Active IQ Unified Manager 9.13

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データの継続性収集サイクルとは

データの継続性収集サイクルは、リアルタイムのクラスタ パフォーマンス収集サイクル(デフォルトでは5分間隔)以外のパフォーマンス データを収集します。データの継続性収集により、Unified Managerがリアルタイムのデータを収集できなかった期間の統計データを補完することができます。

Unified Managerは、次のイベントが発生したときにデータの継続性収集による履歴パフォーマンス データのポーリングを実行します。

  • クラスタが最初にUnified Managerに追加されたとき。

    Unified Managerは、過去15日間の履歴パフォーマンス データを収集します。これにより、クラスタが追加されてから数時間で2週間分の履歴パフォーマンス情報を表示できます。

    さらに、該当する期間にシステム定義のしきい値のイベントが発生していた場合はそれらのイベントも報告されます。

  • 現在のパフォーマンス データ収集サイクルが所定の時間に完了しなかったとき。

    リアルタイムのパフォーマンスのポーリングが5分間の収集期間内に完了しなかった場合、データの継続性収集サイクルが開始され、収集されなかった期間の情報が収集されます。データの継続性収集が実行されなかった場合、次の収集期間がスキップされます。

  • 次の状況により、Unified Managerに一時的にアクセスできなくなり、そのあとオンラインに戻ったとき。

    • Unified Managerが再起動された。

    • ソフトウェアのアップグレードやバックアップ ファイルの作成のためにUnified Managerがシャットダウンされた。

    • ネットワーク停止から復旧した。

  • 次の状況により、クラスタに一時的にアクセスできなくなり、そのあとオンラインに戻ったとき。

    • ネットワーク停止から復旧した。

    • 低速なワイド エリア ネットワーク接続により、通常のパフォーマンス データの収集に遅延が生じた。

データの継続性収集サイクルは、最大24時間の履歴データを収集できます。Unified Managerが停止した状態が24時間以上続くと、UIのページにパフォーマンス データが表示されない期間が発生します。

データの継続性収集サイクルとリアルタイムのデータ収集サイクルを同時に実行することはできません。データの継続性収集サイクルが完了してからでないと、リアルタイムのパフォーマンス データ収集は開始されません。データの継続性収集で1時間以上の履歴データの収集が必要な場合は、該当するクラスタに対して[通知]ペインの上部にバナー メッセージが表示されます。

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