Active IQ Unified Manager 9.13

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Unified Managerからパフォーマンス データを受信するためのGraphiteの設定

Graphiteは、コンピューター システムからパフォーマンス データを収集してグラフ化するオープン ソフトウェア ツールです。Unified Managerから統計データを受信するには、Graphiteサーバーとソフトウェアを適切に設定する必要があります。

富士通が、特定のバージョンのGraphiteまたはその他の他社製ツールをテストまたは検証することはありません。お客様責任でご使用ください。

インストール手順に従ってGraphiteをインストールしたら、Unified Managerから統計データを受信できるようにするために、次の変更を加える必要があります。

  • /opt/graphite/conf/carbon.confファイルで、Graphiteサーバーで1分間に作成可能なファイルの最大数を_200_に設定します(MAX_CREATES_PER_MINUTE = 200)。

    構成内のクラスタ数や送信することを選択した統計オブジェクトによっては、最初に何千もの新しいファイルの作成が必要になる場合があります。そのため、1分あたりの作成ファイル数が200の設定でも、最初の指標ファイルをすべて作成するのに15分以上かかることがあります。指標ファイルがすべて作成されれば、このパラメーターは以降関係ありません。

  • 導入したサーバーでIPv6アドレスを使用してGraphiteを実行している場合は、/opt/graphite/conf/carbon.confファイルのLINE_RECEIVER_INTERFACEの値を「0.0.0.0」から「::」に変更する必要があります(LINE_RECEIVER_INTERFACE = ::)。

  • /opt/graphite/conf/storage-schemas.confファイルで、retentionsパラメーターを使用して、頻度を5分、保持期間を環境に適した日数に設定する必要があります。

    保持期間は環境で許容される範囲であればいくらでも長く設定できますが、頻度は最低1つの保持設定で5分に設定する必要があります。次の例では、patternパラメーターを使用してUnified Manager用のセクションを定義し、最初の頻度を5分、保持期間を100日に設定しています。[OPM]

    pattern = ^fujitsu-performance\..

    retentions = 5m:100d

    デフォルトのベンダー タグを「fujitsu-performance」から変更した場合は、その変更をpatternパラメーターにも反映する必要があります。

Unified Managerサーバーがパフォーマンス データを送信する際にGraphiteサーバーが使用できないとデータは送信されず、その間のデータは収集されません。

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