Active IQ Unified Manager 9.14
APIを使用したストレージ ワークロードの変更
ストレージ ワークロードを変更するには、パラメーターが不足しているLUNまたはファイル共有を更新するか、既存のパラメーターを変更します。
このワークフローは、LUNとファイル共有のパフォーマンス サービス レベルを更新する例を示しています。
ワークフローは、LUNまたはファイル共有がパフォーマンス サービス レベルでプロビジョニングされていることを前提としています。 |
ファイル共有の変更
ファイル共有の変更では、次のパラメーターを更新できます。
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容量またはサイズ
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オンラインまたはオフラインの設定
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ストレージ効率化ポリシー
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パフォーマンス サービス レベル
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アクセス制御リスト(ACL)の設定
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エクスポート ポリシーの設定。エクスポート ポリシー パラメーターを削除して、ファイル共有のデフォルト(空)のエクスポート ポリシー ルールに戻すこともできます。
1回のAPIの実行で更新できるパラメーターは1つだけです。 |
この手順では、パフォーマンス サービス レベルをファイル共有に追加する方法について説明します。その他のファイル共有プロパティを更新する場合にも、同じ手順を使用できます。
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更新するファイル共有のCIFS共有キーまたはNFSファイル共有キーを取得します。このAPIは、データセンター上のすべてのファイル共有を照会します。ファイル共有キーがすでにわかっている場合は、この手順を省略してください。
カテゴリー HTTP動詞 パス storage-provider
GET
/storage-provider/file-shares
-
取得したファイル共有キーを指定して次のAPIを実行し、ファイル共有の詳細を表示します。
カテゴリー HTTP動詞 パス storage-provider
GET
/storage-provider/file-shares/{key}
出力内のファイル共有の詳細を確認します。
"assigned_performance_service_level": { "key": null, "name": "Unassigned", "peak_iops": null, "expected_iops": null, "_links": {} },
-
このファイル共有に割り当てるパフォーマンス サービス レベルのキーを取得します。現在、ポリシーは割り当てられていません。
カテゴリー HTTP動詞 パス Performance Service Level
GET
/storage-provider/performance-service-levels
system_defined
入力パラメーターにtrue
を設定すると、システム定義のパフォーマンス サービス レベルの詳細を取得できます。出力から、ファイル共有に適用するパフォーマンス サービス レベルのキーを取得します。 -
ファイル共有にパフォーマンス サービス レベルを適用します。
カテゴリー HTTP動詞 パス storage-provider
PATCH
/storage-provider/file-shares/{key}
入力では、更新するパラメーターのみをファイル共有キーとともに指定する必要があります。ここでは、パフォーマンス サービス レベルのキーを指定します。
cURLの例
curl -X POST "https://<hostname>/api/storage-provider/file-shares"`-H "accept: application/json" -H "Authorization: Basic <Base64EncodedCredentials>" -d "{ \"performance_service_level\": { \"key\": \"1251e51b-069f-11ea-980d-fa163e82bbf2\" }, }"
JSON出力にジョブ オブジェクトが表示されます。このジョブ オブジェクトを使用して、ホーム ノードとパートナー ノードのアクセス エンドポイントが作成されたかを確認することができます。
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出力に表示されたジョブ オブジェクト キーを使用して、パフォーマンス サービス レベルがファイル共有に追加されているかを確認します。
カテゴリー HTTP動詞 パス management-server
GET
/management-server/jobs/{key}
ジョブ オブジェクトのIDで照会すると、ファイル共有が更新されたかを確認できます。正しく処理されていなかった場合は、問題を解決してからAPIを再度実行します。作成に成功したら、ファイル共有を照会して、変更されたオブジェクトを確認します。
カテゴリー HTTP動詞 パス storage-provider
GET
/storage-provider/file-shares/{key}
出力内のファイル共有の詳細を確認します。
"assigned_performance_service_level": { "key": "1251e51b-069f-11ea-980d-fa163e82bbf2", "name": "Value", "peak_iops": 75, "expected_iops": 75, "_links": { "self": { "href": "/api/storage-provider/performance-service-levels/1251e51b-069f-11ea-980d-fa163e82bbf2" } }
LUNの更新
LUNの更新では、次のパラメーターを変更できます。
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容量またはサイズ
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オンラインまたはオフラインの設定
-
ストレージ効率化ポリシー
-
パフォーマンス サービス レベル
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LUNマップ
1回のAPIの実行で更新できるパラメーターは1つだけです。 |
この手順では、パフォーマンス サービス レベルをLUNに追加する方法について説明します。その他のLUNプロパティを更新する場合にも、同じ手順を使用できます。
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更新するLUNのLUNキーを取得します。このAPIは、データセンター内のすべてのLUNの詳細を返します。LUNキーがすでにわかっている場合は、この手順を省略してください。
カテゴリー HTTP動詞 パス storage-provider
GET
/storage-provider/luns
-
取得したLUNキーを指定して次のAPIを実行し、LUNの詳細を表示します。
カテゴリー HTTP動詞 パス storage-provider
GET
/storage-provider/luns/{key}
出力内のLUNの詳細を確認します。このLUNにはパフォーマンス サービス レベルが割り当てられていないことがわかります。
JSON出力例
"assigned_performance_service_level": { "key": null, "name": "Unassigned", "peak_iops": null, "expected_iops": null, "_links": {} },
-
LUNに割り当てるパフォーマンス サービス レベルのキーを取得します。
カテゴリー HTTP動詞 パス Performance Service Level
GET
/storage-provider/performance-service-levels
system_defined
入力パラメーターにtrue
を設定すると、システム定義のパフォーマンス サービス レベルの詳細を取得できます。出力から、LUNに適用するパフォーマンス サービス レベルのキーを取得します。 -
LUNにパフォーマンス サービス レベルを適用します。
カテゴリー HTTP動詞 パス storage-provider
PATCH
/storage-provider/lun/{key}
入力では、更新するパラメーターのみをLUNキーとともに指定する必要があります。ここでは、パフォーマンス サービス レベルのキーを指定します。
cURLの例
curl -X PATCH "https://<hostname>/api/storage-provider/luns/7d5a59b3-953a-11e8-8857-00a098dcc959" -H "accept: application/json" -H "Content-Type: application/json" H "Authorization: Basic <Base64EncodedCredentials>" -d "{ \"performance_service_level\": { \"key\": \"1251e51b-069f-11ea-980d-fa163e82bbf2\" }"
JSON出力にジョブ オブジェクト キーが表示され、更新したLUNの検証に使用できます。
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取得したLUNキーを指定して次のAPIを実行し、LUNの詳細を表示します。
カテゴリー HTTP動詞 パス storage-provider
GET
/storage-provider/luns/{key}
出力内のLUNの詳細を確認します。このLUNにパフォーマンス サービス レベルが割り当てられていることがわかります。
JSON出力例
"assigned_performance_service_level": { "key": "1251e51b-069f-11ea-980d-fa163e82bbf2", "name": "Value", "peak_iops": 75, "expected_iops": 75, "_links": { "self": { "href": "/api/storage-provider/performance-service-levels/1251e51b-069f-11ea-980d-fa163e82bbf2" }