Active IQ Unified Manager 9.13

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サポート バンドルの生成とアップロード

トラブルシューティングのサポートを受ける際に、診断情報を含むサポート バンドルを生成し、富士通のサポートに送信することができます。

Unified Manager 9.8以降では、Unified Managerサーバーがインターネットに接続されていれば、メンテナンス コンソールから富士通にサポート バンドルをアップロードすることもできます。

要件

メンテナンス コンソールにメンテナンス ユーザーとしてアクセスできる必要があります。

一部のタイプのサポート データは、クラスタ リソースを大量に使用したり、完了までに時間がかかるため、完全なサポート バンドルを選択した場合は、どのデータ タイプをバンドルに含めるか、または含めないかを指定してサポート バンドルのサイズを削減できます。30日分のログと構成データベース レコードのみを含む軽量なサポート バンドル(パフォーマンス データ、取得記録ファイル、サーバー ヒープ ダンプは含まれない)を作成することもできます。

Unified Managerでは、生成されたサポート バンドルのうち最新の2つだけが保持されます。それよりも古いサポート バンドルはシステムから削除されます。

手順
  1. メンテナンス コンソールの[Main Menu]で、[Support/Diagnostics]を選択します。

  2. サポート バンドルに含める詳細のレベルに応じて、[Generate Light Support Bundle]または[Generate Support Bundle]を選択します。

  3. 完全なサポート バンドルを選択した場合は、次のデータ タイプを選択または選択解除してサポート バンドルに含めるか除外するかを指定します。

    • database dump

      MySQL Serverデータベースのダンプ。

    • heap dump

      主要なUnified Managerサーバー プロセスの状態のSnapshot。このオプションはデフォルトでは無効になっており、富士通のサポートから要求された場合にのみ選択します。

    • acquisition recordings

      Unified Managerと監視対象クラスタの間の全通信の記録。

    すべてのデータ タイプを選択解除しても、それ以外のUnified Managerデータでサポート バンドルが生成されます。

  4. g」と入力し、Enterキーを押してサポート バンドルを生成します。

    サポート バンドルの生成ではメモリーが大量に消費されるため、この時点でサポート バンドルを生成するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。

  5. y」と入力し、Enterキーを押してサポート バンドルを生成します。

    この時点でサポート バンドルを生成しない場合は、「n」と入力してEnterキーを押します。

  6. 完全なサポート バンドルにデータベース ダンプ ファイルを含めるように指定した場合は、パフォーマンス統計の対象期間を指定するためのプロンプトが表示されます。パフォーマンス統計の取り込みには多くの時間とスペースが必要になることがあるため、取り込まずにデータベースをダンプすることもできます。

    1. 開始日を「YYYYMMDD」の形式で入力します。

      たとえば、2021年1月1日の場合は「20210101」と入力します。パフォーマンス統計を含めない場合は「n」と入力します。

    2. 統計を収集する期間(指定した開始日の午前0時からの日数)を入力します。

      1から10までの数値を入力できます。

    パフォーマンス統計を含める場合は、収集期間が表示されます。

  7. サポート バンドルが作成されると、Fujitsuにアップロードするかどうかを確認するメッセージが表示されます。「y」と入力し、Enterキーを押します。

    サポート ケース番号を入力するように求められます。

  8. ケース番号がすでにある場合は、その番号を入力してEnterキーを押します。それ以外の場合は、そのままEnterキーを押します。

    サポート バンドルがFujitsuにアップロードされます。

Unified Managerサーバーがインターネットに接続されていない場合や何らかの理由でサポート バンドルをアップロードできない場合は、手動で取得して送信できます。取得するには、SFTPクライアントを使用するか、UNIXまたはLinuxのCLIコマンドを使用します。Windows環境では、リモート デスクトップ(RDP)を使用してサポート バンドルを取得することができます。

生成されたサポート バンドルは、VMwareシステムの場合は/supportディレクトリー、Linuxシステムの場合は/opt/netapp/data/support/、Windowsシステムの場合はProgramData\Fujitsu\OnCommandAppData\ocum\supportに格納されます。

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