Active IQ Unified Manager 9.13

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ローカル ノード上にのみ存在するワークロードに基づくノードIOPSの表示

ノードのIOPSカウンタ グラフでは、リモート ノード上のボリュームに対する読み取り / 書き込み処理を実行するために、処理がネットワークLIFを使用してローカル ノードのみを経由する箇所を特定できます。IOPSの「合計(ローカル)」グラフと「内訳(ローカル)」グラフには、現在のノード上のみのローカル ボリュームに含まれるデータのIOPSが表示されます。

これらのカウンタ グラフの「ローカル」バージョンは、ローカル ボリューム上のデータの統計のみを表示するパフォーマンス容量と利用率のノード グラフに似ています。

これらのカウンタ グラフの「ローカル」バージョンと通常の「合計」バージョンのカウンタ グラフを比較することで、ローカル ノードを経由してリモート ノード上のボリュームにアクセスしているトラフィックが大量にあるかどうかを確認できます。ローカル ノードを経由してリモート ノード上のボリュームにアクセスしている処理が多すぎるとパフォーマンスの問題を引き起こすことがあり、ノードにおける高利用率として報告される可能性があります。このような場合は、ボリュームをローカル ノードに移動したり、ホストからそのボリュームにアクセスしているトラフィックを接続可能なリモート ノードにLIFを作成したりすることができます。

手順
  1. 選択したノードの[パフォーマンス / ノード エクスプローラ]ページで、IOPSグラフのドロップダウン メニューから[合計]を選択します。

    [IOPS - 合計]グラフが表示されます。

  2. [ズーム ビュー]をクリックして、新しいブラウザー タブに拡大したグラフを表示します。

  3. [パフォーマンス / ノード エクスプローラ]ページに戻り、IOPSグラフのドロップダウン メニューから[合計(ローカル)]を選択します。

    [IOPS - 合計(ローカル)]グラフが表示されます。

  4. [ズーム ビュー]をクリックして、新しいブラウザー タブに拡大したグラフを表示します。

  5. グラフを並べて表示し、IOPS値が大きく異なっている領域を特定します。

  6. これらの領域にカーソルを合わせて、特定の時点におけるローカルと合計のIOPSを比較します。

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