エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

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QoSマーキング値の変更

IPspaceごとに、さまざまなプロトコルのサービス品質(QoS)マーキング値を変更できます。

開始する前に

クラスタ内のすべてのノードで同じバージョンのONTAPが実行されている必要があります。

手順

network qos-marking modify コマンドを使用してQoSマーキング値を変更します。

  • –ipspace パラメーターは、QoSマーキング エントリを変更するIPspaceを指定します。

  • –protocol パラメーターは、QoSマーキング エントリを変更するプロトコルを指定します。 network qos-marking modify のマニュアル ページには、プロトコルの有効な値が記載されています。

  • –dscp パラメーターは、Differentiated Services Code Point(DSCP)値を指定します。指定できる値の範囲は0~63です。

  • -is-enabled パラメーターは、–ipspace パラメーターで設定したIPspaceに指定されたプロトコルのQoSマーキングを有効または無効にする場合に使用します。

次のコマンドは、「Default」のIPspaceのNFSプロトコルに対してQoSマーキングを有効にします。

network qos-marking modify -ipspace Default -protocol NFS -is-enabled true

次のコマンドは、「Default」のIPspaceのNFSプロトコルに対してDSCP値を20に設定します。

network qos-marking modify -ipspace Default -protocol NFS -dscp 20
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