Active IQ Unified Manager 9.13

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パフォーマンス カウンタ グラフのタイプ

標準のパフォーマンス グラフには、選択したストレージ オブジェクトのカウンタの値が表示されます。内訳カウンタ グラフには、合計値が読み取り、書き込み、およびその他のカテゴリーに分けて表示されます。さらに、一部の内訳カウンタ グラフには、その他の詳細情報が表示されます(グラフがズーム ビューに表示される場合)。

次の表は、使用可能なパフォーマンス カウンタ グラフを示しています。

使用可能なグラフ 説明

イベント

ルート オブジェクトの統計グラフに関連し、重大、エラー、警告、情報のイベントが表示されます。パフォーマンス イベントに加えて健全性イベントも表示されるため、パフォーマンスに影響する可能性がある原因を総合的に確認できます。

レイテンシ - 合計

アプリケーションの要求に応答するまでのミリ秒数。平均レイテンシの値は、I/Oの重み付きの値です。

レイテンシ - 内訳

[レイテンシ - 合計]と同じ情報が表示されますが、パフォーマンス データが読み取り、書き込み、その他のレイテンシに分けて表示されます。このグラフは、選択したオブジェクトがSVM、ノード、アグリゲート、ボリューム、LUN、またはネームスペースである場合にのみ表示されます。

レイテンシ - クラスタ コンポーネント

[レイテンシ - 合計]と同じ情報が表示されますが、パフォーマンス データがクラスタ コンポーネントごとのレイテンシに分けて表示されます。このグラフは、選択したオブジェクトがボリュームの場合にのみ表示されます。

IOPS - 合計

1秒あたりの入出力処理数。特定のノードに対して表示される場合、「合計」を選択すると、そのノードを経由する(ローカル ノードまたはリモート ノード上の)データのIOPSが表示されます。「合計(ローカル)」を選択すると、現在のノード上のデータのIOPSが表示されます。

IOPS - 内訳

[IOPS - 合計]と同じ情報が表示されますが、パフォーマンス データが読み取りIOPS、書き込みIOPS、その他のIOPSに分けて表示されます。このグラフは、選択したオブジェクトがSVM、ノード、アグリゲート、ボリューム、LUN、またはネームスペースである場合にのみ表示されます。

ズーム ビューに表示される場合、ボリュームのグラフにはQoS最小 / 最大スループット値が表示されます(ONTAPで設定されている場合)。

特定のノードに対して表示される場合、「内訳」を選択すると、そのノードを経由する(ローカル ノードまたはリモート ノード上の)データのIOPSの内訳が表示されます。「内訳(ローカル)」を選択すると、現在のノード上のデータのIOPSの内訳が表示されます。

IOPS - プロトコル

[IOPS - 合計]と同じ情報が表示されますが、パフォーマンス データがCIFS、NFS、FCP、NVMe、iSCSIのプロトコル トラフィックの個々のグラフに分けて表示されます。このグラフは、選択したオブジェクトがSVMの場合にのみ表示されます。

IOPS/TB - 合計

ワークロードで消費される合計スペース(TB)に基づく、1秒間に処理される入出力処理数。I/O密度とも呼ばれます。このカウンタは、所定のストレージ容量で提供可能なパフォーマンスを示します。ズーム ビューに表示される場合、ボリュームのグラフにはQoS想定 / ピーク スループット値が表示されます(ONTAPで設定されている場合)。

このグラフは、選択したオブジェクトがボリュームの場合にのみ表示されます。

MBps - 合計

オブジェクトとの間で転送される1秒あたりのデータ量(MB)

MBps - 内訳

[MBps]グラフと同じ情報が表示されますが、スループット データがディスク読み取り、Flash Cache読み取り、書き込み、その他に分けて表示されます。ズーム ビューに表示される場合、ボリュームのグラフにはQoS最大スループット値が表示されます(ONTAPで設定されている場合)。

このグラフは、選択したオブジェクトがSVM、ノード、アグリゲート、ボリューム、LUN、またはネームスペースである場合にのみ表示されます。

Flash Cacheのデータは、ノードにFlash Cacheモジュールがインストールされている場合にノードについてのみ表示されます。

使用済みパフォーマンス容量 - 合計

ノードまたはアグリゲートによるパフォーマンス容量の消費率。

使用済みパフォーマンス容量 - 内訳

使用済みパフォーマンス容量。ユーザー プロトコルおよびシステムのバックグラウンド プロセスに分けて表示されます。また、空きパフォーマンス容量が表示されます。

使用可能な IOPS - 合計

このオブジェクトで現在使用可能な(空き)1秒あたりの入出力処理数。この数値は、Unified Managerで計算された(オブジェクトが実行可能な)合計IOPSから現在使用されているIOPSを引いたものです。このグラフは、選択したオブジェクトがノードまたはアグリゲートの場合にのみ表示されます。

使用状況 - 合計

オブジェクトの使用可能なリソースの利用率。利用率は、ノードの利用率(ノードの場合)、ドライブの利用率(アグリゲートの場合)、および帯域幅の利用率(ポートの場合)を示します。このグラフは、選択したオブジェクトがノード、アグリゲート、またはポートの場合にのみ表示されます。

キャッシュ ミス率 - 合計

クライアント アプリケーションからの読み取り要求に対してキャッシュからではなくドライブからデータが返される割合。このグラフは、選択したオブジェクトがボリュームの場合にのみ表示されます。

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