エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

Active IQ Unified Manager 9.14

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アラートの追加

特定のイベントが生成されたときに通知するようにアラートを設定できます。アラートは、単一のリソース、リソースのグループ、または特定の重大度タイプのイベントについて設定することができます。通知を受け取る頻度を指定したり、アラートにスクリプトを関連付けたりできます。

要件

  • イベントが生成されたときにActive IQ Unified Managerサーバーからユーザーに通知を送信できるように、通知に使用するユーザーのEメール アドレス、SMTPサーバー、SNMPトラップ ホストなどを設定しておく必要があります。

  • アラートをトリガーするリソースとイベント、および通知するユーザーのユーザー名またはEメール アドレスを確認しておく必要があります。

  • イベントに基づいてスクリプトを実行する場合は、[スクリプト]ページを使用してUnified Managerにスクリプトを追加しておく必要があります。

  • アプリケーション管理者またはストレージ管理者のロールが必要です。

アラートは、ここで説明する手順に従って[アラート セットアップ]ページで作成できるほか、イベントを受け取ったあとに[イベントの詳細]ページで直接作成することもできます。

手順
  1. 左側のナビゲーション ペインで、[ストレージ管理] > [アラート セットアップ]をクリックします。

  2. [アラート セットアップ]ページで[追加]をクリックします。

  3. [アラートの追加]ダイアログ ボックスで、[名前]をクリックし、アラートの名前と説明を入力します。

  4. [リソース]をクリックし、アラートの対象に含めるリソースまたは除外するリソースを選択します。

    リソースのグループを選択する場合は、[名前に次の文字を含む]フィールドにテキスト文字列を指定してフィルターを設定できます。指定したテキスト文字列に基づいて、フィルター ルールに一致するリソースのみが利用可能なリソースのリストに表示されます。テキスト文字列の指定では、大文字と小文字が区別されます。

    あるリソースが対象に含めるルールと除外するルールの両方に該当する場合は、除外するルールが優先され、除外されたリソースに関連するイベントについてはアラートが生成されません。

  5. [イベント]をクリックし、アラートをトリガーするイベントをイベント名またはイベントの重大度タイプに基づいて選択します。

    複数のイベントを選択するには、Ctrlキーを押しながら選択します。

  6. [操作]をクリックして、通知するユーザー、通知の頻度、およびSNMPトラップをトラップ レシーバに送信するかを選択し、アラートが生成されたときに実行するスクリプトを割り当てます。

    該当するユーザーのEメール アドレスを変更し、その後アラートを編集するために開くと、[名前]フィールドは空欄になります。これは、Eメールが変更されたことでユーザーとのマッピングが無効になったためです。また、選択したユーザーのEメール アドレスを[ユーザー]ページで変更した場合、変更後のEメール アドレスは反映されません。

    SNMPトラップを使用してユーザーに通知することもできます。

  7. [保存]をクリックします。

アラートの追加例

ここでは、次の要件を満たすアラートを作成する例を示します。

  • アラート名:HealthTest

  • リソース:名前に「abc」を含むすべてのボリュームを対象に含め、名前に「xyz」を含むすべてのボリュームを対象から除外する

  • イベント:健全性に関するすべての重大なイベントを対象に含める

  • 処理:「Test」スクリプトを割り当て、「sample@domain.com」のユーザーに15分ごとに通知する

[アラートを追加]ダイアログ ボックスで、次の手順を実行します。

手順
  1. [名前]をクリックし、[アラート名]フィールドに「HealthTest」と入力します。

  2. [リソース]をクリックし、[含める]タブでドロップダウン リストから[ボリューム]を選択します。

    1. [名前に次の文字を含む]フィールドに「abc」と入力して、名前に「abc」を含むボリュームを表示します。

    2. [使用可能なリソース]領域で[<<名前に次の文字を含むすべてのボリューム 'abc'>>]を選択し、[選択したリソース]領域に移します。

    3. [除外する]をクリックし、[名前に次の文字を含む]フィールドに「xyz」と入力して[追加]をクリックします。

  3. [イベント]をクリックし、[イベントの重大度]フィールドで[重大]を選択します。

  4. [一致イベント]領域で[すべての重大イベント]を選択し、[選択したイベント]領域に移動します。

  5. [操作]をクリックし、[アラートを通知するユーザー]フィールドに「sample@domain.com」と入力します。

  6. [通知間隔:15 分]を選択して、ユーザーに15分ごとに通知します。

    指定した期間、受信者に繰り返し通知を送信するようにアラートを設定できます。アラートに対してイベント通知をアクティブにする時間を決める必要があります。

  7. [実行するスクリプトを選択してください]メニューで、[Test]スクリプトを選択します。

  8. [保存]をクリックします。

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