スイッチオーバーとスイッチバックが発生した場合は、HAペアのプライマリークラスタとセカンダリークラスタ、およびvCenter Serverの検出が完了している必要があります。
HAペアのプライマリークラスタとセカンダリークラスタ、およびvCenter ServerがUnified Managerで管理されている必要があります。
ONTAPとvCenter Serverで必要なセットアップを完了しておく必要があります。

詳細については、「vCenter Serverの表示と追加」を参照してください。

データストアを表示する手順は次のとおりです。

[VMware] > [仮想マシン]ページで、データストアをホストするVMをクリックします。[Workload Analyzer]またはデータストアオブジェクトのリンクをクリックします。ボリュームまたはLUNをホストしているプライマリーサイトが正常に機能している標準的なシナリオでは、プライマリーサイトのvServerクラスタの詳細が表示されます。
災害が発生してセカンダリーサイトにスイッチオーバーしているシナリオでは、データストアのリンクをクリックするとセカンダリークラスタ内のボリュームまたはLUNのパフォーマンス指標が表示されます。情報は、クラスタとvServerの検出（取得）が完了したあとに反映されます。
スイッチバックが成功すると、データストアのリンクには、再びプライマリークラスタ内のボリュームまたはLUNのパフォーマンス指標が表示されます。情報は、クラスタとvServerの検出が完了したあとに反映されます。

Storage VMディザスタリカバリー構成のデータストアの表示

Storage VMディザスタリカバリー構成のデータストアを表示する前に、次の前提条件を確認してください。

スイッチオーバーとスイッチバックが発生した場合は、HAペアのプライマリークラスタとセカンダリークラスタ、およびvCenter Serverの検出が完了している必要があります。
ソースクラスタとデスティネーションクラスタ、およびStorage VMピアの両方がUnified Managerで管理されている必要があります。
ONTAPとvCenter Serverで必要なセットアップを完了しておく必要があります。
- NAS（NFSおよびVMFS）データストアの場合、災害発生時には、セカンダリーStorage VMの起動、データLIFとルートの確認、失われた接続のvCenter Serverでの確立、VMの起動の各手順が実行されます。
  
  プライマリーサイトへのスイッチバックでは、プライマリーサイトがデータの提供を開始する前にボリューム間でデータを同期する必要があります。
- SAN（VMFS用のiSCSIおよびFC）データストアの場合、vCenter ServerはマウントされたLUNをVMFS形式でフォーマットします。災害発生時には、セカンダリーStorage VMの起動、データLIFとルートの確認の各手順が実行されます。iSCSIターゲットのIPがプライマリーLIFと異なる場合は、IPを手動で追加する必要があります。新しいLUNが、ホストのストレージアダプターのiSCSIアダプターの下にデバイスとして表示される必要があります。以降は、新しいVMFSデータストアは新しいLUNを使用して作成し、古いVMは新しい名前で登録する必要があります。また、VMが動作している必要があります。
  
  リカバリー時には、ボリューム間でデータを同期する必要があります。同様に、新しいVMFSデータストアはLUNを使用して作成し、古いVMを新しい名前で登録する必要があります。
  
  設定については、ONTAPとvCenter Serverのドキュメントを参照してください。
  
  富士通マニュアルサイト

データストアを表示する手順は次のとおりです。

[VMware] > [仮想マシン]ページで、データストアをホストするVMインベントリをクリックします。データストアオブジェクトのリンクをクリックします。標準的なシナリオでは、プライマリーStorage VMのボリュームとLUNのパフォーマンスデータが表示されます。
災害が発生してセカンダリーサイトにスイッチオーバーしているシナリオでは、データストアのリンクをクリックするとセカンダリーStorage VM内のボリュームまたはLUNのパフォーマンス指標が表示されます。情報は、クラスタとvServerの検出（取得）が完了したあとに反映されます。
スイッチバックが成功すると、データストアのリンクには、再びプライマリーStorage VM内のボリュームまたはLUNのパフォーマンス指標が表示されます。情報は、クラスタとvServerの検出が完了したあとに反映されます。

サポート対象外のシナリオ

MetroCluster構成では次の制限があります。
- NORMAL状態とSWITCHOVER状態のクラスタのみが対象です。他の状態（PARTIAL_SWITCHOVER、PARTIAL_SWITCHBACK、NOT_REACHABLE）はサポートされません。PARTIAL_SWITCHOVER, PARTIAL_SWITCHBACK
- 自動スイッチオーバー（ASO）が有効でないかぎり、プライマリークラスタが停止した場合にセカンダリークラスタは検出されず、プライマリークラスタ内のボリュームまたはLUNのトポロジーが引き続き表示されます。
Storage VMディザスタリカバリー構成では次の制限があります。
- SANストレージ環境のSite Recovery Manager（SRM）またはStorage Replication Adapter（SRA）が有効になっている構成はサポートされません。

Active IQ Unified Manager 9.14

ディザスタ リカバリー構成内の仮想インフラの表示

MetroCluster構成のデータストアの表示

Storage VMディザスタ リカバリー構成のデータストアの表示

サポート対象外のシナリオ

ディザスタリカバリー構成内の仮想インフラの表示

Storage VMディザスタリカバリー構成のデータストアの表示