エフサステクノロジーズ株式会社

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Active IQ Unified Manager 9.14

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MetroCluster構成の監視

MetroCluster構成の接続の問題を監視することができます。クラスタ内のコンポーネントおよび接続のステータス、MetroCluster構成のクラスタ間の接続ステータスなどの詳細情報を確認できます。ここでは、MetroCluster over IP構成で保護されているクラスタの接続の問題を監視する方法について説明します。

MetroCluster構成は、Active IQ Unified Managerの左側のナビゲーション ペインから表示する次のビューで監視できます。

  • [ストレージ] > [クラスタ] > [保護:MetroCluster]ビュー

  • [保護] > [関係] > [関係:MetroCluster]ビュー

Unified Managerでは、システム健全性アラートを使用して、MetroCluster構成のコンポーネントおよび接続のステータスを示します。

要件

  • MetroCluster構成のローカル クラスタとリモート クラスタの両方を、Active IQ Unified Managerに追加する必要があります。

  • MetroCluster over IP構成では、Mediatorがサポートされる場合は、対応するAPIでMediatorを設定してクラスタに追加する必要があります。

  • オペレータ、アプリケーション管理者、またはストレージ管理者のロールが必要です。

MetroCluster over IP構成の接続の問題の監視

MetroCluster over IP構成のクラスタの場合は、接続チャートが[クラスタ]ページに表示されます。次の手順を実行します。

手順
  1. 左側のナビゲーション ペインで、[ストレージ] > [クラスタ]をクリックします。

    監視対象であるすべてのクラスタのリストが表示されます。

  2. [保護:MetroCluster]ビューで、MetroCluster over IP構成の詳細を表示するクラスタの名前をクリックします。または、MetroCluster構成のクラスタでフィルターすることもできます。

  3. キャレット(v)アイコンをクリックして行を展開します。キャレット アイコンは、MetroCluster over IP構成で保護されているクラスタにのみ表示されます。

    ソース サイトとミラー サイトのトポロジー、および接続に使用されていればMediatorを表示できます。表示できる情報は次のとおりです。

    • サイト間の接続

    • 両方のサイトの健全性と可用性の問題(ある場合)

    • Mediator関連の問題

    • レプリケーション関連の問題

      報告されるステータスは、重大(sev critical um60)、エラー(sev error um60)、または正常(sev normal um60)です。同じトポロジー内のプライマリー データとミラー データ間のアグリゲート データのレプリケーション ステータスも表示できます。

      次の図では、ソース クラスタとデスティネーション クラスタ間にサイト間接続がなく、クラスタ間にMediatorが設定されていないことがわかります。

      A UI screenshot that shows the topology of the source and mirror sites

  4. ステータス アイコンをクリックします。エラー定義を含むメッセージが表示されます。MetroCluster over IP構成で問題に対するイベントが発生した場合は、メッセージの[イベントの表示]ボタンをクリックしてイベントの詳細を表示できます。問題とイベントを解決すると、このトポロジーのステータス アイコンは正常(sev normal um60)に変わります。

  5. [クラスタ / 健全性の詳細]ページの[構成]タブにある[MetroCluster の概要]セクションと[保護]セクションで、さらに詳しい構成内容を表示できます。

[クラスタ]ページでクラスタのトポロジーを表示できるのは、MetroCluster over IP構成の場合のみです。

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