エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9.14

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既存の外部キー管理サーバー接続の削除 - アップグレード前

ONTAP 9.7以降にアップグレードする場合は、ONTAPをアップグレードする前に、コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して既存の外部キー管理(KMIP)サーバーの接続を削除する必要があります。

手順
  1. Storage Encryption (SE)ドライブがロック解除されて開いていること、デフォルトのメーカー セキュアーIDである「0x0」に設定されていることを確認します。

    storage encryption disk show -disk *
  2. advanced権限モードに切り替えます。

    set -privilege advanced
  3. デフォルトのメーカー セキュアーID「0x0」を使用して、FIPSキーを自己暗号化ドライブ(SED)に割り当てます。

    storage encryption disk modify -fips-key-id 0x0 -disk *
  4. すべてのドライブにFIPSキーが割り当てられたことを確認します。

    storage encryption disk show-status
  5. すべてのドライブのmodeがdataに設定されていることを確認します。

    storage encryption disk show
  6. 設定されているKMIPサーバーを表示します。

    security key-manager show
  7. 設定されているKMIPサーバーを削除します。

    security key-manager delete -address kmip_ip_address
  8. 外部キー管理ツールの設定を削除します。

    security key-manager delete-kmip-config
    この手順でStorage Encryption (SE)証明書が削除されることはありません。
次の手順

アップグレードの完了後に、KMIPサーバーの接続を再設定する必要があります。

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