Active IQ Unified Manager 9.13

to English version

サポートされるUnified ManagerのCLIコマンド

ストレージ管理者は、CLIコマンドを使用して、クラスタ、アグリゲート、ボリューム、qtree、LUNなどのストレージ オブジェクトに対するクエリを実行することができます。CLIコマンドを使用して、Unified Managerの内部データベースとONTAPデータベースを照会できます。CLIコマンドは、処理の開始時や終了時に実行されるスクリプト、アラートがトリガーされたときに実行されるスクリプトでも使用できます。

いずれのコマンドを実行する際も、最初にum cli loginコマンドで認証用の有効なユーザー名とパスワードを指定する必要があります。

_um run_コマンドを実行するには、アカウントに_console_アプリケーション アクセスがあることを確認してください。
CLIコマンド 説明 出力

um cli login -u <username> [-p <password>]

CLIにログインします。セキュリティ上の理由から、「-u」オプションのあとにはユーザー名のみを入力してください。こうすることでパスワードの入力を求めるプロンプトが表示され、パスワードが履歴またはプロセス テーブルに記録されることはありません。セッションの有効期限はログインしてから3時間で、3時間を過ぎると再ログインが必要になります。

対応するメッセージが表示されます。

um cli logout

CLIからログアウトします。

対応するメッセージが表示されます。

um help

第1レベルのすべてのサブコマンドを表示します。

第1レベルのすべてのサブコマンドを表示します。

um run cmd [ -t <timeout> ] <cluster> <command>

1つまたは複数のホストでコマンドを実行する最も簡単な方法です。主にアラートのスクリプティングでONTAPの処理を取得または実行するために使用します。オプションのtimeout引数で、コマンドがクライアントで完了するのを待機する最大時間(秒)を設定できます。デフォルトは0(無期限に待機)です。

ONTAPから受け取った情報がそのまま表示されます。

um run query <sql command>

SQLクエリを実行します。実行できるクエリはデータベースからの読み取りだけです。更新、挿入、削除の各操作はサポートされません。

結果は表形式で表示されます。返される結果が空になる場合、構文エラーがある場合、または要求が無効な場合は、該当するエラー メッセージが表示されます。

um datasource add -u <username> -P <password> [ -t <protocol> ] [ -p <port> ] <hostname-or-ip>

管理対象ストレージ システムのリストにデータソースを追加します。データソースは、ストレージ システムへの接続方法を定義したものです。データソースを追加する際は、-u(ユーザー名)オプションと-P(パスワード)オプションを必ず指定する必要があります。オプションの-t(プロトコル)では、クラスタとの通信に使用するプロトコル(httpまたはhttps)を指定します。プロトコルが指定されていない場合は、両方のプロトコルが試行されます。オプションの-p(ポート)では、クラスタとの通信に使用するポートを指定します。ポートが指定されていない場合は、該当するプロトコルのデフォルト値が試行されます。このコマンドは、ストレージ管理者のみが実行できます。

ユーザーに証明書の承認を求め、対応するメッセージを表示します。

um datasource list [ <datasource-id>]

管理対象ストレージ システムのデータソースを表示します。

次の値が表形式で表示されます。ID Address Port, Protocol Acquisition Status, Analysis Status, Communication status, Acquisition Message, and Analysis Message

um datasource modify [ -h <hostname-or-ip> ] [ -u <username> ] [ -P <password> ] [ -t <protocol> ] [ -p <port> ] <datasource-id>

1つまたは複数のデータソース オプションを変更します。ストレージ管理者のみが実行できます。

対応するメッセージが表示されます。

um datasource remove <datasource-id>

Unified Managerからデータソース(クラスタ)を削除します。

対応するメッセージが表示されます。

um option list [ <option> .. ]

setコマンドを使用して設定できるすべてのオプションのリストを表示します。

次の値が表形式で表示されます。Name, Value, Default Value, and Requires Restart.

um option set <option-name>=<option-value> [ <option-name>=<option-value> …​ ]

1つまたは複数のオプションを設定します。このコマンドは、ストレージ管理者のみが実行できます。

対応するメッセージが表示されます。

um version

Unified Managerソフトウェアのバージョンを表示します。

Version ("9.6")

um lun list [-q] [ -ObjectType <object-id>]

指定したオブジェクトでフィルタリングしたLUNのリストを表示します。-qはヘッダーを非表示にするオプションで、すべてのコマンドで使用できます。ObjectTypeには、lun、qtree、cluster、volume、quota、svmのいずれかを指定できます。

次に例を示します。

um lun list -cluster 1

この例では、objectTypeが「-cluster」で、objectIdが「1」です。このコマンドを実行すると、IDが1のクラスタに含まれるすべてのLUNのリストが表示されます。

次の値が表形式で表示されます。ID and LUN path.

um svm list [-q] [ -ObjectType <object-id>]

指定したオブジェクトでフィルタリングしたStorage VMのリストを表示します。ObjectTypeには、lun、qtree、cluster、volume、quota、svmのいずれかを指定できます。

次に例を示します。

um svm list -cluster 1

この例では、objectTypeが「-cluster」で、objectIdが「1」です。このコマンドを実行すると、IDが1のクラスタに含まれるすべてのStorage VMのリストが表示されます。

次の値が表形式で表示されます。Name and Cluster ID.

um qtree list [-q] [ -ObjectType <object-id>]

指定したオブジェクトでフィルタリングしたqtreeのリストを表示します。-qはヘッダーを非表示にするオプションで、すべてのコマンドで使用できます。ObjectTypeには、lun、qtree、cluster、volume、quota、svmのいずれかを指定できます。

次に例を示します。

um qtree list -cluster 1

この例では、objectTypeが「-cluster」で、objectIdが「1」です。このコマンドを実行すると、IDが1のクラスタに含まれるすべてのqtreeのリストが表示されます。

次の値が表形式で表示されます。Qtree ID and Qtree Name.

um disk list [-q] [-ObjectType <object-id>]

指定したオブジェクトでフィルタリングしたディスクのリストを表示します。ObjectTypeには、disk、aggr、node、clusterのいずれかを指定できます。

次に例を示します。

um disk list -cluster 1

この例では、objectTypeが「-cluster」で、objectIdが「1」です。このコマンドを実行すると、IDが1のクラスタに含まれるすべてのディスクのリストが表示されます。

次の値が表形式で表示されます。ObjectType and object-id

um cluster list [-q] [-ObjectType <object-id>]

指定したオブジェクトでフィルタリングしたクラスタのリストを表示します。ObjectTypeには、disk、aggr、node、cluster、lun、qtree、volume、quota、svmのいずれかを指定できます。

次に例を示します。

um cluster list -aggr 1

この例では、objectTypeが「-aggr」で、objectIdが「1」です。このコマンドを実行すると、IDが1のアグリゲートが属しているクラスタが表示されます。

次の値が表形式で表示されます。Name, Full Name, Serial Number, Datasource Id, Last Refresh Time, and Resource Key

um cluster node list [-q] [-ObjectType <object-id>]

指定したオブジェクトでフィルタリングしたクラスタ ノードのリストを表示します。ObjectTypeには、disk、aggr、node、clusterのいずれかを指定できます。

次に例を示します。

um cluster node list -cluster 1

この例では、objectTypeが「-cluster」で、objectIdが「1」です。このコマンドを実行すると、IDが1のクラスタに含まれるすべてのノードのリストが表示されます。

次の値が表形式で表示されます。Name and Cluster ID

um volume list [-q] [-ObjectType <object-id>]

指定したオブジェクトでフィルタリングしたボリュームのリストを表示します。ObjectTypeには、lun、qtree、cluster、volume、quota、svm、aggregateのいずれかを指定できます。

次に例を示します。

um volume list -cluster 1

この例では、objectTypeが「-cluster」で、objectIdが「1」です。このコマンドを実行すると、IDが1のクラスタに含まれるすべてのボリュームのリストが表示されます。

次の値が表形式で表示されます。Volume ID and Volume Name

um quota user list [-q] [-ObjectType <object-id>]

指定したオブジェクトでフィルタリングしたクォータ ユーザーのリストを表示します。ObjectTypeには、qtree、cluster、volume、quota、svmのいずれかを指定できます。

次に例を示します。

um quota user list -cluster 1

この例では、objectTypeが「-cluster」で、objectIdが「1」です。このコマンドを実行すると、IDが1のクラスタに含まれるすべてのクォータ ユーザーのリストが表示されます。

次の値が表形式で表示されます。ID, Name, SID and Email

um aggr list [-q] [-ObjectType <object-id>]

指定したオブジェクトでフィルタリングしたアグリゲートのリストを表示します。ObjectTypeには、disk、aggr、node、cluster、volumeのいずれかを指定できます。

次に例を示します。

um aggr list -cluster 1

この例では、objectTypeが「-cluster」で、objectIdが「1」です。このコマンドを実行すると、IDが1のクラスタに含まれるすべてのアグリゲートのリストが表示されます。

次の値が表形式で表示されます。Aggr ID, and Aggr Name

um event ack <event-ids>

1つまたは複数のイベントに応答します。

対応するメッセージが表示されます。

um event resolve <event-ids>

1つまたは複数のイベントを解決します。

対応するメッセージが表示されます。

um event assign -u <username> <event-id>

イベントをユーザーに割り当てます。

対応するメッセージが表示されます。

um event list [ -s <source> ] [ -S <event-state-filter-list>.. ] [ <event-id> .. ]

システムまたはユーザーによって生成されたイベントのリストを表示します。ソース、状態、およびIDに基づいてイベントをフィルタリングできます。

次の値が表形式で表示されます。Source, Source type, Name, Severity, State, User and Timestamp

um backup restore -f <backup_file_path_and_name>

.7zファイルを使用してMySQLデータベース バックアップをリストアします。

対応するメッセージが表示されます。

Top of Page