エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

Active IQ Unified Manager 9.14

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遅延の問題の解決

このワークフローでは、遅延の問題を解決する方法の例を示します。このシナリオでは、管理者またはオペレータが、Unified Managerの[ダッシュボード]ページにアクセスして保護関係に問題がないかを確認し、問題がある場合は解決策を探します。

要件

アプリケーション管理者またはストレージ管理者のロールが必要です。

[ダッシュボード]ページで、[未解決のインシデントとリスク]領域を参照すると、[保護]ペインの[保護のリスク]の下にSnapMirror遅延エラーが表示されています。

手順
  1. [ダッシュボード]ページの[保護]ペインで、SnapMirror関係の遅延エラーを探してクリックします。

    遅延エラー イベントの[イベントの詳細]ページが表示されます。

  2. [イベントの詳細]ページで、次のタスクを1つ以上実行できます。

    • [サマリ]領域の[原因]フィールドに表示されるエラー メッセージを参照して、推奨される対処策がないかを確認します。

    • [サマリ]領域の[ソース]フィールドでオブジェクト(ここではボリューム)の名前をクリックして、ボリュームの詳細情報を表示します。

    • このイベントに関して追加されたメモを確認します。

    • イベントにメモを追加します。

    • イベントを特定のユーザーに割り当てます。

    • イベントを確認または解決します。

  3. このシナリオでは、[サマリ]領域の[ソース]フィールドでオブジェクト(ここではボリューム)の名前をクリックして、ボリュームの詳細情報を表示します。

    [ボリューム / 健全性の詳細]ページの[保護]タブが表示されます。

  4. [保護]タブで、トポロジー図を確認します。

    3つのボリュームで構成されるSnapMirrorカスケードの最後のボリュームで遅延エラーが発生していることがわかりました。選択したボリュームがダークグレーの線で囲まれます。ソース ボリュームから延びるオレンジ色の二重線は、SnapMirror関係のエラーを示しています。

    SnapMirror lag cascade topology
  5. SnapMirrorカスケード内の各ボリュームをクリックします。

    別のボリュームを選択すると、[サマリ]、[トポロジ]、[履歴]、[イベント]、[関連デバイス]、[関連するアラート]の各領域に表示される保護情報が、そのボリュームに関連する詳細情報に変わります。

  6. [サマリ]領域で、各ボリュームの[スケジュールの更新]フィールドに表示される情報アイコンにカーソルを合わせます。

    このシナリオでは、SnapMirrorポリシーがDPDefaultであり、SnapMirrorスケジュールが毎時5分に更新されます。関係内のすべてのボリュームが同時にSnapMirror転送を試行することがわかりました。

  7. 遅延の問題を解決するには、カスケードされたボリュームのうちの2つのスケジュールを変更して、ソースが転送を完了してからデスティネーションがSnapMirror転送を開始するようにします。

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