エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

Active IQ Unified Manager 9.14

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仮想インフラおよびハードウェア システムの要件

Unified Managerを仮想インフラまたは物理システムにインストールするには、メモリー、CPU、およびディスク スペースの最小要件を満たす必要があります。

次の表に、メモリー、CPU、およびディスク スペースの各リソースについて、推奨される値を示します。これらは、Unified Managerが許容されるパフォーマンス レベルを達成することが確認されている値です。

ハードウェア構成 推奨設定

RAM

12GB(最小要件は8GB)

プロセッサー

CPU×4

CPUサイクル

合計9572MHz(最小要件は9572MHz)

空きディスク スペース

150GB。割り当ては次のとおりです。

  • 50GBをルート パーティションに割り当て

  • 100GBの空きディスク スペースを/opt/netapp/dataディレクトリーに割り当て(LVMドライブにマウントするか、ターゲット システムに接続された別のローカル ディスクにマウント)

/optディレクトリーと/var/logディレクトリーが個別にマウントされる場合は、/optに15GB、/var/logに16GBの空きスペースがあることを確認します。/tmpディレクトリーには、10GB以上の空きスペースが必要です。

Unified Managerはメモリーの少ないシステムにもインストールできますが、推奨される12GBのRAMがあれば最適なパフォーマンスが保証されるだけでなく、拡張時にクラスタやストレージ オブジェクトの追加にも対応できます。Unified Managerを導入するVMにはメモリーの上限を設定しないでください。また、ソフトウェアがシステムで割り当てられているメモリーを利用できなくなる機能(バルーニングなど)は有効にしないでください。

さらに、1つのUnified Managerインスタンスで監視できるノードの数には上限があり、この上限を超える場合は2つ目のUnified Managerインスタンスをインストールします。

メモリー ページのスワッピングは、システムや管理アプリケーションのパフォーマンスにマイナスの影響を及ぼします。CPUリソースがホスト全体で競合して使用できなくなると、パフォーマンスが低下することがあります。

専用使用の要件

Unified Managerをインストールする物理システムまたは仮想システムは、他のアプリケーションとは共有せず、Unified Manager専用にする必要があります。他のアプリケーションにシステム リソースが消費されることで、Unified Managerのパフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。

バックアップ用のスペース要件

Unified Managerのバックアップとリストアの機能を使用する場合は、「データ」ディレクトリー(ディスク)に容量を追加して150GBのスペースを確保する必要があります。バックアップはローカルにもリモートにも保存できますが、Unified Managerホスト システムとは別の、150GB以上のスペースがあるリモートの場所に保存することを推奨します。

ホスト接続の要件

Unified Managerをインストールする物理システムまたは仮想システムは、ホスト自体からホスト名にpingを実行できるように設定する必要があります。IPv6構成の場合は、Unified Managerを正しくインストールするために、ホスト名へのping6が成功することを確認する必要があります。

本製品のWeb UIには、ホスト名(またはホストのIPアドレス)を使用してアクセスできます。導入時に静的IPアドレスを使用してネットワークを設定した場合は、指定したネットワーク ホストの名前を使用します。DHCPを使用してネットワークを設定した場合は、DNSからホスト名を取得します。

完全修飾ドメイン名(FQDN)またはIPアドレスの代わりに短縮名を使用したUnified Managerへのアクセスをユーザーに許可する場合は、短縮名が有効なFQDNに解決されるようにネットワークを設定する必要があります。

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