告イベントが生成されます。これらのシステム定義のイベントにより、多くのワークロードにレイテンシの影響が及ぶ前に潜在的な問題に対処することができます。

要件

  • オペレータ、アプリケーション管理者、またはストレージ管理者のロールが必要です。

  • 新規または廃止のパフォーマンス イベントが存在する必要があります。

Unified Managerでは、パフォーマンス容量の使用率が30分以上にわたって100%を超えているノードが見つかると、ノード リソース過剰使用ポリシーの違反とみなして警告イベントを生成します。

このタイプのパフォーマンスの問題には、ONTAP System ManagerまたはONTAPコマンドを使用して次のように対処できます。

  • QoSポリシーを作成してシステム リソースの使用率が高いボリュームやLUNに適用する。

  • ワークロードが適用されているポリシー グループのQoSの最大スループット制限を小さくする。

  • 別のアグリゲートやノードへのワークロードの移動

  • ノードにディスクを追加するか、ノードのCPUやRAMをアップグレードして、ノードの容量を増やす。

手順
  1. [イベントの詳細]ページを表示してイベントに関する情報を確認します。

  2. [説明]で、イベントの原因となったしきい値の違反に関する説明を確認します。

    たとえば、「simplicity-02 の使用済みパフォーマンス容量が 139% のため、警告イベントがトリガーされました。データ処理装置にパフォーマンスの問題がある可能性があります」というメッセージは、ノードsimplicity-02のパフォーマンス容量の使用率が高く、ノードのパフォーマンスに影響を及ぼしていることを示しています。

  3. [システム診断]セクションで、ノードで使用されているパフォーマンス容量のグラフ、上位のワークロードで使用されている平均ストレージIOPSのグラフ、および上位のワークロードのレイテンシのグラフの3つを確認します。これらのグラフを確認することで、ノードのレイテンシの原因となっているワークロードを特定することができます。

    どのワークロードにQoSポリシーが適用されていて、どのワークロードに適用されていないかを表示するには、IOPSグラフにカーソルを合わせます。

  4. [推奨される操作]セクションで、推奨される対処方法を確認し、ワークロードのレイテンシの上昇を防ぐために実行する操作を決定します。

    必要に応じて、[ヘルプ]ボタンをクリックして、パフォーマンス イベントを解決するために推奨される操作の詳細を確認します。

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