ONTAP 9.13

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SPにアクセスできるアカウント

SPにアクセスする際には、クレデンシャルを求められます。アプリケーション タイプ service-processor で作成されたクラスタ ユーザー アカウントは、クラスタの任意のノード上のSP CLIにアクセスできます。SPユーザー アカウントは、ONTAPから管理され、パスワードによって認証されます。ONTAP 9.9.1以降では、SPユーザー アカウントには admin ロールが必要です。

SPにアクセスするためのユーザー アカウントは、SP CLIではなくONTAPで管理します。クラスタ ユーザー アカウントを作成する security login create コマンドで -application パラメーターを service-processor に設定し、-authmethod パラメーターを password に設定した場合、そのアカウントはSPにアクセスできるようになります。SPではパスワード認証のみがサポートされます。

SPユーザー アカウントを作成する際には、-role パラメーターを指定する必要があります。

admin」というクラスタ ユーザー アカウントは、デフォルトで service-processor アプリケーション タイプを含んでおり、SPにアクセスできます。

ONTAPでは、システム用に予約されている名前(「root」や「naroot」など)を使用したユーザー アカウントを作成できないようになっています。システム用に予約されている名前を使用してクラスタまたはSPにアクセスすることはできません。

現在のSPユーザー アカウントを表示するには、security login show コマンドの -application service-processor パラメーターを使用します。

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