このワークフローでは、ストレージフェイルオーバーインターコネクトリンクの停止状態をスキャンし、評価して解決する方法の例を示します。このシナリオでは、管理者が、ノードでONTAPバージョンのアップグレードを開始する前にUnified Managerを使用してストレージフェイルオーバーのリスクがないかをスキャンします。

要件

オペレータ、アプリケーション管理者、またはストレージ管理者のロールが必要です。

無停止アップグレードの実行中にHAペアノード間のストレージフェイルオーバーインターコネクトで障害が発生すると、アップグレードは失敗します。このため、一般的には、管理者がアップグレードの開始前にアップグレード対象のクラスタノードでストレージフェイルオーバーの信頼性を監視して確認します。

手順

左側のナビゲーションペインで、[イベント管理]をクリックします。
[イベント管理]インベントリページで、[アクティブな可用性イベント]を選択します。
[イベント管理]インベントリページの[名前]列の最上部でをクリックし、テキストボックスに「*failover」と入力して、表示対象をストレージフェイルオーバー関連のイベントに限定します。

ストレージフェイルオーバーの状態に関連する過去のイベントがすべて表示されます。

このシナリオでは、Unified Managerの[可用性インシデント]セクションに「ストレージフェイルオーバーインターコネクトの 1 つ以上のリンクが停止」イベントが表示されます。
[イベント管理]インベントリページにストレージフェイルオーバーに関連するイベントが1つ以上表示された場合は、次の手順を実行します。
1. イベントタイトルのリンクをクリックして、そのイベントの詳細情報を表示します。
  
  この例では、イベントタイトル「ストレージフェイルオーバーインターコネクトの 1 つ以上のリンクが停止」をクリックします。
  
  そのイベントの[イベントの詳細]ページが表示されます。
2. [イベントの詳細]ページで、次のタスクを1つ以上実行できます。
  - [原因]フィールドでエラーメッセージを確認し、問題を評価します。
  - イベントを管理者に割り当てます。
  - イベントに応答します。

関連情報

[イベントの詳細]ページ

Unified Managerのユーザーロールと機能

Active IQ Unified Manager 9.13

ストレージ フェイルオーバー インターコネクト リンクの停止状態のスキャンと解決

ストレージフェイルオーバーインターコネクトリンクの停止状態のスキャンと解決